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「江戸ぶらり古地図ウォーキング」【湯島】(②湯島聖堂~妻恋神社編)はとてもオススメ!

2017年09月18日 01時00分00秒 | イベント・外出
前回の「①御茶ノ水~太田姫稲荷編」の続きとなります♪

そして湯島聖堂で到着します♪


↑湯島聖堂の門

 この湯島聖堂は、儒臣の林羅山が現在の上野恩賜公園の私邸内に建てた孔子廟を移築したもので、将軍綱吉が儒学の振興を図るため、これら建物を含めて「聖堂」と呼ぶように改めたようです。
ちなみに第11代将軍家斉の時に、幕府直轄学問所として昌平坂学問所がここに開設されたようです。

 敷地に入ると「楷」樹がありました♪
「楷」樹の新緑が美しいです♪
実は「楷」樹は、枝や葉が整然としているので、書道でいう「楷書」の語源となっているようです。
「楷書」の語源が、木の枝や葉が角々している木から来ているとは、知りませんでしたね♪
なるほど!


↑「楷」樹の枝や葉


 「楷」は中国の孔子の墓所に植えられている名木で、実は今日まで植え継がれてきているとのことで、日本には大正4年に持ち込まれて苗を作り、日本で儒学に関係深い各所に植えられたようで、その一つがこの湯島聖堂の「楷」樹とのことです。

 特にこの湯島聖堂の「楷」樹は、中国の孔子の墓所にあるものの正子に当たる聖木とのことです♪


↑「楷」樹の由来の説明

それから立派な孔子銅像がありました♪
バックの緑も美しいです♪
ちなみに孔子は約2500年前の中国の春秋時代の思想家、哲学者で儒家の始祖で、孔子と弟子たちの語録は「論語」にまとめられていて有名ですね♪


↑孔子銅像


↑孔子銅像の説明

それから、入徳門をくぐり、右側に手洗い場がありましたが、この2つは関東大震災の際にも唯一焼けなかったとのことでした♪


↑入徳門


↑手洗い場

それから大成殿の方へ向かいます♪


↑大成殿へ向かう

大成殿の左右の前には水盤がありましたね♪
これは防火用水ではなく、水鏡として己の姿を見て驚いて逃げるように魔除けとして設置されているとのことです。
知らなかった!
だから神社には結構水盤が置かれているんですね。
確かに水は綺麗で絵馬が綺麗に反射して見えていました♪


↑水鏡


↑水鏡の反射


大成殿では孔子が祀られていました♪


↑大成殿


↑大成殿での孔子像

なおガイドさんからは、神社は神聖な場所であることから兵を置くことはなかったため、焼かれることはほとんどなかったようです。
逆に寺は、特に軍事拠点として兵を置くことが多かったことから焼かれることが多かったようです。

それから、神田明神へ向かいました♪
ちょうどこの日は2年に1度の神田祭の真っ最中で、御輿が担がれ、賑わっていました♪
ものすごい人出です♪
屋台もたくさんあり、どれも美味しそうでしたね♪


↑御輿


↑神田祭

 神田明神は、天平2年(730年)に出雲系の氏族が、大己貴命を祖神として祀ったのが始まりとのことで、承平5年(935年)に平将門の乱で敗れた平将門の首が京から持ち去られて神田明神の近くに葬られ、その後14世紀に疫病が流行して平将門の祟りであるとして供養が行われ延慶2年(1309年)に神田明神の相殿神とされたようです。
徳川家康が関ヶ原の戦いに臨む際に戦勝祈願し、勝利したことから、その後、江戸総鎮守として崇敬を受けてきたとのことです。

 神田明神にはだいこく様、えびす様、平将門が祀られているとのことです。

今回は祭のため正門から神田明神へ入ることはできず、裏の方から入り、銭形平次の石碑へ行きます♪


↑銭形平次の石碑


↑銭形平次の石碑の説明

銭形平次の住居は神田明神下の元の台所町ということになっているので、有志の作家と出版社とが発起人となりこの石碑が建立されたようです♪


↑銭形平次の石碑の発起人

それから、妻恋神社へ行きました♪


↑妻恋神社の鳥居

 祭神は倉稲魂命・日本武尊(やまとたけるのみこと)・弟橘媛命の三柱とのことです。
日本武尊が東征の折、この地へ来て倉稲魂神(稲荷神)を祀ったことを起源とするようです。
また日本武尊が三浦半島から房総へ渡る時、大暴風雨遭い、妃の弟橘媛命が身を海に投げて海神を鎮め、一行を救ったことから、妃を船魂神(海神)として祀ったようです。
ガイドさんによると、日本武尊が妃をここで思い出し恋したことから、恋愛の神様として有名なようです。

 江戸時代は、この妻恋神社は正一位妻恋稲荷大明神と呼ばれ、多くの参詣人を集め、関東総司とも称したほか、江戸時代後期に作られた「稲荷番付」では行司の筆頭にあり、江戸にあった多くの稲荷社の中でも特別な地位に位置づけられたようです音符


↑妻恋神社の説明


↑関東総司の碑


↑妻恋神社

次回は「③湯島天神~水道橋編」です♪

お勧めなお話(2017年上半期)

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