いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

シェ・アンジュ(弘前市)でのフレンチはとてもオススメ♪

2019年02月12日 01時00分00秒 | 外食
 ゴールドのクレジットカードの会報誌に掲載のため、弘前市のシェ・アンジュへ行ってみました♪
この会報誌はハズレがないので重宝してます♪

 その会報誌によると有名ホテルで腕を磨き総料理長まで務めた佐藤誠氏により地場の食材をふんだんに取り入れた料理を頂けるとのことで、毎日の仕入れもシェフ自らが行い、作り置きを嫌い、出来立てを供することにこだわるとは素晴らしいですね♪
まさにその通りでした♪

 場所はJR弘前駅から東へ徒歩約10分の所で、一休寿司の先のコンビニがある所を右に曲がってすぐとなります♪

 店構えはなかなか素敵で、右側にあるテラスもなかなか広いですね♪


↑店構え


↑店構えのアップ

 店内に入るとさすが明るく綺麗で素敵な絵も何枚か飾られており、BGMは静かにジャズ等の女性や男性のバラードの歌声が聴こえてきましたね♪
静かにゆっくり気持ちよく頂けるのは嬉しいです♪


↑店内


↑店内

 窓際の席が用意されていて、そこに座ります♪
窓には白いテラスが見えていましたね。
夏はこのテラスでも食事ができるのでしょうか。


↑窓のテラス

 そして赤い布テーブルの上には一輪挿しに黄色の花が活けてあり、布ナプキンも格好よく背の高い帽子のように置かれていて美しいです♪
赤色は好きなので嬉しいですね♪


↑テーブルの上

 あらかじめ5000円税別のおまかせ料理を食べログから頼んでいて、また食べログのクーポンから何と無料でグラスの白ワインを頂けました♪
白ワインはコクがあり美味しいです♪


↑白ワイン

そして、まずエビとじゃがいものカナッペが運ばれます♪
パンがサクサクで、かすかにエビの香りがして白ワインに合います♪


↑カナッペ

そしてエビのテリーヌとサーモンのオレンジ風味が、レタスやトマト、きゅうりの野菜とともに運ばれます♪
おぉぉ美しい♪


↑エビのテリーヌ等

特にテリーヌが柔らかく、これも白ワインに合います♪
サーモンも新鮮で上質さを感じましたね♪

 そしてりんごの冷製スープが運ばれますが、これがかなり甘くて驚きました♪
後でシェフに訊くと、味がボケないようにするため、蜂蜜を入れているとはなるほどです♪
道理でかなり甘い♪
かなり美味しかったです♪


↑りんごの冷製スープ

 それからパンが二種類運ばれますが、これが焼き立てでアツアツで素晴らしい♪
一つは柔らかめで、もう一つの大きなパンは固めでしたね♪
この出来立てパンを上質なバターと頂きます♪
美味しい♪


↑パン

 そしてこれから魚料理とのことなので、メニューを見て追加のグラス白ワインのボルドー2016(840円税別)を頼みます♪
これがさすが先ほどとは違いフルーティでコクがあり美味しいですね♪


↑ドリンクメニュー


↑ドリンクメニュー


↑ドリンクメニュー


↑白ワインボルドー2016

 そして青森県産スズキと有頭エビが運ばれますが、白ワインソースとのことで、シャガイモもベースとなっていて、さすが柔らかくコクがあり、味のアクセントもあって美味しい♪


↑青森県産スズキと有頭エビ

 そして口直しは桃と白ワインのソルベでした♪
冷たい・・・♪


↑口直し

 そしてメインのラズベリーソースの鴨肉が登場です♪
ブロッコリーやさつまいも、プチトマトと人参、ピンク色の大根やカブも添えられて美しい♪


↑ラズベリーソースの鴨肉

 鴨肉がとても柔らかく、そして癖もなく甘いソースと合ってこれが美味しい♪
絶品♪
素晴らしいですね♪
美味しかったです♪

 そしてデザートは、アップルパイとコーヒー味の白いフロマージュ、そしてアイスでした♪
アップルパイが温かく美味しいのが秀逸ですね♪


↑デザート

 飲み物はエスプレッソや紅茶も選べましたが、普通の珈琲をお願いします♪
甘いピンク色のマカロンと美味しく甘くコクのあるコーヒーを頂けました♪
さすが上質感があります♪


↑珈琲とマカロン

シェ・アンジュは明るく綺麗で静かにゆったりできる部屋で想像以上に美味しいフレンチを頂けとてもオススメです♪

美味しかったものまとめ(2018年下半期)

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東福寺(京都市)の紅葉はとてもオススメ!

2019年02月11日 01時00分00秒 | イベント・外出
「大人絶景旅 京都」という旅行ガイドブックp150に「紅葉の名所として知られる禅寺。特に通天橋からの眺めをチェック」等と書かれているので、紅葉を観に京都市の東福寺へ行って来ました♪

 場所はJR東福寺駅から徒歩約10分で、途中に地図はありますし、交通整理の方もかなりいますし、多数の観光客が東福寺に向かって歩いているので迷うことはありません♪


↑地図

 またJR東福寺駅改札内にコインロッカーがあるので、そこに荷物を預けて身軽になって東福寺に向かいました♪

 東福寺に近づくと、いきなり東福寺方面が真っ赤な紅葉で美しく感動しましたね♪
素晴らしい♪


↑東福寺方面の紅葉

たくさんの方が歩いていて、道中の紅葉も美しいです♪


↑道中の紅葉

そして、東福寺に到着すると、東福寺は鎌倉時代・室町時代のもので、重要文化財の国宝という表示がありましたね♪


↑国宝の表示

 聖一国師こと円爾弁円(1202~1280)は33歳で現在の中国である宋に渡り、たくさんの典籍を得て6年後に日本に帰り、日本の宗教や文教の興隆に寄与するだけでなく、水力を用いて製粉する製麺を興し、また静岡茶の茶祖でもあるようです。
当時の宋の最新の宗教や文教、科学、食べ物などを日本にもたらしたのでしょう。
 また筑紫に崇福寺・承天寺を建て法を説き、名声が国内に及ぶと摂政関白の九條道家に都に迎えられ、この東福寺を開山したようです♪

 それにしても寺内は紅葉が美しいです♪


↑紅葉


↑紅葉


↑紅葉


人の流れに沿って歩き、写真を撮ります♪
午前中の日射しも紅葉と併せていい感じで撮れます♪


↑午前中の日射し

さすが紅葉が美しいですね♪


↑紅葉


↑紅葉


↑紅葉


↑紅葉

そして400円支払って通天橋へ向かいます♪
途中には砂を綺麗に掃きたくさんの正方形を作った美しい庭もあります♪
一体どうやって作っているのでしょうね?


↑砂を綺麗に掃いた美しい庭

それにしても大混雑でゆっくりゆっくりと進みます♪
そしていよいよ通天橋へ向かいます♪


↑通天橋へ向かう

確かに通天橋からの紅葉も美しいです♪


↑紅葉


↑紅葉

奥にはまだ緑が多い紅葉もありました♪
それはそれで美しいです♪


↑まだ緑色が多い

それから400円支払って八相の庭へ向かいます♪

 綺麗に砂が掃かれた模様となっていて、そして石がいくつか置かれていました♪


↑綺麗な砂模様と石

そして、北斗七星の形に置かれたものもあります♪
そこを歩いた時は北斗七星とは気付かなかったので、全貌を撮ることができませんでした^_^;)


↑北斗七星

奥の紅葉も美しいです♪


↑紅葉

そして北庭には、ウマスギゴケの緑との対比が色鮮やかな市松模様の敷石もありました♪
なかなか素晴らしいと思います♪


↑市松模様の敷石

 東福寺は素晴らしい紅葉と素晴らしい庭を観ることができ、とてもオススメです♪
紅葉の美しさには感動しました♪


お勧めなお話(2018年下半期)

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名曲&珈琲ひまわり(弘前市)のクラシックカフェはとてもオススメ!

2019年02月10日 01時00分00秒 | 外食
 実は珈琲の街である弘前市で、クラシック音楽を訊けるカフェがあると知り「名曲&珈琲ひまわり」へ行って来ました♪
場所はJR弘前駅から西の方へ徒歩10分程でした♪


↑店構え

 店内に入ると、交響曲などのクラシック音楽が静かに流れていてホッとしました♪
 名曲喫茶では大音量でクラシック音楽が流れている場合があり、それにはまだまだ慣れません(^_^;)
しかしこのお店は静かにクラシックが流れていて安心し、そして癒やされました♪


↑店内


↑店内


↑店内

 メニューを見て「藩士のコーヒー」540円税込というものが目についたのでそれを注文します♪


↑メニュー


↑藩士のコーヒーの説明


↑藩士のコーヒーの説明


↑藩士のコーヒーの説明


↑藩士のコーヒーの説明

 何でも「藩士のコーヒー」とは、当時の水腫病(浮腫病)に効果があるとされた飲み方を再現したもので、珈琲の濃さを調節出来るのが素晴らしく、ちょうど良い濃さにすることができ、想像以上に美味しかったですね♪

何だか歴史ロマンがあって良いと思います♪

 具体的には、急須の中にコーヒー豆が入ったものがあり、濃くしたい時はそれを揺すって濃くし、薄くて良い場合はそのまま早めにその袋を取り上げれば良いというものです♪
少しだけ揺すって早めに上げてみました♪


↑藩士のコーヒーの最初


↑少し注いで味を確かめる


↑急須の中


↑袋に入ったコーヒー豆を取り出して頂く

 なお「体験」として自分で「藩士のコーヒー」の「蒸らし」や「振り出し」を行って作ることもできたようですが、今回はちょっと不安なので「おまかせ」にしました♪

 またクッキー付きというのは秀逸ですね♪

 「名曲&珈琲ひまわり」は、ゆっくりと静かにクラシック音楽を聴きながら、歴史ロマンある「藩士のコーヒー」という美味しい珈琲を頂けとてもオススメです♪

なお、若い女子たちはあんみつ等も美味しそうに楽しんでいました♪

美味しかったものまとめ(2018年下半期)

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一休寿司(弘前市)のお寿司等はとてもオススメ!

