バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

安全性の軽視! 笑いの神様?

2021年01月28日 18時10分44秒 | 仕分け作業(夜勤)
いつ頃からか… 夜中に行われる“仕分け作業・第一ラウンド”だけでは処理するべき荷物の数が目標に足りないのか、翌朝から行われる“仕分け作業・第二ラウンド”で処理しても間に合う荷物にまで手を出すようになり… それがまた結構な量で、重くて大きな荷物が多いこと…。。。薬物中毒患者が、最初は軽い気持ちで“それほど強くない禁止薬物”に手を出しただけだったのに、いつの間にか“もっと強い禁止薬物”を求めるようになってしまった… そんな感じだろうか? それが本社からの指示なのか、現場の正社員の野望なのか分からないけれど… そのせいで現場はグチャグチャである。

あくまでも“夜中に処理する荷物の数”に合わせて、すべての荷物が“仕分け用の大きな箱”に収まるようにプログラムされているはず… 一旦は終わった仕分け作業の後に、“昼間に処理すればいい荷物”を大量に流してくるので、当然のことながら“仕分け用の大きな箱”に入りきらない荷物が続出… 我々の身長よりも高く積み上げられる重い荷物、仕分け用の大きな箱に小型の荷物が入りきらず“追加した仕分け用の大きな箱”が通路にズラリ… ハッキリ言って邪魔、危険である。結局のところ、正社員たちは… 口先だけの安全性よりも出世のための生産性を重視しているのだ。

“仕分け作業などで使う機械”に本社直通(?)のアンケートが出ることが多々あるのだが… たまに「あなたの上司である正社員は、安全性を気に掛けているか否か」という内容の質問が出たりする。これまでの私は「つまらんことで本社からいろいろ言われても可哀想だし… しょーがねーなぁー!」と思って“安全性を重視している”という回答を多めにタッチしていたのだが、これからは毎回“安全性を軽視している”という回答をタッチしようと心に決めたのだった…

昨夜の私は“コンベアーから荷物を取り上げるポジション”で、あるコンベアーの上流にいたのだが… ある時、いくつもの重くて大きな荷物が下流へ流れていったので「こりゃ、この後の作業でその地域を担当する人は大変だなぁ~」と思っていた。それから約2時間後… “トラックへ荷物を渡すための作業”の終盤… 私が自分の担当区画での作業を終えた時、ある正社員が「もう作業を終えた方、いらっしゃいますか?」と言ったので、私は「はい!」と返事をした。すると「ここの地域の応援をお願いします」と言われたのだが、そこには“見覚えのある重くて大きな荷物”が大量に… 「やっぱり“笑いの神様”はいるのかも!?」と思いながら笑うしかない私であった。ハハハ…