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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

こんな私に声を掛けるとは…

2018年07月15日 22時23分43秒 | いろいろ
夕方、「パソコンで使うヘッドホンを買おう」と思って、滅茶苦茶ラフな格好(よれよれの短パン&安っぽいTシャツ、裸足にサンダル履き)で近所の某家電量販店へ行った。実は、その格好には「安いヘッドホン以外に用事はないから、誰も私に声を掛けるんじゃないぞぉ~」というメッセージが込められていた…(ウソつけ! 着替えるのが面倒臭いだけだろうがぁ~!)

店内に入った私は、脇目も振らずに“ヘッドホンコーナー”へ向かった。ズラリと並んだ数千円もするヘッドホンを横目で見ながら、足早に奥の方へ進み… “テレビ用”と表示されている千円台のヘッドホンを手に取る私… 「コード(5m)は無駄に長いけど、耳に当てる部分が小さいし、音量調節ツマミも付いているし… これでいいか」と思った。

と、その時! すぐ近くから「あの、すいません…」という若い女性の声が聞こえたので、「こんな格好をしている私に声を掛けるとは… 一体、何者だ!?」と驚きながら左の方を見たところ、何かのアンケート用紙を持った可愛らしい女性が立っていたので、私は黙って“質問内容”を凝視… そして「あ、私に聞かれても… 何にもなりませんよ」と先制攻撃(否、防御!)を仕掛けた。

それでも彼女は「今、お使いのスマホについてなんですけど…」と話し始めたので、私はヘッドホンを持ったまま「はぁ… 何でしょう?」と質問に答え始めてしまった…(お姉さんと話ができるとなると、これだもんなぁ~ 正に、独居老人予備軍!?) 「契約会社は…」「a●です」「月々の電話代は…」「ほとんど通話しないので気にしていないんですよぉ~」「スマホ本体代も込みとか…」「ここのカウンターで、言われるままに契約したので… 分からないんですよぉ~」と、彼女が最初の項目で“●u”に○印を付けただけで会話は進んだ。

さらに、「グー●ルホームに興味は…」と聞かれた私は、「えっ!? グ●グルホーム??? あぁ~ 住宅のこと!?」と聞き返した。すると彼女が「いえ、そこの入口にも置いてあるんですけど… 見ませんでしたか? リビングなどに置いといて…」と言ったので、私は「あぁ~! あの… 人の声を聞いて判断して、勝手に音声を他人の家へ送っちゃったとかって… それはアメ●カのア●ゾンだったかな? ニュースでやってたやつだ」と答えた。

最後に、彼女が「スマホの買い換えとか…」と言ったのに対して、私が「この私が機種の買い換えなんてすると思う? 車は走ればいい、服は着れればいい、スマホはメールができればいい… そんな感じです」と微笑みながら答えると、彼女が「いえいえ、そんな… すいません、ヘッドホンを買いに来られたのに… それはテレビ用なんですね」と言ったので、私は「えぇ、パソコンで使おうと思って…」と答えたのだが…

「パソコンでも大丈夫なんですかねぇ…」という彼女の言葉を聞いて不安になった私が「多分… 大丈夫だと思うんだけど… まぁ、ダメだったとしても…」と答えている途中、彼女が「それはそれで許容しちゃうんですね」と言いながら笑ったので、私も一緒に笑って誤魔化しながら立ち去ろうとしたところ、彼女がポケットティッシュをくれたのだが… なんと! その中には彼女の連絡先が…(ないない! もしも電話番号が書いてあったとしても、それは“独居老人の相談窓口”だろ! ハハハ…)