バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

梅雨半ば、好天に恵まれた日曜日に…

2016年06月26日 21時04分26秒 | バス運転士
朝、緩やかな左カーブを抜け、あるバス停を確認… そこには、単なるスポーツウェアではなく、明らかに“野球”と分かるユニフォーム姿の集団がいたので、私は「あぁ~ やっぱり、私のバスには男しか乗らないのかぁ~」と思いながらバス停で止まり、前扉を開けた。

すると、引率らしき男性が「子供13人、大人2人でお願いします」と言ったので、私は「ほらねぇ~ 引率まで男だもんなぁ~」と思いながら「子供… 1… 3… 大人… 2…」と呟きながら運賃箱のボタンを操作していたのだが、私の視界の左端を通り過ぎて行く少年たちに違和感を覚えた。

そう、彼ら… 否、彼女たちは“野球を愛する少女隊”だったのだ。ん? 本当はソフトボールじゃないかって!? う~む… でも、短パンじゃなかったからなぁ~ 多分、ベースボール… というか、種目なんてどうでもいいのだ! そのメンバーが男か女か、それが問題なのだ!(どういう問題なのだ?)

終点に到着して、乗車時に言われていた領収書(正確には領収確認書)を手渡そうと… すると、もう1人の引率らしき女性がやって来て… 私は心の中で「Oh~!」と…(Oh~って何だよ!) また、昼寝休憩後にも、あるバス停から営業所前ターミナルまで“スポーツウェア乙女軍団”を乗せ… 単純ボケ松井は、一日中ハッピーな気分だったとさ。めでたい奴、めでたい奴…