バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

10円玉! 10円玉! たまたま?

2014年11月04日 21時58分02秒 | バス運転士
◆夕方、あるバス停で乗った男性が「これは…」と言いながら500円玉を見せたので、私は「お釣りが出ますので、こちらへ…」と言いながら運賃投入口を指し示した。男性が500円玉を入れると、釣り銭が「ジャラジャラジャラ~!」と出て来たのだが、そこには“10円玉9枚”が含まれていた。


男性は驚いたような、納得いかないような… 何とも言えない表情を見せながら釣り銭を手に取ったのだが… それと同時に“10円玉切れランプ”が点灯してしまったので、私も「あちゃ~」という表情になってしまった。その後、終点に着いてから“50円玉2枚”を100円玉に、“10円玉10枚”を100円玉に逆両替(=50円玉と10円玉を補充)した。


◆あるバス停で乗った女性が200円だけ入れて行ったので、私は「すいませぇ~ん」と呼び止めて「9月から10円上がったんですよぉ…」と言った。すると、女性が財布の中に手を入れて小銭をジャラジャラやり始めたので、私は「すぐに10円玉が出てきそうだな」と思った。


しばらくして、女性が「カランカラン!」と2枚の硬貨を入れたので、私は「5円玉2枚かぁ~」と思ったのだが… なんと、それは10円玉2枚だったのである。しかも、女性は何を思ったのか、聞き間違えたのか… さらに財布の中から小銭を取り出そうとしていたのである。


慌てた私は「あ、もういいですよ」と言いながら、余分に入れた10円玉を返却するため、運賃箱の“返却ボタン”を… うっかり間違えて“精算完了ボタン”を押してしまい、10円は戻らずサヨナラ~! ミスした私は、マイ財布から10円を取り出したのだった…


◆某駅ターミナルの外にあるバス乗り場へ、発車時刻の3分くらい前に着けたところ、10人くらいが乗ったのだが… すぐに車内から“大きな携帯着信音”が聞こえてきた。私が「どうするのかなぁ~?」と思っていると、音が鳴っている携帯を手にしたお爺さんが、私の方を見ながらバスを降りたのである。そして「バスに乗るから… 5分か10分かしたら、こっちから電話するから…」と言って電話を切ると、再びバスに乗ったのだった… お爺さん… まさか、私のブログを読んだのかな? ハハハ…(ないない! たまたま!)