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「後輩力(カラテカ 入江慎也)」という本はとてもオススメ!

2013年04月05日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

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 「後輩力」という本は、お笑いの「カラテカ」の入江慎也さんが書いた本です。

 凡人と語る著者が、友達5000人になれた秘訣について、特に後輩力を中心に分かりやすく説明したものです。

 後輩力は、人付き合いをうまくし、人脈やつながりを広げ、仕事もプライベートも充実させ、そして仕事や人間関係のトラブルを未然に防ぎ、最後には自分の夢を実現する素晴らしいものとのことです。

 また、相手の話をよく聞き、相手の立場に立った行動をし、前向きにさまざまな人と出会うことの大切さには共感しました。

 人生に役立つヒントがたくさん書かれていて、とてもオススメな本ですね!

 以下はこの本のポイント等です。

・そのころは、有名な先輩たちの前で、ひたすら緊張しながら引っ越し作業をしていたので、無我夢中でしたが、今振り返れば、それがぼくの「後輩力」のはじまりでした。引っ越しのきっちりとした段取りや仕事ぶりを見て、入江慎也という人間のことを理解してもらえた結果、飲みに誘ってくれたり、仕事を紹介してくれたりする先輩も増えていったんです。引っ越しをやらない日は、いろいろな先輩たちの飲み会に呼ばれて、遊びに行かせてもらっていました。

・「そうか、後輩の楽しんでる姿を見ると、先輩はうれsくなるものなんだ!」ポイントは、「先輩も楽しむ、自分も楽しむ」というところだったんです。それがわかってからは、どんどんハッピーな気分になっていって、先輩からも、「入江、最近いいね~」なんて言われるようになりました。人は、人が楽しんでいる姿を見るのが好きだし、それで自分もハッピーな気分になれたりするんですね。ぼくはそれまでは、先輩を楽しませないと、という強迫観念で、飲み会を過ごしていたんですが、自分も楽しみながら、先輩にも楽しんでもらうというふうに切り替えてからは、すごく気持ちもラクになりました。

・「後輩はコバンザメみたいに先輩にずっとくっついていればいいんだろう」と思っている人もいるかもしれませんが、それは違います。「先輩にくっついている」のではなく「先輩のために自分のできることをやる」「先輩の姿を見て勉強する」のが後輩力なので、後輩にもプライドがあります。そして最大の恩返しのためにも、お世話になった先輩のために、必ず結果を出さなくてはいけません。会社に勤めている人なら、上司のために自分ができることをやって、仕事で恩返しするべきだと思うんです。

・この世界に入って16年。トークもギャグも月並みなぼくが、なお芸人を続けられていることは、まわりから見たら不思議だと思います。まさにそえこそが、後輩力のおかげです。ぼくには、後輩力しかありまえん。でも、後輩力さえあれば、それを磨くことによって、諸先輩からいろいろ誘っていただき、さまざまな業界の友だちとお付き合いさせていただき、ツイッターのフォロワー3万人、フェイスブックで5000人の友だちがつくれて、そうしたネットワークから、仕事が生まれたり、最新情報が飛び込んできて、コミュニケーションの輪が無限大に広がっていくのです。

・毎朝、起きたらすぐにその日の予定をチェックするのですが、多いときは誘われている集まりが一晩に3つも4つもあったりします。それでも、ぼくは基本的には断らないようにしています。仕事が終わってから順番に行くようにしているのです。1時間ずつでもいいから、顔を出すのが、誠意あるコミュニケーション。リアルでもネットでも、「出会った縁を大切にしたければNOと言わない」というのが自分に課したすーるです。そして、「行った先に何かある」がぼくのモットーです。どんなにしんどくても誘われたら出かけていくようにしているのは、行かなければ、せっかくの出会いのチャンスを逃してしまうかもしれないから。縁を大事にしていると、その縁がまた新しい縁を運んできてくれて、世界はどんどん広がっていくのです。

