バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

今が旬の路線!?

2018年07月07日 16時30分22秒 | バス運転士
先月下旬だったか… 点呼時に「JR某駅の路線に乗る男性(推定50代)が、運転士の案内不足やら何やらに対してイチャモンを付けるので、しっかりと案内をして下さい」と言われた(だからと言って、その男性のために「いつも以上のことをやろう」なんて思わないけれど…)。しかも、一度は乗客か誰かの通報によって、警察沙汰になったとか何とか…???(ホンマかいなぁ~ どんだけしつこいねん!)

先日、そのJR某駅の路線でのこと… あるバス停で乗った男性(推定アラフィフ)が助手席に座ったのだが、膝の上に置いたスマホ(?)と繋がっている“耳栓”から、女性演歌歌手のものと思われる声が小さく漏れていた。私は「まぁ、微かに聞こえる程度だから… エンジンを掛けて発車すれば周囲には聞こえないから問題ないか…」と思った。

ところが、バスが発進して間もなく… 小さかった音漏れが徐々に大きくなり… バス停を2つ進んだ辺りでは、バスのエンジン音に負けないくらいハッキリと聞こえるようになっていたのである。そこで私は「こっちを見たら、ジェスチャーで音漏れを指摘しよう」と思いながら、信号待ちの時に助手席のオッサンをガン見していたのだが… 気付いているのかいないのか、完全に無視されてしまった。

「こうなったら仕方がない… たまにはこっちから“口撃”を仕掛けるか!」と思った私は、その次のバス停で止まった時に… アイドリングストップをして、駐車ブレーキを掛けて、帽子をとって、シートベルトを外して、席を立っ… と、その時! オッサンが私の方を見たので、私は「う・る・さ・い」と口パクしながら自分の耳を指差した。すると、オッサンは大人しく音量を下げたのだった… う~む…

そういえば、私に「(運行支援システムの音声が)うるさい!」と怒鳴り散らしていたジジイもJR某駅の路線だったし… 今、最も旬な路線はココかもしれないなぁ~ うん、そうだ! ネタ探しのため… しばらくの間、私を“JR某駅路線専属運転士”にしてくれないかなぁ~ なんちゃって!(そんなこと言って… そこで自ら事故やミスをやらかすんじゃないぞぉ~ そういえば、オマエが“制覇”していない警察署は何処だっけ? ハハハ…)