2019年02月09日 01時00分00秒 | 外食
 とあるゴールドクレジットカードの会報誌に五所川原と弘前にある一休寿司について掲載されていたので弘前市にある一休寿司へランチで行ってきました♪

 場所はJR弘前駅から東の方へ徒歩5分ほど歩いた道沿いの右側にあります♪
遠くから看板が見えるのですぐ分かります♪
少し大きなビルで驚きました♪


↑店構え

 店内に入ると、カウンター席がありますが、結構広い!
平日11時過ぎだったのでまだ客がおらず、中央に座ります♪
カウンターにいる店のご主人が優しく笑顔で迎え入れてくれます♪


↑カウンター席

 メニューを見るとお寿司が1000円〜3000円とお好みとあるので、それらのどれを選ぼうかとも思いましたが、メニューの後ろの方に店長おすすめ5千円税別コースと3千円税別コースがあったので、3千円税別コースにします♪
5千円コースはアワビステーキ等もあり、とてもランチでは食べ切れないと判断しました♪
そしてその判断は正しかったようです(^_^;)


↑お寿司メニュー


↑ランチメニュー


↑店長おすすめメニュー

 まず寿司から握られ、次々と目の前に置かれて行きます♪


↑最初の4貫

 まずは中トロが熟成されていて、そして肉厚でこれがねっとりしていて美味しい♪
さすがです♪
そして、鯛、ホタテ、カニと続きます♪
特に、前日の青森市ではホタテを食べ損ねていたので美味しいホタテを頂けたのは嬉しいです♪
少し甘みを感じ上質さを感じましたね♪
どれも上質で美味しい♪

 店主に魚はどこで仕入れるか訊いてみると、青森の市場がほとんどのようですが、日本海側や太平洋側、八戸からも仕入れるようです♪
ホタテは陸奥湾とのことでしたね♪
改めて地図で陸奥湾を見るとかなり広大です♪

そして、ウニ、イクラ、生エビ、数の子と握られていきます♪
おぉぉウニも美味しいし、イクラや生エビも嬉しい♪


↑ウニ、イクラ、生エビ、数の子

そして鉄火巻がトロで美味しい♪
これは美味しかった♪


↑鉄火巻

 そしてお吸い物が運ばれますが、透明感がありながらも出汁が効いて美味しいです♪
エビの色合いも良いですね♪


↑吸い物

それからカニ蒸しが運ばれますが、温かい卵やカニ、椎茸が入ったもので酢醤油で美味しく頂きます♪
卵がたっぷりなのが嬉しいですね♪


↑カニ蒸し

 そしてアツアツ茶碗蒸しは、柚子の香りが良く、大きなエビや甘い栗、かまぼこなどが入っていました♪
上質さを感じ美味しいです♪


↑茶碗蒸し

そして、まだ料理が運ばれたのには驚きました(^_^;)
もう結構お腹いっぱいです♪
 それがタラで、しかも一度揚げて煮込んだものとのことで、これがかなり分厚く脂が乗っていて柔らかい♪
さすがの量ですね♪
これは醤油とみりん、酒で味付けされていました♪
美味しいです♪


↑タラの煮付け

 最後にフルーツのデザートがありました♪


↑デザート

 一休寿司は、美味しいお寿司や和食をコスパよくお腹いっぱい頂け、とてもオススメです♪

次々と予約の電話が入っていて、断る日もあったようなので、特に夜は事前予約をオススメ致します♪
またアワビステーキが人気なようですね♪

美味しかったものまとめ(2018年下半期)

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菜のはな(青森市)の和食はとてもオススメ!

2019年02月08日 01時00分00秒 | 外食
 ゴールドのクレジットカードの会報誌に掲載されていたため青森市にある菜のはなへ行ってみました♪
この会報誌に掲載されている全国のお店にここ数年行っているのですが、どれもハズレがなくていつも感心してしまいます♪
今回も素晴らしかったですね♪

 その会報誌には「主人・野呂裕人氏は青森で生まれ育ち、食材に恵まれた当地の味覚を知り尽くした人。食材そのもののおいしさを伝えるべく、調理においては素朴さを大切にするが、盛り付けや器使いに遊び心や華やかさを添えて、旬の美味と、それを味わう幸せを、五感を通じて楽しませてくれる」と紹介され素晴らしいですね♪

 場所は青森駅から目の前の商店街をまっすぐ歩いて約1.5kmの道沿い左側にあり、徒歩だと約20分くらいでしょうか。
近くにローソンがあるのが目印です。


↑店構え


↑店構え

 店構えや店内がかなり綺麗で上質さを感じさすがです。
入口入ってすぐには掛け軸や石燈籠もあって素敵です♪
椅子には白いカバーがあるのも高級感を醸し出します♪


↑掛け軸や石灯籠

↑店内

 少し恰幅のある優しそうな店主が笑顔で迎え入れてくれました♪
また女将さんも上質な和服を来て笑顔で優しく迎えてくれ、また後で食事も優しく説明してくれます♪

 事前に電話で予約していて、おまかせ料理で1万円(税別)でした。
なお壁にはチラシが貼られて近々トラフグ尽くし13000円コースをやると告知がありましたね♪
なんて魅力的♪

 ドリンクメニューを見て田酒の純米吟醸1200円を頼みます♪


↑ドリンクメニュー


↑ドリンクメニュー


↑ドリンクメニュー

冷蔵庫からその田酒が出され、お銚子に注がれ運ばれます♪
おぉぉ甘くフルーティーで美味しい♪


↑田酒

なお、青森市出身でニュージーランドワインの栽培醸造家である小山浩平さんのGREEN SONGSというワインも扱っているようでしたね♪

 まず、数の子や小松菜、人参等が運ばれますが、これがまとまっていて美しい♪
 数の子がパリパリ、小松菜がシャキシャキして、そして人参が甘く美味しい♪
お酒に合いますね♪


↑数の子等

 次にチーズ高菜や昆布たらこ、緑色の野菜?、しめ鯖沢庵?、ヒラメ鮨、ナマコが一列に綺麗に並べられて美しいです♪
これは美しかった♪
ナマコもあまり食べたことはなkったので嬉しかったですね♪
コリコリしています♪


↑ナマコ等

 そして鮭の椀ものが運ばれますが、少々塩辛い鮭やかぼちゃ、しいたけがたっぷりでアツアツで美味しい♪
寒い冬には嬉しいです♪
それにしても美しいです♪


↑鮭の椀もの

 魚は陸奥湾のものを使用しているとのことでしたね♪

またかなり大きなワサビを擦っているので訊いてみると、ワサビは東京の奥多摩や静岡、山梨から仕入れるとのことでしたね♪
やはりその辺りが良いのですね。

 そしてカワハギの刺し身が、たっぷりの肝付きで運ばれ凄い♪
白身だけでなくこんなにたっぷり肝があるとは美味しいです♪


↑カワハギ


↑カワハギの肝など

 それから極め付きは陸奥湾の天然トラフグの刺し身が美しく並べられ凄いです♪
まさか青森でトラフグを食べられるとは思っていなかったので嬉しかったですね♪
 フグの身がしっかりしていて田酒にも合い、コラーゲンたっぷりの皮も素晴らしいです♪
そしてメネギが細く良かったです♪
ゆっくり美味しくいただきました♪


↑トラフグ

 トラフグといえば九州と四国の間の豊後水道が産地で、下関や臼杵で水揚げされるのが主だと思っていたのですが、陸奥湾でも水揚げされるとは知りませんでしたね♪

 そしてタラ3兄弟?とは面白い♪
タラ塩焼きが脂が乗り、タラコ、白子とどれも温かくて美味しいです♪
脂の乗りがすごかったですね♪


↑タラ3兄弟

 そして鯛の真丈はアツアツ濃厚でナメコや大きな大根等もたっぷりで汁はとろっとしていて美味しかったですね♪
器もかなり高温なので注意が必要です♪
やはりこのくらいアツアツにすると美味しいですね♪


↑鯛の真丈

 それから食事ということで、ふぐ雑炊が卵たっぷりでまろやかで美味しかった♪
卵たっぷりが嬉しいです♪


↑ふぐ雑炊

そして最後にデザートで、シャインマスカットや青森ならではのりんご、ざくろ、金柑にたっぷり炭酸入りソーダをかけていましたね♪
熱いほうじ茶と一緒に美味しく頂けました♪


↑デザート


↑熱いほうじ茶

 それにしてもお酒は1つしか頼まなかったのに、結構酔っ払ってしまいました(^_^;)

 菜のはなは、綺麗で上質な店内で、陸奥湾の新鮮で美味しい魚介を中心に、美味しいお酒とともに頂け、とてもオススメです!

美味しかったものまとめ(2018年下半期)

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チャンドラ(青森市)でのランチはとてもオススメ!