・相手の嫌なところやダメなところに目を向けるのはやめましょう!それよりも、相手のいいところを探し、リスペクトする。それこそが後輩力で大切なことです。いいところを探していると、たとえば、嫌いだったり、苦手だった人がだんだんそうじゃなくなっていくなんてことにもなるはず。負の感情は自分のためにもなりませんし、楽しくないですよね。だったら、人間関係もどんどんポジティブに変えていきましょう。ポジティブでいくと幸せもついてくると思います。

・上司や先輩をリスペクトしよう、と書きましたが、リスペクトするっていうことは、相手のことを考えて行動する、相手に配慮することが大切です。相手はどんなことを考え、どんなことに喜びを感じるのか、相手が求めていることを考え、理解し、その上で、行動する。これは会社の営業職なども同じだと思いますが、ときに事前リサーチし、相手の気持ち、立場に身を置けるような聞き上手になることが求められます。

・会話であれば、相手が打ち返しやすいところに球を投げてあげることも大切です。たとえば、合コンでは、話にすぐ詰まってしまう人や、自分の話ばかりしている人はモテまえん。「話し方」について書かれた本を読むと、よく、「聞くが8割、話すが2割」とかいいますよね。優秀な営業マンも、聞き上手な人が多いといいます。聞き上手な人に共通するのが、質問の仕方がうまいってことです。

・人は忘れる生き物と言いますが、すぐに何でも忘れてしまうのはやはりNGです。上司や先輩に何度も同じことを注意されてしまう人は、相手の時間を無駄に使わせてしまっているという意識を持たないといけないと思うんです。たとえば、先輩に仕事について教えてもらったとき。仕事へのアドバイスや、やり方などいろいろと聞いたのに、すっかり忘れてしまって、また同じことを聞きに行く。上司から一度注意されたことを、何度も繰り返してしまう。こういう人は、きっと先輩や上司から、「時間泥棒」と思われているはずです。ぼくはスケジュールや頼まれごとは、手帳やケータイに必ずメモを取るようにしています。これだけでだいぶ忘れないようになりました。

・絶対に避けたいのが「遅刻」です。以前、聞いたことがあるのですが、アメリカの大学による調査で、「約束を守らないこと」を「許せない」と思っている人は、全体の90%以上もいたそうです。遅刻だけでなく、頼まれたことの納期に遅れないとか、約束を守ることは、社会人としての最低の礼儀です。遅刻してしまったときには、まず心から謝ってください。何か失敗したときもそうですが、最初にしっかり謝ることが大前提です。後輩が本気で謝れば、よほどのことでないかぎり、先輩もしつこくは怒りません。怒るほど距離ができてしまい、仕事に影響してしまうことは、先輩もわかっているはずですから。

・いつものメンバーで飲んでいれば楽しいですけど、せっかくの機会は大事にしなければ。どれだけ新しい人と知り合えるか、しゃべれるか、面白い情報を聞けるか、仲良くなれるか、人脈を広げられるか。そういう目的意識を持って、積極的に行動しないと、後輩力は磨かれません。ぼくは、「行った先に何かある」と信じています。

・外でさまざまな人と出会うことで、化学反応みたいなことが生まれる。そういう反応がたくさん起きて、人生がどんどん面白くなっていくんです。よく人から「入江さんって引きが強いですね」と言われますけど、それはとりあえずいろいろなところに労を惜しまず出かけているから。滅多に出かけない人が、たまに行っても、そんなことは起きないのではないでしょうか。

・ぼくは「頼みやすい後輩」というのは、パシリどころか、「将来有望な後輩」のことだと思っています。パシリと取るか、チャンスと取るかはあなた次第です。だから、「今日もまた先輩に頼んでもらえた!」と喜んでください。そして、頼まれたことをただ何となくこなすのではなく、どんな小さなことでも、求められた以上のレベルを目指して、やり遂げてください。そうすれば、チャンスはどんどん舞い込んでくるようになると思います。

