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信長の棺(加藤廣)

2005年12月23日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

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 「信長の棺」は、織田信長の唯一の伝記「信長公記」の作者・太田牛一(ぎゅういち)を主人公にした小説です。

 「本能寺の変」の後、織田信長の遺骸は忽然とこの世から消え、当時から現在まで謎とされていますが、その謎にせまった本です。

 ずばり云うと、後に天下を取った豊臣秀吉がからんでいたという話です。

 といっても織田信長を討った明智光秀と手を結んでいたという訳ではなく、あれほど早く毛利家と和睦できて、山陽道を「中国大返し」できて、織田家の京都の菩提寺(当時)だった阿弥陀寺に「織田信長の遺骨を渡せ」と迫ったかについて解明しています。

 また、織田信長が大軍の今川義元に尾張を攻められた際に、なぜ今川義元が「桶狭間山」にいることが分かり、そこへ攻めて今川義元の首を取ることができたのかについても書かれています。

 それから、豊臣秀吉が丹波出身だったということも書かれています・・・。

 なかなか真実に迫った良い本だと思います。面白かったです。戦国時代が好きな方にはたまらない本だと思います。お勧めな本です!

<目次>
第1章 安土脱出
第2章 市中の隠・太田牛一
第3章 捨万求一
第4章 舟入学問所
第5章 隠れ里・丹波
第6章 吉祥草は睡らない

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<今日の独り言>
 21ヶ月の息子が車の中でぐずりだしたのですが、窓を開けると途端に笑い出しました^_^;)極端な変化で驚きましたが、車で子供がぐずった時は窓を開けてみるのも手のようです・・・

コメント
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