2019年02月07日 01時00分00秒 | 外食
 ピアノ好きな友人がオススメというので青森市にあるチャンドラへ行って来ました♪

 場所は青森駅からまっすぐ東に商店街の方へ歩いて5分くらいの右側にあります♪


↑店構え

 店内に入り階段を上がって行くと、その階段の辺りからかなりゴージャスで驚きました♪
なかなかない雰囲気です♪


↑階段


↑階段の途中


↑階段の途中

 2階もかなり綺麗で上品で上質な空間が広がっていましたね♪
これは凄いです♪
しかもケーキも売っています♪


↑2階

また、さすが客層は有閑マダムばかりです(^_^;)
そして中央にグランドピアノがあり、スマートな男性がiPadの楽譜を見ながら生演奏しています♪


↑ピアノの生演奏

 静かなポピュラーな音楽が多いですが、今ボヘミアン・ラプソディという映画がヒットし旬なQUEENも演奏するとはさすがです!

 5分ほどゴージャスなソファに座って待ち、奥の窓側の良い席に座れました♪
ここもフカフカなソファです♪


↑席からの景色


↑席からの景色

 メニューを見て、1200円税別のチャンドラランチセットにします♪


↑メニュー


↑メニュー

 肉か魚を選べ、肉の「鶏もも肉のソテー 赤ワインソース」を選びました♪
パンやライスはお代わりでき、スープ、サラダ、ミニデザート、珈琲付きとはコスパがかなり良いと思います♪

 スープはホワイトソースで美味しく、サラダが野菜たっぷりでドレッシングが上質さを感じましたね♪


↑スープとサラダ

 そしてメインの鶏肉が骨付きもも肉とは驚きました♪
ゴージャスですね♪


↑メインの骨付きもも肉


↑ライス

 デザートも蜂蜜入り濃厚プリンで、そして珈琲がさすが甘くコクがあり美味しかった♪


↑珈琲とデザート

 静かにゆっくりできました♪
なお店員の接客も素晴らしく、テーブルの上にはお客様アンケートがあるからだと理解しました♪
やはりアンケートがあると店は良くなりますね♪

 チャンドラは上質で上品な店内で、ソファでゆっくりピアノの生演奏を聴きながらコスパ良く美味しいランチを頂けとてもオススメです!

美味しかったものまとめ(2018年下半期)

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青森魚菜センターの元祖青森のっけ丼(青森市)はとてもオススメ♪

2019年02月06日 01時00分00秒 | 外食
 青森等を旅行中に急遽SNSで友人に「ネタを好きに置いて食べることができる海鮮丼のお店があるよ」ち教えてもらい、青森魚菜センターに行って元祖青森のっけ丼を堪能しました♪
自由に乗せることができるので「のっけ丼」なんですね♪

青森駅にもそのポスターが貼ってありすぐ行くことができました♪


↑ポスター

場所は青森駅から徒歩約5分くらいのところです♪


↑青森魚菜センター

店内に入ると、カラーで説明があるのでそれを読んで受付に行きます♪


↑お店の説明


↑各お店の地図

 受付で1300円10枚綴りのチケットを買い、そしてご飯のみが入っだ丼をチケット1枚で入手します♪
※なお5枚650円もあります♪


↑ご飯をもらうところ


↑ご飯

 そしてたくさんお店があるので、その中から好きな海鮮などを選んで乗っけてもらいます♪


↑通り


↑海鮮売場

 1品当たり1〜3枚のチケットで、ウニ等高級食材は3枚必要でしたね♪
ただ、ほとんど1枚の海鮮ばかりです♪
現に私は貧乏性なのか(^_^;)1枚の食材ばかりで、大きなエビや大トロ、カンパチ、生タコ、エンガワ、赤貝、卵焼き、もずく、カニ汁を全てチケット1枚で選びました♪


↑海鮮


↑海鮮


↑海鮮


↑海鮮


↑海鮮


↑海鮮


↑海鮮


↑海鮮等をのっけた丼

 何だか自分の海鮮丼は白っぽくて脂が乗っているものばかりを選んでしまいましたね(^_^;)

 さっそく席に座って、醤油やワサビを準備し頂きます♪

 おぉぉ特にカンパチとエンガワ、マグロ大トロの脂の乗りが凄くて美味しくて感動しました♪
さすが獲れ立ては素晴らしいです♪
特にカンパチが大きかった♪

 また生の海老も大きく濃厚で、カニ汁も美味しかったですね♪

こりゃ楽しいですね♪
外国人も多数訪れて楽しんでいましたね♪
これはウケると思います♪

青森魚菜センターの元祖青森のっけ丼は、自分で好きなネタを選ぶことができ、また新鮮で美味しくて、とてもオススメです♪
また行きたいと思います♪

美味しかったものまとめ(2018年下半期)

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盛楼閣(盛岡市)の焼肉と冷麺はとてもオススメ!

2019年02月05日 01時00分00秒 | 外食
 ぴょんぴょん舎と並び盛岡冷麺の両横綱と言われているし、食べログでもTOP5000に選ばれているので盛楼閣へ行ってみました♪

 ちなみに、ぴょんぴょん舎は埼玉県三郷市にもお店があって、冷麺や焼肉丼を既に堪能したので、盛楼閣へ行きました♪
なお、実は盛岡駅近くにぴょんぴょん舎があり、少し覗いてみたのですが、このお店も想像以上に綺麗で広い空間が広がっていて驚きました♪
さすが両横綱です♪


↑盛岡駅近くのぴょんぴょん舎

 盛楼閣の場所は、盛岡駅すぐ近くの2階にありますが、ビルは新しく、赤いネオンが光っていて目立ちます♪


↑店構え

 2階まで階段で上がり、店内に入りますがお店はかなり綺麗ですね♪


↑2階の入口

 店内がかなり新しく綺麗でモダなのには驚きましたね♪


↑店内

 訪れたのが土曜の20:30過ぎと遅い時間にも関わらず、ほぼ満席状態だったのでかなりの人気店ですね♪

 一人で訪れたのですが、入口近く左側の横並びの二人席に案内されメニューを見ます♪


↑食べ物メニュー


↑食べ物メニュー


↑ドリンクメニュー


↑ドリンクメニュー

 上定食2000円税込が、ロースやライス、わかめスープの他に、生野菜やナムル、キムチ、生卵付きとコスパが良いのでそれを頼み、せっかくなので冷麺1000円税込も頼みます♪
ぴょんぴょん舎にはあったミニ冷麺はありませんでしたね♪

 飲みものは焼肉なのでグラスの赤ワイン550円税込を頼みます♪

 すぐに赤ワインが運ばれますが、おぉぉ結構くせがなく美味しい♪


↑赤ワイン等

 そして、肉や生野菜、ナムル、ご飯、スープ、生卵などが運ばれます♪


↑ロースやライス、わかめスープ

わかめスープが巨大で驚きます♪ 


↑生野菜サラダ、ナムル、キムチ、生卵など

 生野菜サラダやナムルを食べると上質さを感じ、スープを少し飲んで、さっそく肉を焼きます♪

 焼肉は黒毛和牛でタレが揉み込まれ、しかもすき焼きのようにかき混ぜた生卵の中に入れて頂け想像以上に美味しくて感動しました♪
こりゃぁ旨いよ♪


↑生卵の中へ肉投入

 肉の切り方にも手間を惜しまず、注文を受けてから、その場で味を一品ずつ丁寧に揉み込み、さらに味移りを避けるため一品一皿で提供しているようです♪
さすがですね♪

 またナムルやキムチも上質さを感じましたし、わかめスープも美味しく、巨大なのも良かった♪

 そして冷麺が運ばれます♪


↑冷麺

 とにかく冷麺の麺のコシがかなり強く驚きます♪
こんなにコシが強い麺はなかなかありませんね♪
そしてスープもさすが旨く、しかも梨やきゅうりが乗っています♪
辛さは中辛でお願いしたのですが、全然辛くなく美味しゅうございました♪

 盛楼閣はお店は綺麗だし、美味しい焼肉と冷麺を頂け、とてもオススメです♪

美味しかったものまとめ(2018年下半期)

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伏見稲荷大社(京都市)はとてもオススメ!

2019年02月04日 01時00分00秒 | イベント・外出
 「大人絶景旅 京都」というガイドブックp136~に「全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮。五穀豊穣、商売繁盛などの御利益があると伝わる。千本鳥居を抜け、白狐の絵馬が架かる奥社奉拝所でお参りして折り返すのが定番コースだが、豊かな自然と神秘のパワーがみなぎる「お山めぐり」もおすすめ」と掲載され、そのずらりと並ぶ千本鳥居を観たくて、京都市にある伏見稲荷大社へ行って来ました♪

場所はJR京都駅からJR奈良線で2つ目の稲荷駅近くとなります♪


↑駅近くからの大きな赤い鳥居♪

 稲荷駅では駅員にコインロッカーの場所を聞きますが、あまり数はなく既にに満杯で、駅を出て左側の約30mほどの右側に物販を兼ねたの手荷物預け場所があるとのことなので、そこに行き400円で預けてもらいました♪
スーツケース等がたくさん置かれていましたね♪
但し営業は17時までとのことなので、それまでに戻らねばなりません。
14:30に預けたのですが、一ノ峰往復で2時間はかかるとのことなので、急ぎ足で行くことにします。
それにしても身軽になれて良かったです♪

 なお、京都駅のコインロッカーを利用しても良いし、京都駅等ではホテルまで荷物を運んでくれるサービスもあるようなので、それらをうまく利用すると良いかもしれませんね♪

 この伏見稲荷大社の敷地がかなり広くて驚きました♪
まず赤い楼門がかなり大きくて立派♪


↑楼門


↑楼門の説明

 この楼門は何と天正17年(1589年)に豊臣秀吉が、母である大政所の病気平癒を祈願し再興されたもので重要文化財です♪
そんな昔のものが残っているとは凄いですね!