・会社員でも芸人でも、まわりとコミュニケーションしていく上で、自分だけの武器を身につけておくと、役に立ちます。何でもいいと思います。車の運転がすごくうまいとか、おいしいお店をたくさん知っているとか、流行りの映画を常にすべて観ているとか。たくさんある必要はなくて、誰にも負けない武器ならば、ひとつで十分です。

・こういう場合の返事はハイテンション!感動モードマックス!が基本です。「いやあ、ぼくもすごく楽しかったです!おかげさまで、久しぶりにあんなにおいしいイタリア料理を食べました!先輩のお知り合いは刺激的な人ばかりで、トークを聞いているだけですごく勉強になりましたし、また次回もぜひ参加させていただきたいです!」そんなメールがきたら、メールを受け取った相手も、「熱いヤツだなあ、よし、次もまた呼んであげよう!」となるはずです。こいつを連れていったら純粋に喜んでくれるな、感動してくれるな、と思ってもらうわけです。

・連れていき甲斐がある、おごり甲斐がある、教え甲斐がある。そんな後輩、部下になれれば、先輩や上司との絆はぐっと深まるはずです。これはなにも上下関係だけでなく、友だちや知り合いの関係でも同じことです。クールで気取ってばかりいたら、いつまで経っても世界は広がりません。一歩前に踏み出しましょう。

・「いつも会社で会っているから、今日は、上司や先輩のことは気にしなくていいや」そんなふうに思ってしまっている人がいるかもしれませんが、これはNGだと思います。こういう場では、どれほど偉い人がいたとしても、先輩や上司をないがしろにしないことが大事なのです。上司や先輩はこういうときに、自分のことを気遣ってくれる人なのかどうかを結構見ているものです。

・「この先輩と仲良くなりたい」、もしくは「仕事先のお客さんともっとコミュニケーションをとりたい」と思ったら、まず第一に、その人の趣味に関する情報収集からはじめるのがオススメです。釣り、ゴルフ、フットサル、水泳、ジム、ヨガ、スノボ、ボウリング、料理、将棋、麻雀、パチンコなど、趣味がないという人でも、ひとつくらい興味のあることがあるんじゃないでしょうか。

・楽しくて魅力的に見えるものばかりがチャンスではありません。面倒臭そうな、苦しそうな、つらそうなことが、実はチャンスだった、ということも多いのです。人が嫌がるようなことを積極的に引き受けた人だけが、チャンスを手に入れる権利を得られるんじゃないでしょうか。

・ぼくはふだんはメール派ですが、仕事については、メールよりも電話、電話よりも対面を重視します。人と会うことを面倒とは思わず、互いの表情を見ながら語り合うのがコミュニケーションの原点だと思うからです。ですから、メールのやりとりだけで仕事をお受けすることは滅多にありません。できるだけ直接、対面コミュニケーションしています。昔、何度かメールだけで全部すませたこともあったんですが、結局その仕事はうまくいかなかったんです。それ以来、番組や雑誌の打ち合わせなどはすべて実際に会ってやるようにしています。

・聞き上手になるための最初のポイントは、「相づちを打つ」こと。「それからどうなったんですか?」「そんなことが!」「なるほど!」「へえー!」と、タイミングを考えながら、相づちをポンポン入れていくと、相手も気分が乗ってきえ話しやすくなり、会話がはずみます。次に、アイコンタクト。話している相手の目を見ながら聞くことで、私はあなたのことを大切に思っています、あなたを受け入れていますという気持ちを表現できます。そして最後に「全身で聞く」ことが肝心。顔だけ相手に向けるのではなく、体ごと向けます。職場で上司や先輩から自分の名前を呼ばれたときに、「なんでしょう?」と顔だけ向けるのと、体ごと向けるのでは、相手の受ける印象がまったく違います。

・ふだんからミスが少なくて、しっかりしている後輩は、質問をしてこないんですが、何となくつまらないというか、何かが足りない気がします。たくさん質問をして、たくさん話を聞いている後輩は、やっぱり情報が豊富で、人間的にも面白いのが多いんです。「聞き上手で質問好き」という後輩キャラ、かなりオススメです。

