バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

とりあえず辞める。そう、とりあえず…

2022年08月17日 19時06分40秒 | 仕分け作業(夜勤)
先週で辞めた初期メンバーの女性は、仲良しだった人たちにもギリギリまで退職を伝えず… 一部の人には何も言わずに去っていった。その中には、ただ“伝えるタイミングを逃しただけの人”もいたらしい。そりゃそうだ… 「誰々の机はここ!」みたいに固定の場所がある訳でもなく… その日のお互いのポジションによっては、一度も顔を見ることなく終わることもあるからだ。「休憩時間になったら誰々に会いに行こう」と思ったとしても、その人が休憩室へ行くのかトイレへ行くのか… 作業場で他の人とお喋りしているのか… 何かしらトラブルがあって正社員の溜まり場へ行ってしまったのか… そうこうしているうちに、他の人から話し掛けられたりして… というような場合が想像できる。

私は、そもそも隠すつもりがなかったけれど、たまたま一段階上の正社員と退職について話しているところを初期メンバーの男性に見られたこともあり… 口止めも何もせず放置していた。というか、以前から食事休憩中に何度も何度も「もう辞める」「6月に入社3周年を迎えたら辞める」と言い続けていたので、「みんなが驚くこともないだろう」と思っていた。が、一昨日の夜、ずっと一緒に食事している仲間の一人が「松井さん、本当に辞めちゃうの? 冗談だと思ってた!」と驚いていたので、私も「えっ!? ずっと言ってたじゃん!」と驚いた。この2日間、その人以外の仲間からも「松井さん、辞めちゃうんですか?」と聞かれることが増えたので、退職の噂は確実に広がっているようだ。

たとえ社交辞令であったとしても「辞めないでくださいよ」と言われるのは、とても嬉しく有難いことである。私は、その度に「最初に退職を考えたのは約一年前の手術(力仕事が原因の鼠経ヘルニア)の後である」「その後も、ハードな作業をした後は痛みが出ることもある」「それ以外にも左右のひじ痛やひざ痛などにも悩まされ始めた」「昨年の秋、学校で働いているテニス仲間から、学校関係の仕事はどうかと勧められた」「市役所へ聞きに行ったら、すでに応募が締め切られた後だった」と、すでに昨年から退職を意識していたことを話した。

そして「昨年の募集要項を見ると“9月初旬から応募・選考が始まり、早ければ10月1日から仕事開始”となるので、再就職先が決まってから退職願を出していては間に合わない」「今年に入ってから(特に春以降)急に体力の低下を感じ、週5日勤務がきつくなっていた」「週3~4日の勤務にするなら派遣社員になるしかない」「別の仕事をやるにせよ、派遣社員になるにせよ、いずれにしても一旦は契約社員を辞めなければならない」「だから、とりあえず辞めることにした」と続けた。さらに「学校関係の仕事に採用されるとは限らないし… それ以前に今年も募集があるかどうかさえ分からないので、派遣社員として戻ってくる可能性が高そうだ」と付け加えると、「そうして!」「必ず戻ってきてよ!」と言われ、一緒に笑う私であった。が、あっちは“不採用”、こっちは“空き枠なし”だったらどうしよう? ハハハ…

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