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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

先輩、そりゃ駄目だ

2009年11月23日 21時19分45秒 | バス運転士

あるバス停から二人の男(推定30歳前後)が乗ってきた。ずっと何か話していたようだが、ある時「人を待たせるということは、それだけで失礼だろうってことだよ」というような台詞が聞こえてきた。私は「ほぉ… 先輩の説教なのかな?」と思っていた。

それから数分後、携帯で通話している声が聞こえてきた。車内ミラーを見ると、その“推定先輩”であった。すぐにやめる気配もなく、声もやや大きめ… 私はバス停で止めて「バスの中で電話はやめてください」と言った。しかし、私の声が聞こえていないのか、ずっと話し続けていた。私はエンジンを切って、もう一度「電話をやめてください」と言った。すると“推定後輩”が小声で「電話やめろって…」と教えていたようだった。それなのに、その先輩は話が一段落するまで話し続け、電話が終わってもお詫びの言葉もなく、すぐに後輩と話し始めたのであった。なぁ、先輩よぉ… そんなことでは、後輩に「失礼だろう」なんて説教する資格はないぞ。