雨の朝、通勤通学時間帯… あるバス停で2~3人が乗った後、最後に1人の生徒さんが乗ったのだが… 右手には傘&左手にはスマホ、肝心の定期券などは何処に?(ま、よくあるパターンで…) 彼女は運賃箱に傘を立てかけ、カバンの中に手を入れて黙々とガサゴソ… しかし、なかなか見つからない!(これも、よくあるパターンで…)
「多分、ICカードの定期券だろう」と思った私は「探しといて下さい」と言いながら、空いている席に座るように左手で示した。すると彼女は静かに(ま、要するに無言で…)中扉の前の席に座って、再びカバンの中に手を入れてガサゴソやり始めた。
私は「きっと終点の某駅まで乗って行くだろう。もしも定期券が見つからなければ、現金で払ってもらうしかないのだが… たまに、現金を持っていない生徒さんがいるからなぁ~ その場合は、学校で何とか工面してもらって、帰りにまとめて払って… でも、地下鉄はどうするんだろうか?」などと考えていた。
終点の某駅に到着して、いつもよりも多めの乗客が両扉からドッと降りて行き… 最後におじさんが前扉から降りて… 「ん? 最後!? あの生徒は何処へ行ったぁ~???」と思って、すぐに地下鉄の出入口の方を見たのだが、既に乗客の半数以上が地下に消えた後で… 制服姿の生徒さんが2~3人いたけれど、彼女ではないようだった。(これまた、よくある… 否、よくないパターンである!)
「まさかの乗り逃げ?」「地下鉄はどうするんだ?」「そういえば、途中でチラッと見た時には、スマホをいじっていたような…」「親に頼んで、定期券か現金を某駅に持ってきてもらうのか?」「それとも、定期券が出てきてホッとして… “定期券だから問題ない”と思って黙って行っちゃったのか?」「ひょっとして、途中で降りて家に帰ったのか!?」などと、アレコレ考えてしまった私の頭からは煙が出そうだった。
それと同時に「乗った時は他の乗客の前でもあり、恥ずかしさで何も言えなかったのは仕方がないとして… 終点では“定期券が出てきても出てこなくても”何か言うだろうと思っていたのだが… もしも、これが乗り逃げだったならば言語道断!」と、煙だけでなく湯気まで出そうに… ん? 彼女が出そうとしていたのは定期券ではなく、ラブレターだったんじゃないかって!? いや、それは有り得ないなぁ~! 果たし状か不幸の手紙だったらあるかもしれないけどね。ハハハ…
「多分、ICカードの定期券だろう」と思った私は「探しといて下さい」と言いながら、空いている席に座るように左手で示した。すると彼女は静かに(ま、要するに無言で…)中扉の前の席に座って、再びカバンの中に手を入れてガサゴソやり始めた。
私は「きっと終点の某駅まで乗って行くだろう。もしも定期券が見つからなければ、現金で払ってもらうしかないのだが… たまに、現金を持っていない生徒さんがいるからなぁ~ その場合は、学校で何とか工面してもらって、帰りにまとめて払って… でも、地下鉄はどうするんだろうか?」などと考えていた。
終点の某駅に到着して、いつもよりも多めの乗客が両扉からドッと降りて行き… 最後におじさんが前扉から降りて… 「ん? 最後!? あの生徒は何処へ行ったぁ~???」と思って、すぐに地下鉄の出入口の方を見たのだが、既に乗客の半数以上が地下に消えた後で… 制服姿の生徒さんが2~3人いたけれど、彼女ではないようだった。(これまた、よくある… 否、よくないパターンである!)
「まさかの乗り逃げ?」「地下鉄はどうするんだ?」「そういえば、途中でチラッと見た時には、スマホをいじっていたような…」「親に頼んで、定期券か現金を某駅に持ってきてもらうのか?」「それとも、定期券が出てきてホッとして… “定期券だから問題ない”と思って黙って行っちゃったのか?」「ひょっとして、途中で降りて家に帰ったのか!?」などと、アレコレ考えてしまった私の頭からは煙が出そうだった。
それと同時に「乗った時は他の乗客の前でもあり、恥ずかしさで何も言えなかったのは仕方がないとして… 終点では“定期券が出てきても出てこなくても”何か言うだろうと思っていたのだが… もしも、これが乗り逃げだったならば言語道断!」と、煙だけでなく湯気まで出そうに… ん? 彼女が出そうとしていたのは定期券ではなく、ラブレターだったんじゃないかって!? いや、それは有り得ないなぁ~! 果たし状か不幸の手紙だったらあるかもしれないけどね。ハハハ…