そして大きな地図や、伏見稲荷大社の説明もありました♪


↑地図


↑伏見稲荷大社の説明

また近くの狐の石像が、赤い首飾りもしていてなかなかスマートです♪


↑狐


↑狐

 そして先ほどの地図で確認した千本鳥居へ進みます♪
11月の祝日の14:30過ぎに訪れたのですが、千本鳥居への列はかなり激混みでなかなか前に進めません^_^;)
この観光客の多さは尋常ではありませんね。
きっと世界中へのインスタ効果ですね^_^;)
みんな写真を撮りまくっていました。

 赤い千本鳥居の中を進んで行きます♪
改めてこんなに鳥居が並ぶとは凄いですね♪


↑千本鳥居の最初

そしてゆっくりと進みます♪
周りは緑もあり美しいです♪


↑千本鳥居

 途中で鳥居が二手に分かれたのには驚きました♪
どちらを歩こうか悩みましたが、悩む必要はなく一方通行で、右側通行でしたね♪


↑鳥居が二手に分かれる

そして、鳥居の間隔が短くなります♪


↑鳥居の間隔が短い

隙間から左側を見ると、鳥居がびっしりずらりと並んでいます♪


↑左側の鳥居

 ちなみに鳥居の右側に行って鳥居を見ると以下の写真の感じでした♪
こちらもびっしりずらりと並んでますね♪


↑鳥居の外側から

 ようやく奥社奉拝所にたどり着きますが、まだまだ千本鳥居は続きます♪
これはすごいよ♪


↑奥社奉拝所のあたりの地図♪


↑千本鳥居は続く


↑千本鳥居は続く

まだまだ続きます♪


↑千本鳥居はまだまだ続く

途中にはろうそくが灯された神秘的な祭壇のようなところもありました♪


↑ろうそくが灯された神秘的な祭壇

また今年の台風で、ポッキリとかなり大きな木にも関わらず倒れた木もありましね♪
今年2018年の関西への台風直撃は凄かったんですね。


↑ポッキリ倒れた木

そしてようやく熊鷹社に到着します♪
まだまだ続きます♪


↑熊鷹社の近くの地図

 それから一ノ峰へは左の道が近いようなので、そちらへ人の流れと同じように進みます♪
途中には玉姫大神や口入大神、脳天大神というのもありましたね♪
面白い名称と思います♪
 後で調べてみますが、玉姫大神は1333年に新田義貞が戦勝祈願のため弘法大師直筆という稲荷大神の像を瑠璃の玉塔に奉納したことが「玉秘め」の社号の由来となったようで、口入大神は当時の職業安定所のようです♪
脳天大神はそこに書かれていましたが、頭・首を守護する神様のようです♪


↑玉姫大神


↑口入大神


↑脳天大神

 しかし、どんどん下山しているようで嫌な予感がしてきました。
そうです、痛恨のミスをしてしまいました^_^;)
地図を見ると左側の道が目指す一ノ峰が近かったので、その左側の道を急坂ながら選んだのですが、何と進んでいたのはそのさらに左の下山道だったようで、また入口近くの巨大な楼門の辺りに戻ってしまいました!
これには愕然^_^;)
安易に人の流れに続いてはいけませんね^_^;)

やばい!このままでは17時までに荷物預け所まで戻れないかもしれないと思い、再び一ノ峰を目指して早歩きしながら走ります♪
鳥居の中は大混雑で進みが遅いので、その右横の空いている道を走ったりします^_^;)

 でもまあ、2度通ったのでよく道は理解できたし、鳥居を外側が観れたり、周りの緑あふれる景色が観れて良かったです♪

そして失敗した道に戻り、一ノ峰を目指します。
おそらく熊鷹社の辺りだと思いますが、結構標高が高く、下界や山が夕陽に照らされ綺麗です♪


↑下界や山

まだまだ千本鳥居は続きます♪


↑千本鳥居がまだまだ続く

そして「ここは二ノ峰 山頂まで5分」という看板を見て安心します♪
これには安堵しました♪


↑「ここは二ノ峰 山頂まで5分」という看板

そしてようやく一ノ峰へ到着します♪


↑一ノ峰


↑一ノ峰の配置図


↑一ノ峰の山頂の案内

 山頂との看板があり下の方に「店に(山頂の)再確認は不要です」というのには笑ってしまいます^_^;)
相当山頂の確認が多かったのでしょう。
確かに一ノ峰や二ノ峰は似ているし、ぐるりと一周するし、そもそも遠いし、本当に山頂か確認したくなりますね♪

せっかく一ノ峰に到着したので、お参りをしてその神社のまわりを歩いてみました♪


↑神社


↑神社


↑神社のまわり

 すると、おみくじがあるのに気づきました♪
八角柱の少し大きな金属のもので、それを持ってガラガラを回すと、小さな穴から金属の棒が出てきて、そこに番号が書かれているので、その番号の運勢を見ます♪


↑八角柱のおみくじ

番号は27番で、何と吉凶相央ではありますが「礼儀作法をわきまえていないし、傲慢で世の中を甘くみていて、世人にうとんぜられる兆がある」とは驚きました^_^;)
ははぁぁ!反省します!謙虚にします!


↑おみくじの結果

傲慢だったかもしれないと反省しつつ、気持ちを新たに下山します♪
そういえば、私がおみくじを引いた後にも、凶を引いてしまった悲鳴がいくつか聞こえてきました・・・^_^;)


↑下山の千本鳥居

 下山は大混雑の道とは違う所も進みますしスイスイです♪
膝が痛くならないか気になりましたが大丈夫でした♪
荷物を持っていたら大変だったでしょう。
荷物を預けて大正解でした♪

 途中に「長者社」がありお参りしました♪
名刀「子狐丸」を鍛え上げたという井戸があり、鉄鋼関係者などからは篤い信仰があるようです。


↑長者社


↑長者社の中


↑長者社の由緒

そして下界に近づき、紅葉や景色が美しい場所がありました♪


↑下界や紅葉

 それから16:30過ぎには稲荷駅近くで荷物も無事受け取ることができました♪
預け場所にたくさんあった荷物も、閉店が近いのですっかり減っていましたね♪

 伏見稲荷大社は、赤い千本鳥居が無数にありその姿は素晴らしいだけでなく、一ノ峰まで気持ちよく散策を楽しめ、おみくじで人生を反省もでき^_^;)、また楼門も豊臣秀吉時代からのもので立派で、とてもオススメです!

お勧めなお話(2018年下半期)

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「きっさ音(盛岡市)」はピアノも弾けるカフェでとてもオススメ!

2019年02月03日 01時00分00秒 | 外食
 盛岡市へ旅行した際に、ピアノ・カフェ・盛岡で検索すると、いつでもピアノが「きっさ音」で弾けるとあったのでレンタルしたチャリで行ってみました♪

場所は盛岡市の本町通り1丁目にあります♪

 店構えはかなり可愛く、手作りお菓子と音楽とも書かれていますね♪


↑店構え


↑手作りお菓子と音楽と書かれる

 店内に入ると、少し薄暗くかなり良い雰囲気のカフェで、若いカップルや、女性二人連れが多いお店です♪


↑店内

奥にはヤマハのアップライトピアノがありました♪

メニューを見て珈琲450円税込を注文した際に、ピアノを弾いて良いですか?と訊くと、実は客がいない時は弾けるとのことでした♪

まあ、うるさいからそうですよね。


↑メニュー

他のお客さんはケーキセットなどを注文していて、さすが手作りでどれも美味しそうでした♪
糖質制限していなければ、確実に頼んでいます(^_^;)

珈琲等がお洒落な器で運ばれ、そしてほんのり甘くコクがかなり珈琲が美味しいです♪
さすがのセンスですね♪


↑珈琲等

 17時前になると、ラッキーなことに客がいなくなり、お店の方に声をかけて、さっそくショパンのバラード3番を弾いてみました♪
ちょっとピアノのタッチが軽く、微妙な音を出すのに苦労しましたが、だんだん慣れてきました♪
最後まで気持ちよく弾け嬉しかったです♪
全国でピアノが弾けるのは嬉しいですね♪
 お店の方がピアノ演奏を相当喜んでくれて嬉しかったです♪
また行きたいと思います♪


↑ピアノ

「きっさ音」は、かなりお洒落な店内で、美味しい珈琲とケーキ等を頂け、またピアノも弾けるカフェで、とてもオススメです!

美味しかったものまとめ(2018年下半期)

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東家本店(盛岡市)の「わんこそば」はとてもオススメ!

