朝8時過ぎ、某総合駅へ向かっている途中… 片側一車線の道路で「えっ!? こんなところから渋滞してるの? 雨だから? まさかの事故?」と思った。そして、そこから600mくらい先の交差点を右折するまでに、予定よりも10分くらい遅れてしまった。
昼寝休憩の時に、たまたま“その交差点を直進する路線”を走っていた運転士さんと会ったのだが、「(そこから更に400mくらい先にある)××の交差点を右折する車が結構いてさぁ… 15分も遅れちゃったよぉ~」と言っていた。
さて、交差点を右折してから3つのバス停で乗降客扱いをした私は「この先のバス停には“他系統の某総合駅行きバス”も来るから、本来は私のバスに乗るはずだった人たちは他系統のバスに乗って行ってしまったかも!?」と思ったのだが… そんな甘い話は何処にもなかった。
ほぼ満員に近い状態のバスに次から次へと乗られ… 私が「順に奥の方へお詰め願います」と言って… さらに前扉が閉まるかどうか分からないくらい乗られ… そんなことをやっているうちに、他系統のバスに背後を取られてポイントを…(レスリングじゃないんだから!)
で、私が“念のために”バス停に残っている人に対して、車外スピーカーを通して「扉を閉めますが、よろしいですか?」と尋ねると、先頭の人が「はい」と頷いてくれたのだが… その後ろにいた人が駆け込んでステップの上に立ったものだから、扉が閉まらなくなって… さらに発車が遅れて、気が付けば“3台目の他系統のバス”の影が迫っていた。
「次のバスがいつ来るか分からん!」というのであれば、無理しても乗ろうとする気持ちは分かるのだが… すぐ後ろに“そこから先はまったく同じ行き先のバス”が来ているのに… ちょっと見れば、後ろのバスの方が空いていると分かるはずなのだが… なんでだろう~??? これは私だけではなく、多くの(すべての?)運転士が言っている。
結局、何分遅れたのか分からなくなってしまったが、終点の某総合駅の降車停で時計を見たら、次の発車の2分前だった… 私は「このまますぐに乗り場へ着けなければ! 忘れ物チェックをやっている時間はないよなぁ…」と思った。
しかし、いざ乗り場へ行ってみたら“待っている乗客が数名だけ”だったので、私は「やっぱりチェックしよう。10秒か20秒か… ちょっと発車が遅れるかもしれないけど… 万が一ってこともあるから!」と思い直して、乗り場に着けてから大急ぎで忘れ物チェックをした。幸い、何もなく… 私は「お待たせしましたぁ~」と扉を開けた。そして、バスの行き先だけを案内してサッサと発車… 否、駆け込みのお爺さんを待ってから、落ち着いて発車した…