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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

小学生の通学で…

2009年11月27日 19時12分48秒 | バス運転士

昨日の午後、あるバス停から十数名の小学生が乗ってきた。その途中、男子A(推定4~5年生)がカードで精算したのだが、続く男子B(推定1~2年生)がポケットに手を突っ込んだまま立ち止まってしまった。すぐに男子Aが振り返って「Bくん、お金どうしたの?」と言った。続いて、Bくんの後ろにいた女子C(推定4~5年生)も「お金、もう入れたの? まだなの?」と言った。ただ黙って立っているBくんに対して、二人の喋りが速いこと速いこと… しかも女子Cが「私の分、もう出したんだよね?」とBくんに言い始めて… それに対して男子Aが「まだ出してないよなぁ?」とBくんに言って… すると女子Cが「ねぇ、私の分、出したでしょ?」と、今度はAくんに言い始めて… それに対して男子Aが「俺は自分の分しか出してないよ」と言って…

そんな状況の中、Bくんはただ黙って立っていた… 多分、どうして良いのか分からなくなっていたのだろう。私は「そんなに早口で二人が問い詰めても…」と思ったが、「ここで下手に加わっても逆効果かもしれない」と思い直し、三人(二人かな?)の会話を黙って聞いていた。すると、女子Cの背後にいた女子D(推定3~4年生)が「早くしてください!」と訴えたので、私は三人に「じゃあ… あとでいいかな?」と言って、着席を促してからバスを発車させた。それから数分間の“三者会談”の後、男子Bが運賃箱へ100円を入れに来た。私が「あらら… 女子Cの分は…」と思っていたところ、すぐに女子Cが100円を入れに来た。はぁ~、めでたしめでたし…