謎の警告音

車道の交通量はそれなりに多いが、歩道の歩行者や自転車はそれほど多くない…　そんな感じのところをサッサと歩いていたら、私の進行方向の信号が赤になったので立ち止まった。


しかし、前方からやって来た中学生らしき自転車軍団(７～８名)が、信号無視してこちらへ渡って来ようとした…　その時、「ピピピピピピィーッ！」と激しい笛の音が鳴り響いた。


驚いた中学生たちは慌ててブレーキを掛けて止まって引き返し、キョロキョロと周囲を見回していた。私も警察官らしき人物やパトカーなどを探したけれど、見つけることはできなかった。


信号が青に変わって車道の車は動き出し、彼らも私も横断歩道を渡り始めた。そして彼らは、横断歩道を渡りながら「誰だ？」「何だったんだ？」「変なの…」と口々に言っていた。


実はこのような“警告の笛吹き”を…　以前から私も「やってみたい」と思っていたのである。が、もちろん私は笛を持ち歩いたことさえありません。それにしても…　世の中には似たようなことを考える人がいるものですねぇ…