喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

弾圧

2021-09-30 | 読後感

昨日、中国や韓国、北朝鮮に関心の深い
Kさんに(どちらかと言えば私もだが)、
「読んでみて」と渡された、



この本、出勤していっきに読んだ。

2001年8月にウルムチやトルファンを旅行した経験があって、
新疆ウイグ自治区カシュガルでの記事でも書いたけど、
ウルムチやトルファンは牧歌的で広大な自然と歴史の遺構と、
そこで暮らす人々からは
そんな弾圧を受けているなんて微塵も感じられなかった。

この本にも、「アウシュビッツに匹敵する蛮行」
と書いてあるけど、
アウシュビッツの悲惨な出来事を知っていながら、
なお、こんな蛮行を繰り返す国があるなんて
許せないよね。

国連人権理事会の理事国に
こんなことをしている中国が
なっているなんて信じがたいけど、
日本もアメリカも中国のこの弾圧には
目を背けているように感じる。
なんだか「触らぬ神に祟りなし」とか
「臭い物には蓋」的な、
及び腰に感じる。

この問題に一番介入できるのは
国連だと思うけど、
中国が理事国じゃ、何ともならんのだろうか・・・・


日本ウイグル協会 | ウイグル 東トルキスタン情報 (uyghur-j.org)
この↑日本ウイグル協会のホームページで動画を見て
悲惨な状況を知ってください。

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今日で最終回

2021-02-07 | 読後感

今日で最後だな。



この本が、面白い。

謎多き光秀、益々、謎。(◎_◎;)

忍者だったり、本能寺の変後も生きていたり・・・・

生存説では



この有名な明智光秀の肖像画、
日本で唯一だそうだけど、所蔵しているのが
大阪岸和田市にある臨済宗の本徳寺

肖像画には「雲道禅定門肖像賛」と書いてあり、
寺にある位牌には「鳳岳院殿雲道大禅定門」と。
この戒名の「」「」の字のなかに
「光秀」という名前が隠されているという。 
位牌の裏には「慶長四年 月 日」とあるだけで、
月日の記入はないのだそう。

慶長四年は1599年、本能寺の変は1582年。

最近も、本能寺の変のエピソードが記された古文書に
光秀本人は本能寺には行かなかったなどと
書かれていたことがわかったというニュースが。

私が中学?高校?の頃は
鎌倉幕府の成立は1192年(いいくに)と教わったけど、
今は1189年(いいはこ)らしい。

また、光秀、生き延びて、
家康に仕えた僧の天海説もあり、
子どものころ、歌って遊んだ「かごめかごめ」の歌の中に、
「後ろの正面誰」という歌詞があるけど、
正体は光秀で、光秀の出身地の岐阜県可児市から
日光東照宮(創建に天海が深く関わった)の方向を向くと、
後ろの正面は本徳寺のある大阪岸和田市になるそうで、
これが光秀が天海説の証拠だと。

歴史は定説がくつがえったり、
いろいろな人がいろいろな説を、
童謡に暗号が隠されていたり、
地域で伝わっている俗謡など、
歴史は実に面白い。

今夜の「麒麟がくる」、待ち遠しい!

 

 








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国民の責任とは

2021-01-29 | 読後感


河出書房新社

この本の序文に
「ウイルスが歴史の行方を決めることはない。
人間はウイルスより圧倒的に強力であり、
この危機にどう対応するかを決めるのは、私たちなのだ。
ポストコロナのあり方は、
今私たちが下すさまざまな決定にかかっている。
私たちが直面している最大の危険はウイルスではなく、
人類が内に抱えた魔物たち、
すなわち、憎悪と強欲と無知だ」と。

また、
「今のような時には、国民にはさまざまな責任がある」
とも書かれている。

私も最近の情報バラエティ番組やワイドショーを見ていて、
国ばかりに求めないで、
著者のハラリさんが言っているように
国民として自らもしっかり学んで、
国や専門家が示す指針をしっかり実行することだと思う。

「危機は、好機でもある」と。

このコロナ禍を頑張りぬこう!!




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できないと思う前に

2020-10-09 | 読後感

「どんな工夫をすればできるようになるかを考える。」
 耳が痛い。



一人ひとりが誰の助けも借りずに、
自立して生きていく「自立社会」。
言葉だけ聞いていると、美しく聞こえるが、
裏を返せば、誰もが他人を助けず、
自分のことしか考えない利己的な社会だと。
一方、重い障害があっても、
大きなハンディがあっても、
みんなが助け合う「共生社会」であれば、
不自由なく生きていける。
お互いが気持ちよく協力できる環境をつくれば、
「共生社会」は円満に進んでいくと。

「お互いが気持ちよく協力できる環境」とは
この本からお互いを「気遣う」ことかなと。
しかし、気遣っても、
中々手を差し伸べれない。
それは結局、気遣ってないのかもしれない・・・・。

五体は障害があっても、
感情もあれば
知的能力にも障害がないわけで、
佐藤さんも松元さんも
その能力を発揮して、
社会に貢献されているのはすごい!


この↑本も






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まち全体を「ケアのある暮らしの場」にする

2020-09-22 | 読後感



記録見なきゃいけないのに、
今日は一日この本に没頭。

年をとったり、病気や障害によって
身体が不自由になったら、
自宅で生活できるだろうか。

医療・介護関係者みたいな
専門家にできることは5%。
残りの95%は地域の責任。
一方的にサービスの受け手とするのではなく
「相互に助け合う生活支援」が大切と。

「相互に助け合う生活支援」って?
何があるんだろうかと考えたとき、
自分自身が何もしていないし、
近所のことを何も知らない。
近所での人間関係は希薄だなと。

私の住んでる地域の
高齢者の生活が見えてこない。

学生に実習で地域調査をさせているけど、
私こそしないかんなと、
この本読んでつくづく思った。

















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