・上司や先輩から何か頼まれたとき、とてもできそうにないことを「やれます!」「やります!」と言わないことです。できないのに仕事を安易に引き受けてしまうのは、”やるやる詐欺”みたいなものです。最終的に「結局できませんでした」という事態になったら、依頼した人い対して、「最初から引き受けない迷惑」よりも、「引っ張った分、被害が大きくなった迷惑」をかけてしまいます。「だったら最初からほかの人に頼んでおけばよかった」ということになり、ひとりの社会人としても信用を失ってしまうでしょう。

・ぼくは、何かあるとすぐに落ち込んでしまうタイプなんです。でも、それを日記に書くことで、ずいぶん救われています。先輩に対してしてしまった失敗、情けなかったこと、もっとこうすればよかった点など、後悔や反省を綴っているだけでも、気持ちが整理されていきます。この日記を書き続けていることで、ぼくの後輩力は磨かれていったんだと思います。この日記は「後輩力養成日記」です。

・「言霊」パワーって大事なんですよね。だから、今年の入江軍団は、1回飲みに行ったら必ず「オレ売れる!」「バイトやめる!」「今年がんばる!」と口に出して言うようにしましょう、って決めました。不安も願望も夢も、すべて口にすることで「言霊」パワーを手に入れるわけです。澤穂希さんは「夢は見るものじゃなくて叶えるもの」って4年前から言い続けてました。澤さんの著書「夢をかなえる。」を読ませていただくと、「日頃から言葉にしていれば、それがその人の思考として、自分の中に定着するのではないか」「言葉が思考になり、行動に反映され、結果を引き寄せる。一種の自己暗示ですが、私、そう確信しているんです」と書いてあり、まさに「言霊」のことだと思いました。

・レストランや居酒屋であれば、後輩はお店のスタッフが料理を運んでくる入り口の近くに席を取って、みんなの注文をまとめたり、空いたグラスやさらに気を配ったり、ときにはお酒をつくったりするべきです。たまに、一番後輩なのに奥の席に座って、のんびり飲もうとするのがいると、入り口近くに移りなさいと注意します。その集まりが終わっても、後輩にはまだやるべきことがあります。まず、個室や座敷を利用していたときは、必ずみんながいなくなるまで待ってから、先輩や得意先の方が忘れ物をしていないかどうかチェックします。もし、ケータイやたばこなどを見つけることができたら、「自分はツイている」と思ってください。なぜなら、それをすぐに届けてあげれば、相手は間違いなく喜んでくれますし、親切なあなたのことを忘れないはずです。

・みんなのメールが集中しそうな時間をあえてはずし、その相手がひとりでじっくりと自分のメールを読んでくれそうな時間帯を狙う。ベストなタイミングで届いたメールは、いつものメールより数十倍のインパクトがあります。ときには、こちらが期待している以上に、相手の心の深いところまで届いてくれるのです。

・お礼をするときに、とにかく感謝の気持ちを思いっきり伝えましょう。「先輩が教えてくれたこと、とっても勉強になりました」「アドバイスをいただき、ありがとうございます」こういう感謝の言葉は、ごますりとは違います。遠慮はいらないと思います。

・ちゃんと読んでもらえるメールを書くことが大切です。最悪なのは、ダラダラと長いメールを書くこと。相手は1日に何百件ものメールを受け取っているかもしれません。長いメールや、何が言いたいのかよくわからないメールは、迷惑です。メールは短く、コンパクトに書きましょう。それと、メールは24時間以内に返信するべき。よく、ビジネス書に、「仕事のできる人は返信が早い」とありますが、まさにそのとおりだと思います。「夕方までに返事します」「明日にはご連絡させていただきます」など、ひとまずの返信でもいいと思います。たったそれだけでも、あなたの印象はぐんとよくなるはずです。

