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エリーカ(電気自動車)

2005年12月08日 01時00分00秒 | 
<木曜は車のおはなし>

 慶応大学環境情報学部の清水浩教授は、走行性能がガソリン車を上回る電気自動車「エリーカ」を開発したようです。

 エリーカの名称は「Electric Lithium-ion Battery Car(エレクトリック・リチウム・イオン・バッテリー・カー)」から取ったものであり、リチウムイオン電池の使用を前提としています。

 2003年4月に製造に着手し、性能試験用の1号車と公道走行試験用の2号車が2004年に相次いで完成し、8つのタイヤを備えてボディーサイズは大型セダン並みの全長5.1m、全幅1.9mとのことです。

 走行性能試験では、2004年3月にイタリヤで時速370kmを達成し、加速テストでは7秒で時速160kmに到達するなど驚くべきスピードを記録したようです。

 同じテストをドイツ製高級スポーツカーで実施したところ9.2秒かかったようです。

 この高い動力性能を実現したカギとなる技術が「インホイールモーター」とのことで、タイヤのホイールの内側に100馬力のモーターが装着され、8輪駆動で合計800馬力のパワーを生み出したそうです。

 またインホイールモーターはタイヤとモーターがほぼ直結に近い状態になるためシャフトなどの動力伝達機構は必要なく、変速装置も簡素化でき、ガソリン車に比べて機械部品が3割ほど減るので軽量化できるし、ボディーの設計の自由度を増すという利点があるようです。

 それから、エリーカの燃費性能は高く、1回の充電で走行可能な距離は約300kmで、夜間電力を使えば充電にかかる費用は350円程度なので、1km当たり必要な電気代は約1.2円とのことです。

 これに対して燃費が1リットルあたり8km程度の大型セダンの場合、ガソリン価格が1リットル130円とすると1km走行するのに16.2円かかるので、エリーカの燃費性能はガソリン車と比べて約10倍以上良いこととなります。ただ充電時間は特殊な装置を使って約30分で、家庭用電源では8時間かかるようです。

 また、電池は3500回ほど充放電が可能なので10年程度の使用には耐えるようです。

 しかし、最大の問題はエリーカの電池代が現在では2000万円かかるとのことで、今後この低価格化が課題となります。

 2008年にはこのエリーカが200台程度市販化される計画があり、値段は1台3000万円ほどとなるようです。最も高価なガソリン車よりは安いようです^_^;)日経ビジネス(2005.11.21)から引用しました。


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<今日の独り言>
 20ヶ月の息子にクレヨンを使って色を教え始めました。「黄色、ピンク、緑・・・」とまずは3色ほどを重点的に教えますが・・・まだまだ覚えてくれていないようです。毎日チャレンジです。

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