2019年02月02日 01時00分00秒 | 外食
 とあるゴールドのクレジットカードの会報誌に1907年(明治40年)創業のそば処で、観光客には盛岡名物わんこそばが人気とあるので東家(あずまや)本店へ行ってきました!
 実はこのお店は、わんこそば以外の割烹料理やカツ丼なども地元の方には人気なようです♪

 場所はJR盛岡駅から約2kmで、中ノ橋通1-8-3にあり、近くに商店街がありましたね♪
 私は盛岡駅で自転車をレンタルして行ってみました♪
自転車は行動範囲が広がり盛岡散策には良いと思います♪


↑店構え

 土曜の11:30過ぎに訪れますが、すでに満席で整理券が配られていました。
待つ席もストーブの前にたくさん用意されていて、さすが人気店ですね♪
待合室には皇室の方?の写真もあります♪


↑待合室


↑待合室


↑写真


↑整理券

 そこで「わんこ」にしますかと訊かれるので「わんこ」と答えます♪
 どうやら、2階のわんこと1階のわんこ以外で席が分かれるようです♪(わんこ、わんこって何だか犬みたいですね(^_^;))

 整理券の番号を呼ばれて2階にお店の方と上がります。
階段の処には「わんこそば」の由来の説明がありました♪
客をお腹いっぱいにもてなすために岩手にはそのような風習があるんですね♪


↑「わんこそば」の由来

 2階の席は靴を脱いで畳の上に座る形式です♪


↑2階の様子

 隣の席では体が大きな男性4人が掛け声をかけながら頑張って食べていて大盛り上がりでした♪
確か一人120杯以上食べてましたね♪


↑4人で大盛り上がり

 まず若い女性かrわんこそばのメニューの説明があり、2700円?と3260円のコースがあるとのことでした。
 3260円の方は、薬味が確か9種類と、2700円?のコースの7種類?より多いし、お椀の数をお店の方が数えてくれるとのことでした。
2700円?のコースは自分で数を数えて下さいとのことでした。
 周りも、その3260円のコースを選んでいるようなのでそちらを選択します♪

 そして、紺色のエプロンをして、右手に箸を持ち、左手にお椀を持って待ちます♪


↑エプロン

テーブルの上には9つの薬味が既に置かれています♪


↑9つの薬味等

 お椀を上げたら、わんこ蕎麦を入れるとのことでしたね♪
また汁がお椀に溜まったら、そこにある大きな器に捨ててくださいとのことでした♪
そして、もう食べられないと思ったら蓋を締めて下さいとのことで、蓋を一度締めると再開はできないとのことでした♪

 私と隣の初老夫婦二人の3人で若いお姉さんが持ってくるわんこを食べることになります♪

 若いお姉さんは、お盆にたくさんのわんこそばを持ち、次々と「ど〜ぞ!」と言ったり「どんどん!」「じゃんじゃん!」等との掛け声に合わせて次々とお椀に蕎麦を入れていくので、それに合わせて食べて行きます♪
おぉぉ結構楽しい♪


↑お椀にいれられたわんこ蕎麦

 そしてお盆のわんこがなくなると、お姉さんはまたわんこがたくさん置かれたお盆を取りに席を少し外します♪

 呼吸が合わないと、結構汁が飛び散ったりしましたね(^_^;)

 1回当たりの量は少ないので、かなりこれは楽勝と思いきや70杯を超えるときつくなってきました(^_^;)

 たまにワサビやゴマ、海苔、なめこ大根おろし、鶏そぼろ、とろろなどの薬味で味に変化をつけながら美味しく頂きます♪

 無理をすれば100 杯は行けたと思いますが、男性平均50〜60杯とのことですし、糖質も気になり85杯で断念します♪


↑85杯♪

 100杯行けば記念品が貰えるとのことでしたがこれからの旅行のことも考えてあえて自重しましたね♪

もうお腹一杯っす(^_^;)

隣の初老のおじさんは頑張って100杯以上食べたのには驚きました!
すごい!よく頑張った!
奥様は50杯行かなかったと思います。

なお、お店の記録は870杯とのことで、それは凄いと思います♪
大食いチャンピオンの方のようです。
それでも一般の方の最高は800杯とのことで、それはもう異次元の世界です(^_^;)

 最後にデザートの柑橘の甘夏を頂きさっぱりしました♪


↑甘夏

さすがにこの日は夜まで胃に残っていましたね(^_^;)

 そして証明書に85杯と記入して頂き、それを持って記念撮影しました♪


↑証明書等

 ノリが良いわんこを注ぐお姉さんも結構いますし、かなり楽しめると思います♪
 また、これは外国人にもウケると思いますし、多人数で参加するともっと楽しいでしょうね♪
 初の「わんこそば」はとても楽しめました♪

東家本店の「わんこそば」はとてもオススメです!
じゃんじゃん!

美味しかったものまとめ(2018年下半期)

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「日本人の遺伝子(一石英一郎)」という本はとてもオススメ!

2019年02月01日 01時00分00秒 | 
「日本人の遺伝子」の購入はコチラ

 「日本人の遺伝子」という本は、DNAチップ技術を世界でほぼ初めて臨床医学に応用し論文を発表し、人工透析患者の血液の遺伝子レベルでの評価を開発し、国際特許を取得している著者「一石 英一郎氏」が、日本人にまつわる遺伝子を中心に、日本人の起源や、日本人がかかりやすい病気、日本人の気質、日本人に特有の遺伝子等についてだけでなく、環境によって遺伝子を鍛えることができるエピジェネティクスや遺伝子健康法、最新遺伝子事情などについて、非常に分かりやすく説明しています♪

 特に以下については興味深かったですね♪

・日本人は中国中央部の長江流域やセム系ユダヤ人と遺伝子は非常に似ている
・日本人は地中海から中近東、南部イタリア人たちとの遺伝子の共通点が多い
・外から新しい血を入れれば栄える
・日本人は飢餓の時代が長かったことから、飢餓に耐えうる遺伝子が刻み込まれている
・糖尿病の発症に関係する遺伝子を日本人の実に95%が持ち合わせている
・大腸ガンはガン遺伝子の壊れる順番で発症する。順番が逆では大腸ガンにならない
・肺ガンはたった1カ所の遺伝子が壊れるだけでガンになる
・身内にすい臓ガンに罹った人がいる場合、通常の3倍ほどすい臓ガンになりやすい
・乳ガンや卵巣ガンにかかった人がいる家系はBRCA1、BRCA2遺伝子が壊れていることが多い
・日本人でお酒に弱い人は食道ガンになりやすい
・AVPR1A遺伝子の特定変異RS3334を持つ男性は離婚を何度も繰り返したり生涯独身など結婚に問題を抱えている割合が高く、AVPR1A遺伝子に変異のある人は音楽好き
・生活習慣病に関係する遺伝子の働きを調節する仕組みは、受精してから胎内にいる間、そして生後1年までの間に決まる。生まれる前や後の栄養だけでなく、親からの愛情や接触もまた重要
・胎児や乳幼児の遺伝子のメチル化を予防するにはビタミンB12や葉酸が大切(レバーやほうれん草、ブロッコリー等の緑黄色野菜、葉野菜、枝豆など豆類)
・NLGN1という自閉症遺伝子が2017年8月に発見された
・遺伝子は温度刺激によっても変わる。ガン細胞は熱に弱く42.5℃で死ぬので温熱療法も効果的
・FOXP2遺伝子は脳の発達に関わり自閉症や難読症を引き起こす
・朝にタンパク質を摂ることが細胞の浄化、リサイクルが促進
・ガン予防には抗酸化成分のβカロチンやビタミンC、カテキン、赤ワインの成分、ハーブなどが良い
・日本人の遺伝子は肥満になりやすいし、心臓病やガンなどの病気にかかりやすい
・お酒、たばこ、ストレス、偏った食事は遺伝子が壊れる要因となる
・日本人はビフィズス菌が多く、日和見菌のバクテロイデス、悪玉菌のプレボテラが少ない
・若さを保つテロメアキープするには瞑想、有酸素運動、野菜中心の食事、7時間以上の睡眠が有効
・ヒトとの遺伝子の違いがわずかであるチンパンジーはエイズで死ぬことはない

以下は本書のポイント等です♪
「日本人の遺伝子」という本は、遺伝子について理解が深まるだけではなく、今後の健康の参考にもなりとてもオススメです!

・女性が代々受け継ぐミトコンドリア遺伝子のパターンを比較したところ、日本人はアジア各地域に共通配列が認められる報告がかなり多いものの、中国の中央部、長江流域の人たち、それからセム系のユダヤ人と非常に似ていることがわかりました。同じ中国でも、北部や南部の人のミトコンドリア遺伝子のパターンは異なっています。セム系というのは、黒い目、黒い髪をしていて、肌の色は浅黒い人たちのことを指します。このユダヤの系統は、古代ユダヤに由来するといわれています。古代オリエントの流れを汲んで、今でも西アジアなどに多く見られるようです。また、長江流域と日本の関連としては「稲」が挙げられます。日本に稲「ジャポニカ種」を伝えた人々が長江流域を経由していることも稲ゲノム研究によって判明しつつあります。これらの結果をつなぎ合わせて考えてみると、日本人の祖先ははるか西アジアの方角より「日いずる方」に長江経由で東へ東へと進んで渡来したのではないかということが推測されます。

・Y染色体には80種類ほどの遺伝子が含まれていますが、そのパターンや配列を詳しく調べたところ、日本人は「D2」というタイプを持っていることがわかりました。「D2」というタイプの中にYAP型が含まれ、Y染色体の中でも非常に古くからある系統です。YAP型というのはY染色体上に見られる非常に特殊な配列で300塩基ほどあります。この系統を持っているのは世界的にも珍しく、アジアでは圧倒的に日本人に多く存在します。中国人や韓国人にはまず見られません。そして驚くことに、地中海から中近東、南部イタリアの人たちと共通点が多いのです。専門家は日本人と古代ユダヤ人に共通していると指摘しています。

・「外から新しい血を入れれば、御家は栄える」これは、四国の大名・長宗我部家の家訓でした。当時、土佐国の小さな郡の一領主に過ぎなかった長宗我部国親は、その家訓を守り、遠く離れた美濃国の守護代・斎藤利長の娘を嫁として受け入れました。そこで生まれたのが、長宗我部元親です。元親は、父の期待に応えて瞬く間に四国全土を統一し、長宗我部家を四国の大大名にまで発展させたのです。狭い地域の似通った遺伝子ではなく、その当時としてはかなり遠い場所の、まったく異なる遺伝子を取り入れることで、さまざまな刺激や環境変化にも適応しやすい遺伝子をつくりあげることに成功しました。その結果、強い人材を生み出すことにつながったのではないでしょうか。世界に目を向ければ、紀元前300年代にギリシャからエジプト、インドに至る広大な領土を築き上げたアレキサンドロス大王も母・オリンピアスはマケドニア以外の出身でした。つまりアレキサンドロス大王はハーフです。当時は非常に珍しいことと考えられていたようですが、両親で信仰する神もまったく異なっていたそうです。現代で活躍している人たちを思い返してみても、同じようなことが言えるでしょう。たとえばスポーツ界でいえば、メジャーリーグのダルビッシュ有選手はハンマー投げの室伏広治選手、リオデジャネイロ五輪の柔道90kg級で金メダルを獲得したベイカー茉秋選手などもハーフです。またエキゾチックな容姿から芸能界やファッション業界などで活躍しているハーフの方々も少なくありません。このように過去の歴史を見ても、最先端の遺伝子研究を鑑みても、「外からの血」が入ると、より優秀な人物が生み出されやすいということがよくわかります。