・飲んだ後などで、先輩が「これで帰りなよ」とタクシー代を出してくれたときは、後で領収書やおつりを封筒に入れて渡すのがマナー。もちろん「ありがとうございました」という言葉と共に。

・入江のオススメ!本当に先輩に喜ばれるプレゼント!自分ではあまり買わないけれど、もらったら使える、うれしいものがオススメです。
 ・ブランドのボクサーパンツ
 ・体脂肪計付き体重計
 ・ちょっと高級なルームフレグランス
 ・ちょっと高級な入浴剤
 ・ちょっと高級な石鹸
 ・スチームケース(電子レンジ用調理器具)
 ・愛煙家の方には、その方の好みの銘柄のたばこ2~3カートンもオススメです!

・年齢を重ねていくと、誕生日だからといって、大げさなことはしなくなるものです。誕生日会があるわけでもなく、誰かから祝福されるでもなく。そんなときに、後輩や部下から誕生日のお祝いの言葉をもらったら、うれしくないわけがないですよね。ぜひ、誕生日は活用してください!なんていったって、誕生日は1年に1回、その人が主役になれる特別な日ですから。

・親しい先輩のご家族の名前はしっかり覚えるようにしています。奥さんやお子さんと一度でもお会いできたら、本当にうれしいですから。先輩との会話の中で、ご家族の名前が出てきたときは、できるだけメモを取ります。こちらからさりげなく聞いてでも、名前は押さえておきましょう。「来週の会社の納涼会、ご家族もいらっしゃるんですか?」と言うよりも、「ひとみさんとゆうや君もいらっしゃるんですか?」と言う方が、先輩もうれしいはずです。

・プラスになるホメ方もあります。本人ではなく、そのまわりをホメることで、結果的にその人もいい気分になってくれる、そんなホメ方です。

・ぼくは、先輩から教えてもらった映画や店がよかったときも、すぐにメールして報告します。「先輩から教えてもらったもの」が素晴らしいと、当然後輩もうれしい気分になるものです。

・先輩の誘いを断るときは、誤解されないようにハッキリと。そして丁寧に。「感謝の心をこめて断る」ことを忘れないようにしましょう。後輩から断られ続けると意外と先輩の心は折れてしまうんです。先輩も後輩の気持ちは絶対にわかっていますから、怒ることはありません。

・どんなファッションを選ぶのかは芸人それぞれのセンスですが、デビューしたこと先輩に言われた「テレビに出るときは明るい服を着ろ」「安くてもいいからキレイな靴を履け」という言葉は、今でも守っていますし、後輩たちにも教えています。売れていない芸人がボロボロの靴を履いていると、この業界では「ただの汚い三流芸人」と完全にナメられてしまうんです。月に最低一足は買っているので、ぼくは今、50足くらい靴を持っています。

・さんざん怒られて、わかったことがあります。人を怒るときにはそれなりのパワーを使うから、どうでもいい後輩にはそもそも怒らないんです。実際、自分が今かわいがっている後輩たちに対しても、みんな一度はカミナリを落としたことがあります。愛情注いで目をかけている後輩だからこそ、イタいなあ、許せないなあ、というときに怒るわけです。理不尽な怒られ方なら納得できませんが、先輩たちはそうじゃなくて、怒る理由がちゃんとあり、常にぼくが悪かったんです。だから、まずはちゃんと、言い訳などせず、素直に謝ることが大切だと思います。今ではみなさんにこんなぼくでもよくしていただいています。あのときのバカなぼくを怒ってくださってありがとうございます、と感謝しています。

・怒られたときは、自分にとってはチャンスです。怒られたことはきっと自分の糧になるからです。自分がさらに強くなるために必要なことだったり、自分が気づかないままでいたことに気づかせてくれたり。気づいていんければ、この先もっと大きな失敗をしていたかもしれません。だから、先輩や上司から怒られたり、叱られたときは、「この経験は自分に何を教えてくれるのか?」、その意味を考えましょう。怒っていただけるだけ、メチャクチャ幸せなことだと思うんです。

