今月の“運転士ミーティング”でも、様々な事故&運行ミス映像を見せてもらったのだが… “本来の路線から外れてしまい、何処かでUターンして戻ろうとする”映像を見ている時、入社した頃の自分のミスを思い出し、胸を締め付けられるような感覚に襲われた…
それらの映像の中から一つを取り上げて、みんなの意見を聞くコーナーでは… “狭い転回場内の待機場所へバックで入れる時に、バスの後部を壁面にぶつけてしまった”という事故について… で、いきなり「松井くん、ここはどう?(どんな感じ?)」と聞かれてしまった。
正直なところ、私は“上手に出来る時と出来ない時がある”ので「何か… 錯覚してしまうのか… 同じようにやっているつもりでも、行く度に自分の感覚とズレてしまって…」と言いながら「それじゃあ、この2年間で進歩がないってことじゃん!」と自分で思った。
そこで、実際には“上手く出来る確率が高くなっている”ので、つい「(今の営業所での乗務が)3年目に入って、ようやく上手く出来るようになりました」と言ってしまい… 「3年もかかったかぁ~」と突っ込まれ… 私は、みんなと一緒に笑うしかなかった。ハハハ… (ミーティング後、あるベテラン運転士さんが「3年目って、ナイスボケ!」と褒めてくれたのだが… ホント、半分マジなんだってばさ!)
アホな私の意見はさておき… 他の運転士さんから「一杯までハンドルを切らないと上手くいかない」とか「バスによってハンドルの切れが違うから…」という意見が出てきたところで、ボケな私は「あぁ~ 自分の感覚のズレとは、そういうことか!」と気が付いた。
実際に測ったわけではないので、具体的な数値は分からないけれど… 例えば、あるバスのハンドルを一杯に切るとタイヤが45°曲がるけれど、他のバスではタイヤが40°しか曲がらないというようなことで… 「この前と同じようにやっているはずなのに、なぜ!?」となるのだ。
ん? が! しかぁ~し、つい先日… その転回場へ2回連続で行った時も、1回目は上手く出来たのに、2回目はイマイチだった私… う~む… 同じバスなのにねぇ… やっぱり私の場合は“頭の中”に原因があるようです。ハハハ…
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