・神様が降臨する以前は、日本は何千年も暗黒で、食べ物にも乏しい苦しい飢餓の時代だっというわけです。そのような環境下でも、日本人は生き延びてきました。そのため、日本人には「飢餓」に耐えうる遺伝子が刻み込まれたのです。β3AR、PPARγ、カルパイン10、β2AR、UCP-1などがそれです。たとえば、アドレナリンに関係する遺伝子β3ARには、脂肪が燃えにくくなる作用があります。この遺伝子を持ち合わせている人はそうでない人に比べて、1日あたりの基礎代謝量が200kカロリー低く、内臓脂肪がたまりやすく、特にお腹回りが太りやすい体質であることがわかっています。全白人系のうちたった8%しか持ち合わせていない遺伝子ですが、日本人は34%の人がこの「β3AR」遺伝子を持っています。またPPARγ遺伝子は、安静時に新陳代謝が進まないという作用があります。この遺伝子を持ち合わせているのは、欧米人では6割ですが、日本人では実に92%にものぼります。カルパイン10遺伝子は糖分や炭水化物の細胞取り込みに関する遺伝子で、この遺伝子を持ち合わせていると糖分や炭水化物に含まれる糖質を吸収しやすい体質であることがわかっています。日本人の95%がこの遺伝子を持っています。β2AR遺伝子は脂肪分解に関係しています。この遺伝子を持ち合わせている人は一日あたりの基礎代謝量が200kカロリー高く、脂肪がつきにくいものの、筋肉もつきにくく、一度太るとやせにくい体質であることが分かっています。日本人の16%がこの遺伝子を持ち合わせています。UCP-1遺伝子は脂肪の誘発に関連し、この遺伝子を持ち合わせていると、1日あたりの基礎代謝量が100kカロリー低く、脂肪の代謝が悪くて太ももやヒップなど下半身が太りやすい体質であることがわかっています。日本人の25%がこの遺伝子を持ち合わせています。

・これらはどういうことかというと、いつ来るかわからない飢餓状態に備えて、少量の食べ物をできるだけ脂として体内に蓄積したり、栄養分を溜め込んでおいたりする機能が非常に高いということです。この飢餓遺伝子、言い換えると肥満遺伝子はほかの民族が持ち合わせていない日本人に特有の遺伝子です。日本人はこの飢餓に強い遺伝子を持っていたがゆえに、何千年も生き延びてこられたといえるでしょう。このように飢餓遺伝子は満足な食べ物が与えられない時代には非常に役立つ遺伝子でした。けれど、今は飽食の時代です。少量でも栄養分や脂肪分を溜め込むことができる体質なのに、栄養価の高いものをお腹いっぱい食べたらどうなるでしょうか?そうです、肥満、メタボへの道一直線です。その結果、日本ではここ数十年間で肥満の人が大幅に急増、さらには糖尿病や動脈硬化発症予備軍を多数生み出す結果となりました。

・糖尿病は日本人が気をつけるべき病のひとつです。糖尿病の発症に関係する遺伝子を日本人の実に95%が持ち合わせていることがわかっています。肥満遺伝子のひとつである「カルパイン10」がそれです。糖分や炭水化物を細胞に取り込む作用があり、糖尿病の発症にも関わっています。この遺伝子ですが、イギリス人は全体の25%しか持ち合わせていません。さらに、日本人を含む東アジア民族は、欧米人に比べて遺伝的にインスリンの分泌能力が低いことがわかっています。日本人のインスリン分泌量は、白人の半分から4分の3程度です。日本人の食生活に起因すると考えられています。

・大腸ガンは「フォーゲルシュタインの多段階発ガンシークエンス説」です。ガン遺伝子の壊れる順番が決まっているのです。最初はAPC遺伝子、次にRAS遺伝子、そしてp53遺伝子の順に壊れると、大腸ガンを発症します。この順番が逆になったり、順番が異なっていたりすると、ガン細胞は死んでしまい発症しません。

・肺ガンは「ドライバー遺伝子」なるものが働きます。これはガンの発生や進行に直接的に重要な役割を果たしている遺伝子の総称です。たったひとつの遺伝子が壊れると、それだけで一気にガンを発症します。肺ガンではたった1カ所の遺伝子が壊れるだけでアウトです。その発ガンしやすさこそが、肺ガンが爆発的に増えている原因だろうといわれています。肺ガンのドライバー遺伝子は現在5、6個見つかっており、製薬会社では、個々の遺伝子のスイッチに対して効く薬をこぞって研究開発しています。

・肝臓ガンにも同様にドライバー遺伝子があることがわかっています。肺ガンの場合には5、6個のドライバー遺伝子をターゲットにすればいいのですが、肝臓ガンの場合には30個のドライバー遺伝子を相手にしなければなりません。いってみればガンに対して開かれた30カ所のゲートがあるので、その分手強いのです。また肝臓ガンの場合はB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスなどのウイルスがドライバー遺伝子を壊してガンを発症する可能性もあるようです。ガンはこのスイッチが壊れたら別のスイッチに移動したり、別の経路をたどったりするなど、巧みに切り抜けていく性質があり、なかなか手強いところがあります。

・身内にすい臓ガンにかかった人がいる場合、本人も通常の3倍ほどすい臓ガンになりやすいという統計データが欧米を中心に出ています。日本人は欧米人より血縁が濃いことから、より相関関係が高いのではないかと考えられます。

・乳ガンや卵巣ガンにかかった人がいる家系は、BRCA1、BRCA2遺伝子が壊れていることが多く、同じく乳ガンや卵巣ガンを発症する確率が高いのです。BRCA1遺伝子は、細胞が増殖しガン化するのを防ぐ役割やほかの遺伝子と共に損傷したDNAを修復する役割を果たしています。BRCA1遺伝子に変異がある場合、乳ガンの発症率は約65%といわれています。女優のアンジェリーナ・ジョリーさんは、このBRCA1遺伝子が壊れていて、乳ガンを発症する確率が87%、卵巣ガンを発症する確率が50%であることが判明しました。そのため予防策として両乳房除去手術を行ったのです。彼女のようにまだガンにかかっていないけれどガンを引き起こす遺伝子変異を持っている「プリバイバー」と呼ばれる人たちが増えつつあるようです。

・BRRCA1あるいはBRCA2遺伝子が壊れている人は、乳ガンのほかにすい臓ガンにもなりやすいことがわかっています。乳ガンとすい臓ガンは臨床経過が似ていて、1カ所に10~15ミリほどのガンができると、砕け散るように一気に広がっていく傾向があります。乳ガンというと女性だけのものと思われがちですが、近親者に乳ガンに罹患した方がいる場合には、たとえ男性であってもすい臓ガンになる可能性が高いのです。ですから、私は外来に来られる方には必ず、「身内に乳ガンの方はいらっしゃいませんか?」とたずねています。そして「いる」と答えた方のすい臓は注意して診察するようにしています。そのような場合、ガンを発症する前のでこぼことした異変がすい臓に見つかることも非常に多いのです。

・東北大学の根本靖久教授の研究により、日本人でお酒に弱い人は食道ガンになりやすいことがわかっています。お酒に弱い人は、アセトアルデヒドを分解する「ALDH2遺伝子」が弱いため、アセトアルデヒドを酢酸に分解できないまま、血液中に溜め込んでしまいます。分解できないというのは、言い換えると「解毒できない」ということです。そしてアセトアルデヒドの毒が最終的に食道の粘膜を攻撃してしまうのです。ALDH2遺伝子が強いか弱いかについては、毛髪を使って検査することができます。

・AVPR1A遺伝子の特定変異RS3334を持つ男性は、離婚を何度も繰り返したり、逆に生涯独身を貫いたりするといったように、なにかしら結婚に問題を抱えている割合が高いことがわかっています。さらにAVPR1A遺伝子に変異のある人は「音楽好き」に多く見られることがフィンランドのヘルシンキ大学の研究で判明しました。浮気や不倫に走りやすい遺伝子を持ち合わせている人は音楽に興味があったり、才能があったりする場合が多いというのです。確かにミュージシャンに恋愛に奔放な人が多いように見受けられるのは、もしかするとこの遺伝子が働いているのかもしれませんね。

・世界中のガン研究者が「白髪の人はどのようにしてガンを発症するのか」というプロセスをこぞって研究しはじめました。ところが、いくら頑張っても「白髪の人がガンになるメカニズム」は見つけられませんでした。結局、現在では、歳を重ねて白髪も増えるとガンになる確率が高まるだけで、相関性はないということが通説になっています。

