バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

A駅経由B駅行きの始発&その折り返し

2014年11月06日 22時59分59秒 | バス運転士
今朝、せっかく“例の叩きジジイが乗るかもしれないA駅経由B駅行きの始発”をやらせてもらったのに、またもや“空振り”に終わってしまった。まぁ、今回は既に6日ということもあり… 「1日か、それに近い日に乗る」と思っている私は、最初から期待していなかったけれど… ちょっと寂しかったりして!? ハハハ…


しかし、いつもの“文句たれ三婆”は乗ってきた。三婆が降りるA駅の3つ手前のバス停から1人… その次のバス停から2人… そして、時計をチラチラ見ながら「今日は早いね」「間に合うわ」「いつもこうなら…」などとブツブツ言っていた。そう、今朝はスムーズに走れたので、まったく遅れなかったのである。それでも、なぜか“文句を言っているように聞こえる”から不思議だ。ハハハ…


さて、その折り返し… B駅を出発して最初のバス停に、なんと“先客”がいたのである。それは、他系統のバスでも客扱い中のタクシーでもなく、××な大型トラックであった… そこは片側三車線の道路なのだが、だいたい左車線には何台ものトラックやダンプカーが止まっていて… バス停の4~5m前方に止まっていることも珍しくない。


しかし、今朝は“縦列駐車している大型車軍団最後尾のトラックの尻”がバス停の乗車位置(前扉を合わせる位置)を塞いでいて… 中扉を合わせるためのガードレールの切れ目は見えていたものの、私は「そこへ前扉を合わせれば乗車客扱いはスムーズだが、止まっているトラックとの距離がなさすぎて発進できないし… まぁ、左車線を走ってきてトラックの尻に突っ込む××な車はいないだろうから、歩道に寄せなくてもいいか」と思ったので、ハザードランプを点滅させながら真ん中車線で止まって乗車客扱いをした。


そして、発車する時には怒りの… 否、怒っている“ふり”のクラクションを鳴らした私であった。なぜ“ふり”なのかというと… ま、とりあえず「ダメだとアピールしておかなければ!」という義務感みたいなモノがある一方、いつものようにバスが入れるスペースがあったら、バス停で乗車客扱いをした後、止まっているトラックが邪魔&後続車の流れが速くて途切れず、すぐに発車できなかったけれど… 今日はすんなり発車できたからである。


実は、そのバス停は交差点を右折したところにあるので、乗降客扱いをしている間に信号が変わって直進後続車軍団がやってきてしまうことが多い。つまり、それより早く発車して行くと、その先の青信号に間に合うのだ。だから、後続車も止まってくれないんだよねぇ… また、だからこそ私も無理して入れてもらうのは気が引けるんだよねぇ… ということで、これからずっとトラックにバス停を占拠してもらって、真ん中車線でラクラク乗降客扱い&発車できるように…(お~い、思いっ切り後続車の邪魔しとるぞぉ~! 言っとることが矛盾しとるぞぉ~!)