無職百十八日目 国民健康保険の健診

昨年度までは会社指定のクリニックで人間ドックを受けていたのだが、今年度は“だがや市（国民健康保険）”から届いた案内に従って申し込み、今日、某総合駅南口にあるホテルの５階（宴会場）で健診を受けた。基本的な検査項目は、受付で“尿”を提出した後、“身長”“体重”“血圧”“採血”“問診”で終了…　しかし、私は追加項目となっている“胃がん（バリウム）”“大腸がん（便の提出）”“肺がん（レントゲン）”“前立腺がん（採血）”も受けることにしていたので受付で２０００円（５００円×４つ）を払った。

一年前まで何もなかった心電図にケチ（一年前に洞性徐脈、半年前に不完全右脚ブロック）が付いていたので、できることなら追加したかったのだが…　残念ながら、今年度の４月１日時点で年齢が５の倍数になっていた人だけが“無料で追加可能”となっていたので、私は来年…　否、再来年にならないと受けられないようだ。申し込みをした時は、多少の不安を感じていたのだが…　「まぁ、洞性徐脈も不完全右脚ブロックも“異常なし”に等しいって話だからなぁ～」と思って今年は気にしないことにした。

レントゲンとバリウムは、ホテルの外に停めてあるバス（検診車）の中…　乗車口には“５人まで”という人数制限が貼ってあった。「そんなこと言われても、中に何人いるのか分からないではないか」と思ったけれど、スリッパが一足だけ残っていたので「あぁ、もう一人は入れるってことかな？」と思って中に入った。狭い車内に受診者５人と医療関係者２人…　着替え用のカーテンスペースが２つあった。すぐに着替えるように言われてカーテンルームの一つに入ったのだが、そこには他の受信者の衣類と荷物が…　「こりゃ、いつ窃盗事件が起こっても不思議じゃないな」と思った。

レントゲンを済ませた後はバリウム…　発泡剤を口に含むように言われて、てっきり“一杯の水”を渡されるかと思ったら、“一杯のバリウム”を渡されたので驚いた。「水じゃないの？　混雑しているから時間短縮なのか？」と戸惑いながら発泡剤をバリウムで一気に流し込むと、すぐに機械の上に乗るように言われた。とても慌ただしかったせいか、ゲップが出る暇もないまま検査は終了…　その後「下剤を飲んでいただきますので、手を出して下さい」と言われたので驚いた。昨年まで行っていたクリニックでは、下剤とペットボトル（水）を渡されるだけだったからである。

下剤を飲んでしまったら「のんびりしていられない」となり…　「せっかくだから某総合駅周辺で買い物でも！」という気持ちは吹き飛ばされたのだった。その後、帰途に就いてから気が緩んだのか、ゲップは出るわオナラは出るわ…　自宅近くのスーパーで必要最小限の物だけ買って帰った。今回の健診開始が午前１１時頃…　バリウム＆下剤が昼１２時頃…　昼食が午後１時頃…　無事、午後３時過ぎに通常の便＆白い便が出て、その１時間後にも白くて軟らかい便が出たのだった。あ、そう言えば…　今回はサンドウィッチもジュースも出なかったなぁ～（そりゃそうだろ！）