・早稲田大学の福岡秀興教授によれば、出生時の体重が2500g未満の低出生体重児は、成人してからメタボリック症候群や糖尿病、高血圧、脳梗塞、高脂血症、神経発達障害、心疾患などを発症する率が高いことがわかっています。この原因としては「倹約遺伝子」が働くことが挙げられています。お母さんの胎内にいる時期に、胎児に十分な栄養がいきわたらないと、胎児の身体の中では「倹約遺伝子」がフル稼働をはじめます。たとえ低栄養状態でも生きていけるよう、言ってみれば体内の働きが「省エネモード」に切り替わるのです。その結果、胎児の体内において酵素や生理活性物質などのバランスが通常時とは大きく変わり、エネルギーを溜め込みやすい体質に変化します。一度、胎内でこの体質に変化すると、出生後にたとえ栄養状態がよくなったとしても体質は改善しません。「倹約遺伝子」は別名「肥満遺伝子」ともいいます。倹約、つまり少量でも発達栄養分をため込む、いってみれば「燃費のいい」体質を持っていますから、生まれてきた子どもは太りやすくなります。それが将来、生活習慣病の発症につながるのです。第二次世界大戦末期にオランダでは厳しい食糧難が起こりました。そのとき妊娠中だった母親から生まれた子どもの多くは、のちに生活習慣病を発症していることがわかっています。

・福岡教授によれば、生活習慣病に関係する遺伝子の働きを調節する仕組みは、受精してから胎内にいる間、そして生後1年までの間に決まるといわれています。生まれる前の栄養はもちろん大切ですが、生まれたあとは栄養だけでなく、親からの愛情や接触もまた重要になります。これが不足すると、病気に罹りやすくなったり、発達障害などが起こりやすくなったりするのです。その理由を考えてみると、どうやら遺伝子が眠ってしまい、機能しなくなる「メチル化」という現象が起きてしまうようなのです。

・福岡教授によれば、胎児や乳幼児の遺伝子のメチル化を予防するには、ビタミンB12や葉酸が大切だといいます。葉酸という名前はあまり耳慣れないかもしれませんが、かつてはビタミンB9といわれていました。レバーやほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、葉野菜、枝豆などの豆類に含まれています。早産や先天性心疾患、自閉症などのリスクを低下させるともいわれています。またビタミンD不足も言われています。最近の方々は日焼けや紫外線を気にするあまり、太陽の光を浴びる機会が少なくなり、その結果、皮膚でのビタミンD合成がとても減っているようです。赤ちゃんの骨の形成にビタミンDは必須ですから、母子ともに適度な日光浴を心掛けた方がいいようです。

・最近では、さまざまな発達障害に関して、遺伝子との関連性が考えられています。特に、アスペルガー症候群などを含む「自閉症スペクトラム障害」については、家系や親子の遺伝などの可能性も否定できない状況です。また2017年8月には理研の研究により「自閉症遺伝子」が発見されました。「NLGN1」という遺伝子が自閉症に関与していることがわかったのです。自閉症だったと思われる有名人は過去にも、そして現在も大勢います。たとえばレオナルドダヴィンチやガリレオガリレイ、グラハムベル、ベートーベン、エジソン、アインシュタイン、ゴッホ、織田信長、ウォルトディズニー、最近でいえばスティーブジョブズ、ビルゲイツなど枚挙にいとまがありません。そしてご存じの通り、彼らはいずれも偉業を成し遂げています。

・遺伝子は温度刺激によっても変わります。温めるとヒートショックプロテインといわれるタンパク質をつくる「HSP70」という遺伝子が活性化し、リプログラミングされるのです。日本での数万人を対象にした調査では、温泉に限らず、湯船に毎日浸かると健康寿命が延び、寝たきりになる時期が遅れることがわかっています。ガン細胞は正常な細胞よりも熱に弱く、42.5℃で死ぬことがわかっています。その特性を利用したのが「ハイパーサーミア」と呼ばれる温熱療法です。「ハイパーサーミア」は科学的にも証明されており、保険適用が効く療法です。ガンを死滅させたいなら42.5℃のちょっと熱めのお湯を、代謝促進や健康増進の目的であれば38~42℃程度のお湯と、用途に応じて温度を変えてみるのもいいのではないでしょうか。

・「アルコール依存症遺伝子」の黎明期には、「オピオイド受容体」の変異がアルコール依存症に関連するといわれ、それが創薬につながっています。最近の医療では、精神の安定や睡眠などに関連する中枢神経の伝達物質・セロトニンの「5-HT3受容体」がアルコール依存症に関係するとして注目されています。

・人間とチンパンジーを比較すると、FOXP2遺伝子のアミノ酸配列はたった2文字しか異なりません。にもかかわらず、人間は言葉をしゃべり、一方チンパンジーは言葉をしゃべりません。またネアンデルタール人は我々と同じDNA配列を持っていたことがわかっていることから、ネアンデルタール人も話ができた可能性は高いでしょう。このFOXP2遺伝子は脳の発達にも関わり、自閉症や難読症を引き起こす原因になるとも考えられています。

・オートファジーは不要なタンパク質を分解し、新たに必要な細胞に作り替える細胞の自浄作用です。この機能を高めるのが断食であるといわれてきましたが、朝にタンパク質を摂ることが時計遺伝子の働きのみならず、オートファジーにも効くことが新たに判明しました。朝、タンパク質を摂取すると時計遺伝子が働いて、体内にもきれいなタンパク質が取り込まれます。そのことにより、オートファジー効果が増強される、つまり細胞の浄化、リサイクルがより促進されることが証明されたのです。このように朝はしっかり太陽の光を浴びて、朝食をしっかりとることが、遺伝子レベルでも重要であることがよくわかると思います。

・体内には花粉症に関連する遺伝子が存在します。そして花粉症になりやすい遺伝子は、花粉症を発症する半年前からすでに活性化していることがわかったのです。それらの遺伝子には、炎症に関わるものや細胞伝達に関係するものなどがあります。そしてアレルギーに関係のある「IgE受容体」の遺伝子が変異することが最終的に炎症の悪循環を引き起こしているのではないかという仮説が提唱されています。

・状況や環境に応じて設計図上にある遺伝子をオンんしたりオフにしたりと、操作することが可能なのです。その調整を行うのが「エピジェネティクス」です。そしてそれらは子々孫々にまで受け継がれていきます。つまり何事も遺伝子のみによらない後天的な要因によって遺伝子は変えられるということです。もしくは「遺伝子は鍛えられる」ともいえるでしょう。ですから、ガンは遺伝だからどうしようもない、どんなに頑張ったってバカは遺伝だから、と諦める必要もありません。エピジェネティクスによってガン遺伝子をオフにすることも可能だというわけです。

・エピジェネティクスのいい例として挙げられるのが、女王バチと働きバチです。大きな女王バチとその周りでかいがいしく働く働きバチ。体格も違えば、身分も大きく異なります。けれど、遺伝子レベルで見てみると、両者はまったく同じ遺伝子を持ち合わせていることがわかっています。では、何が違うのか?それは生まれたあとに「ローヤルゼリー」をエサとして育てられたかどうかという1点だけなのです。同じ遺伝子の卵から孵化したミツバチの幼虫はみな、3日間一様にローヤルゼリーを与えられます。けれど、4日目以降は女王バチとなる一匹の幼虫だけがローヤルゼリーを与えられ続け、働きバチとなる幼虫は蜜で育ちます。その結果、女王バチは働きバチの2~3倍の大きさになり、寿命は働きバチが1ヶ月程度であるのに対し、女王バチはなんと約4年と、実に約50倍も長生きするのです。そして、死ぬまで毎日、多いときで1500~2000個の卵を産み続けます。どうやらローヤルゼリーには、ミツバチを働きバチにする遺伝子を抑制する働きがあるようです。それを行うのが、DNAメチルトランスフェラーゼ3(Dnmt3)です。ある実験で、生まれたばかりのメスの幼虫においてこのDnmt3の発現を抑えたところ、ローヤルゼリーを食べさせなくてもみな女王バチに成長しました。昔から「衣食同源」と言われていますが、栄養が細胞レベルにおいても重要であることが科学的に解明されつつあります。

・大腸ガンは日本と韓国で争うように増加しています。韓国のガン増加率は著しく、2013年には日本の発症率の1.3倍を記録しました。これが韓国人のキムチ離れに起因しているのではないかというデータもあります。韓国では5年間に白菜キムチの消費量が21%も減少しているというのです。同じようなことが日本国内でもいえます。沖縄は長年、日本国内有数の長寿県でした。2015年の調査では47都道府県中36位ともはや下位から数えたほうが早い結果となっています。この急落ぶりはなぜでしょう?特に男性の急落ぶりは気になりますが、その原因はまだわかっていません。考えられるのは食生活の変化でしょう。沖縄のおじいやおばあがかつてつくってきた伝統料理は、まさに理想的な食事でした。昆布や海ブドウなどの海藻類や豚肉(豚足も)や豆腐などのタンパク質を多く摂り、塩分は控えめ。「医食同源」の考えに基づいていたといいます。ところが、戦後、沖縄がアメリカの占領下に置かれると、一気に食生活の欧米化が進みました。ポークランチョンミートやコンビーフハッシュなどの缶詰の加工肉や、ハンバーガー、ビーフステーキ、タコライスなどが食卓に並ぶようになりました。男性の方がより早く、この肉食中心の偏った食生活を受け入れたのではないでしょうか。それが沖縄県男性の寿命をより早く縮めることになったのではないかと推測されます。女性はおばあから直接琉球料理を教わり、それを食べることなどで、欧米化の影響が男性よりも遅れたのではないかと考えられます。

