あるバス停で、お婆さんとお孫さんが一緒に降りたのだが… バスと歩道の間隔が広かったので、一旦車道へ下りてから歩道へ上がっ… 「コケッ」とお孫さんが転んだ。が、手を繋いでいたお婆さんがすぐに引き起こして歩いて行った… セーフ、セーフ!
私が「ご乗車ありがとう~」と言いながら、あるバス停でバスを止め… 「おぉ~!」と複数のお婆さんの低い声が聞こえた。どうやら、バスが止まる前に立ち上がったお婆さんがバランスを崩し、知り合いのお婆さんにもたれかかったようだった… セーフ、セーフ!
あるバス停のすぐ先に2人の警察官が立っていて、何かの取り締まりをやっているようだった。私が乗降客扱いを終えた時、目の前の信号および後方の信号は赤になったところだった。そして、目の前の停止線で止まっている車も、後方から迫ってくる車もなかった。
そこで私は「どうせすぐに右車線へ移動するんだし、信号が変わって後方から迫る車に神経を使うくらいなら、安全な今のうちに…」と思って、発進すると同時にグイッとハンドルを切って右車線へ出た。“交差点直前の車線変更禁止部分”の黄色いラインを少し踏んだと思うが… セーフ、セー… フン!