・ただし、同じような失敗を繰り返すのは、絶対にNGです。「すみません、二度としないよう、これからは気をつけます」と言うのは簡単なんですが、本気で考え、本気で思わないと、同じ失敗を繰り返す可能性があります。また失敗しないためには、とにかく意味を考えて、今後のやり方を変えること。気合いも大切ですが、やっぱり人間がやることなので、再発の可能性はありますよね。だから、そうならないように、やり方を変えることが大切なのです。

・ぼく自身はグループを意識したことはありませんが、芸人の世界にも、もちろん仲良しグループはあります。昔は、先輩グループの飲み会に呼ばれると、うれしくて酔っぱらいながら、ほかの先輩グループのことをペラペラしゃべって、後で周囲から怒られたりしたことも。たしかに誰でも、自分の知らないところで話をされるのは気分のよいものではありませんよね。それ以来、その点には、とくに気をつけています。

・先日、ふたりの先輩から「今夜、飲み行かない?」と誘われました。ぼくはとにかく、メールにしても電話にしても、「先に誘ってくれた方へ行く」と決めているので、こういうときは一切迷いません。後から誘ってくれた先輩の方が芸歴が長かったとしても、メチャクチャ売れていたとしても、順番通りです。一番やっていけないことは、一度決断したのに、途中で「やっぱりあっちの先輩のところへ行こう」なんてブレることだと思うんです。後輩である以前に、人間として信用を失ってしまいます。

・先輩たちとお付き合いさせていただく中で、ぼくがいつも心がけているのは、人間関係の優先順位を間違えないこと。今の自分があるのは誰のおかげなのか。それを考えれば、優先順位は自然に決まってくるはずなんです。

<目次>

はじめに 後輩力はあなたの武器になります!
序章 後輩力はこうやって生まれた
第1章 後輩力の掟
 01 上司、先輩をリスペクトしよう!
 02 「相手ありき」の発想をしよう!
 03 先輩の時間をうばわない
 04 「行った先に何かある」というスタンスで!
 05 「頼みやすい後輩」になる
 06 何かひとつ、自分の武器を持とう
 07 先輩、上司が喜ぶ「感動後輩」になる
 08 「後輩力」は後輩にどんどん伝えていく
第2章 後輩力の磨き方
 09 大切なのは「遠い社長」より「近い先輩」
 10 親しくなりたい人がいたらとにかく情報収集
 11 やらないより、やって怒られよう
 12 率先して幹事をやる!
 13 対面コミュニケーションを大切にする
 14 苦手な人は帰国子女目線で!
 15 「質問力」で、聞くワザを極めろ
 16 先輩が一目置く「すごい後輩」になる
 17 できないことはできないと言う勇気
 18 カバン持ちはチャンスの宝庫
 19 心が折れたら過去の黄金メールを読む
 20 後輩力養成日記をつける
 21 「言霊パワー」は効く!
 コラム 吉本財布伝説
 コラム 後輩用語
第3章 後輩力マナー講座
 22 お礼メールは翌日12時15分
 23 メールは必ず後輩で終われ
 24 コミュニケーションはメール&電話!
 25 スマホも極めれば武器になる
 26 「adidas」を持ち歩け!
 27 タクシーは、後輩よりも先に乗る
 28 正月には1000人に電話する
 29 ショップカードは持ち帰ってファイリング
 30 プレゼントにボケはいらない
 31 誕生日と家族の名前を覚えておくとポイントアップ
 32 プラスになるホメ方、マイナスになるホメ方
 33 お世話になった恩は手紙で返す
 34 アナログだからこそ逆に目立てる時代
 35 先輩からの誘いの正しい断り方
 コラム 後輩力のツボ
第4章 もしものときの後輩力
 36 誘われない人には理由がある
 37 先輩、上司を怒らせたときの対策
 38 グループ問題で注意すべき一点
おわりに


面白かった本まとめ(2012年下半期)

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