・ある実験ではネズミに発ガン物質を与えたり、化学物質を与えて遺伝子を傷つけたりして、皮膚ガンになりやすい状態にしました。そのまま放置しておくと、ネズミは間違いなく腫瘍、つまりガンを発症するでしょう。そこで、エサや飲み物に「小青竜湯」「よくい仁湯」「十全大補湯」などの漢方薬を入れて与えることにします。3ヶ月~半年間ほどこれを続けたところ、腫瘍ができにくくなったのです。これはエピジェネティックに遺伝子変化が起こり、「ガン予防」遺伝子が働いた結果だといえます。ネズミと人間は80%遺伝子が同じことから、おそらく人間でも同じ結果が得られるでしょう。では人間の場合、どのくらい続けると効果があらわれるでしょうか。ネズミの場合、3ヶ月~半年ほどで効果が現れました。ネズミの寿命は2,3年です。これを人間に換算してみます。人間の寿命を仮に70~80年とすると、20~30年ほどで効果が現れてくる計算になります。実際、ガンの成長も10年、20年といったライフスパンで起こってくるといわれます。20代、30代でだんだんと細胞に異変が起こり始め、40代、50代で発ガンするというわけです。ということは実は若い頃のライフスタイルが非常に重要なのです。

・ではどのようなものがガン予防にいいのでしょうか。これまでに、さまざまな研究が行われてきました。昔から、健康成分は「抗酸化」というさび止め作用、活性酸素を抑えるものだろうといわれてきました。その条件に合うものをかたっぱしから調べていった結果、まずβカロチンやビタミンCなどが健康にいいのではないか?と見られ、次にお茶の渋み成分である「カテキン」、最近では赤ワインの成分でもある「レスベラトロール」が見つかっています。これらはいずれも「アンチエイジング」にもつながっています。抗酸化作用があるといわれているもののひとつに「ハーブ」があります。

・日本人が遺伝的にガンにかかりやすいことを暗示しています。けれど、一方で日本は健康に日常生活を送れる「健康寿命」が世界一、平均寿命も常に世界トップクラスです。遺伝子的には弱いはずなのに、寿命はトップ。一見矛盾して見えるような結果ですが、これはなぜでしょう?その原因こそがエピジェネティクスにあるといえます。日本人の日常の食事や行動が知らず知らずのうちに遺伝子を鍛えているのです。日本人が古くから食べてきた和食には、遺伝子を鍛える効果のあるものがたくさんあります。たとえば魚や豆腐、味噌をはじめとする大豆食、ひじきやワカメなど食物繊維たっぷりの食材。春の山菜やタケノコ、夏のスイカやトウモロコシ、秋のキノコやサツマイモ、秋刀魚、冬の白菜やみかん、ブリなど・・・四季折々の旬の食材などもそのひとつです。また日本酒の中に含まれる菌なども、日本人の健康を押し上げているといえます。これらの食品因子が遺伝子を鍛えているのです。日本人の食事にはα-リノレン酸や青魚に含まれるEPA、DHAなどの「オメガ3」という不飽和脂肪酸の中でも特に健康にいいとされている物質が非常に多く含まれています。

・お酒、タバコ、ストレス、偏った食事は、いずれも遺伝子が壊れる要因となるものです。

・なんらかのウイルスがエピジェネティクスによって遺伝子の中に組み込まれることもあれば、遺伝子を壊してしまう場合もあります。現在分かっているのは、肝炎ウイルス、子宮頸ガンを引き起こす「ヒトパピーローマウイルス」です。また、C型肝炎を起こすウイルスはなぜか胆管ガンを引き起こすことも判明しています。

・エイズの原因であるHIVは、細胞に侵入すると密かにヒトDNAに組み込まれます。そしてその組み込まれたDNAが活性化すると、HIVを次々と増産していきます。非常に手強いウイルスではありますが、CRISPRのシステムを使って潜んでいるHIV配列を効率的に探し出し、そこを切断することでやっつけられると考えられ、研究が重ねられています。2017年5月にはネズミでの実験が成功しています。この方法を用いることでネズミの体内に感染したHIVが劇的に除去されたのです。今後、ヒトでの応用がうまくいけば、夢のエイズ治療薬となるでしょう。

・日本人はビフィズス菌が多く、日和見菌のバクテロイデス、悪玉菌のプレボテラが少ないという特徴があります。一方、中国はビフィズス菌が少なく、日和見菌のバクテロイデスは多い、悪玉菌のプレボテラが中程度に多いという結果が出ました。日本人の腸内フローラは非常に独特で、面白い遺伝子を多数持ち合わせています。たとえば、海藻類を分解して栄養を取り出すことのできる腸内遺伝子。欧米人はこの腸内遺伝子を持っていません。そのため、欧米人がワカメやひじきといった海藻類を食べるとお腹を壊したり、下痢をしたりしがちです。また、日本人はたくあんをはじめとする漬物を長年とってきましたが、そのことによって腸内には植物性乳酸菌が多く存在しています。どうやら日本人は他国に比べていい腸内遺伝子を持ち合わせているようです。

・テロメアとは、我々の体内で細胞分裂に関わる箇所で、細胞が分裂を繰り返す度にまるで回数券を1枚切り取るかのように少しずつ短くなっていきます。この回数券がなくなった時点で分裂は止まり、細胞の寿命が終わるのです。テロメアの長さは、出生時には1万5000ほどあったものが、35年ほど経つと約半分に減少。テロメアが6000以下になると染色体が不安定になり、遺伝子の変異が起きやすくなります。その結果、ガンを誘発しやすい、あるいは細胞死や老化が起きやすいことがわかっています。このテロメアが長いほうが細胞は元気で、老化を遅らせ、若さをキープできるというのです。実際に、テロメア関連の遺伝子を改変したネズミの実験で、発ガンには劇的には関わっておらず、どちらかというと老化研究において、テロメアが短いと老化しやすいという現象が額人されています。どのようにすると、このテロメアの回数券をキープできるのでしょう?アメリカで行われた実験によれば、①瞑想、②ジョギング・ウォーキング・エアロビクス・水泳・サイクリングなどの有酸素運動、③野菜中心の食事、④7時間以上の睡眠、の4つが有効であることがわかりました。
・白人系の牛乳を飲んでも下痢しにくい人種の共通点を調べてみたところ、いずれも祖先が長い間遊牧していることがわかりました。牛を飼って生活をしていましたから、おそらく牛乳を飲む機会も多かったでしょう。長年のうちに、人間の体内で「環境適応」が行われ、牛乳に含まれるタンパク質と脂肪を効率よく体内に取り入れることのできる、いってみれば牛乳に強い遺伝子が発達していったのです。けれど、日本人をはじめとするアジア人は、農耕を中心とする生活を送り、長年牛乳とは縁のない暮らしだったため、この機能は発達しなかったと研究者は推測しています。遺伝子の変異が起こったのは、およそ7000年前。北アフリカの遊牧民でも同じような変異が見つかっていることから、北アフリカを起源にヨーロッパを通じて急速に広まっていったと考えられています。白人系の人でも、例外的に南部イタリア人やユダヤ人ではお腹を壊す症状を起こしやすいことがわかっています。

・一方、日本人はワカメやひじき、海苔といった海藻類を多く取り入れ、それらから栄養分を吸収することができます。けれど、ロシアをはじめとするほかの国の人々は、この海藻類を体内で消化吸収する遺伝子がありません。そのため、海藻を食べると体調を崩したり下痢を起こしたりしがちです。ロシアでは海藻を「海のゴミ」とさえ呼んでいます。中国人も同じく、海藻類を消化する腸内遺伝子を持ち合わせていません。中華料理には本来、海藻を使ったメニューはありません。「ワカメの中華サラダ」や「ワカメともやしの中華スープ」などのレシピは近年の中国の和食ブームによるものです。

・免疫力は高めればいいというものではありません。むしろ、免疫力が高すぎると発症する病気もあるのです。たとえばリウマチなどの膠原病、自己免疫性肝炎などがそれです。

・血液を下げるのにも、エピジェネティクスが関わっています。「高血圧/心臓病遺伝子」にカロチノイドなどの緑黄色野菜の成分を取り入れることで、エピジェネティックに遺伝子変化が起こり、血圧が低くなったり、心臓病が予防できたりするのです。心臓病の予防でいえば、緑黄色野菜、中でもほうれん草をおすすめします。そのほかには、乳性飲料の「アミールS」などに含まれるLTPなども血圧を下げるのには有効な成分だと考えられています。

・ホモ・サピエンスとネアンデルタール人は何度も交配を重ね、我々の全DNAの少なくとも3%はネアンデルタール人由来のものであることがわかっています。長宗我部氏の家訓「外から新しい血を入れれば、御家は栄える」にあるように、ネアンデルタール人の血が入ったことにより、ホモ・サピエンスは免疫力が強まり、生き延びる力を得たといわれています。

・チンパンジーは人間に近しい動物のひとつといえるでしょう。両者の種が分かれたのは、今から約600万~800万年前。実際、チンパンジーと人間の遺伝子の違いはわずか1,28%です。そしてエイズウイルスの感染ルートは、1930年頃のアフリカ中西部に生息したチンパンジーからであることが分かっています。そのチンパンジーはHIVの原型で、シロエリマンガベイとオオハナジログエノンという2種類のサルのウイルスの混合からなる「サル免疫不全ウイルス」(SIV)に感染していました。けれど、チンパンジーはエイズで死ぬことはありません。エイズによって、人間は死ぬ可能性があるけれど、チンパンジーは死なない。この違いは何でしょう?どうやらその秘密は、遺伝子の差異1.28%の中に隠されているようです。この1.28%の違いを解明することができれば、エイズに効くワクチンができるかもしれません。実際、この違いについて調べている研究者の方々は数多くいます。厚生労働省の発表によれば、2016年までにHIVに感染した日本人は約2万3000人、さらに感染に気づいていない人は推定で5800人いるとされています。この研究が成功すれば多くの人に明るい道が開けることは明白です。

良かった本まとめ(2018年上半期)

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