数か月前、中日新聞の夕刊に、
こんな記事が。
興味あって、本を取り寄せて読んでみた。
幼少の頃から危険な実験を繰り返していたり、
LSDをしたり、
何度も離婚結婚を繰り返したり、
HIVはエイズの原因ではないetcと主張したり。
PCRの発明で1993年に
ノーベル化学賞を受賞した時も
新聞の大見出しに
「サーファーがノーベル賞受賞」
と載ったそう。
博士を形容する言葉には、
エキセントリック、奇行、不遜など色々あるようで、
訳者が博士にインタビューしたとき、
「もっともご自身を形容するのに
ぴったりした言葉があるとすればなんでしょう?」
と質問したら、
博士は、「オネスト(正直)だね」
と答えたそう。
違いない。(;´∀`) 人間味があっていいと思う。
私も自分に正直に生きたい。
周りに、少し?迷惑かけるかもしれないけどね。(^_^;)
博士は新型コロナが流行る前、
昨年の8月7日に、
「PCRを感染症の診断に使ってはならない」
という言葉を残して、肺炎で亡くなっている。
暗殺説もあるそう。
今、PCR、ばんばん使われているけど、
博士が生きていたら、何て言うだろう。
この本、面白いよ!
この↑you tube分かりやすいのでご参考に
健康管理を教えている友達から借りて。
看護を教えている仕事柄、
全く知らない知識ではないけど、
分かっちゃいるけど、
やらない、やめられない、なんだよね
動ける、高齢者目指して、
健康寿命が延びるように、
この本読んで、
食生活、じっくり見直さなきゃ・・・・と、思った。
諸悪の根源は「糖質」。
しかし、糖質大好きなんだよね。
ところで、この本で
悪性のすべてを兼ね備えた最悪の食品、
「悪魔の食べ物」と言わしめた食品は何でしょうか?
昔はよく食べたけど、
今はほとんど食べないなぁ。
こんな夜更けにの映画を見たのは去年の暮れで、
その時買った、
この本、やっと読んだ。
看護の世界でも「自立」「自立」というのだけど、
人の手を借りなければいけない高齢者や、
脳血管障害で後遺症の残った人、
脊髄損傷などで障害を負った人は「自立」って無理じゃんと。
そういう人達の「自立」ってなんだろうと、
ずーっと考えていて、答えが出ず、わだかまっていた。
この本の中に、
"「自立」とは、自分で収入を得て、
自分で何でも行なえることではなく、
自分の人生をどうしたいかを自分で決めること。
そのために必要な支援を社会に求めるのは当然の権利である”と。
認知症の人など自分で決めれない人もいるけど、
そのような人は他者が
その人がより良い人生を送れるよう、
必要な支援を社会に求めることではないかと。
ずーっと考えていたことが
やっと、この本から解けた。
帰る時間に少し早かったので、
本を読もうと、本棚から取り出した
文藝別冊の「河合隼雄」総特集に。
河合隼雄さんが
文化功労者顕彰を授与され
その祝賀会で、ある詩人の祝辞。
せわしいタマシイけたたましい
さもしいタマシイさわがしい
さかしいタマシイうっとうしい
まぶしいタマシイうとましい
ふたつよいことさてないものよ
わかりまへんなとてごわいかわい
ただしいタマシイはらだたしい
あやしいタマシイなやましい
おかしいタマシイうらがなしい
ゆかしいタマシイうたがわしい
うそからうまれるまことのしらべ
ふえをふきふきかわいいかわい
つましいタマシイふてぶてしい
さみしいタマシイややこしい
やさしいタマシイもどかしい
きびしいタマシイあつかましい
おのれころさずひともころさず
よわいかさねてよいかげん
きりなしそこなしかわいのはなし
ちゃばなしはかなしこばなしたのし
むかしばなしははてもなし
あやかしあやなしはらごなし
なりわいにぎわいさいわいあじわい
こよいわいわいかわいのいわい
リズミカルな歯切れの良い詩だけど、
だれの詩かわかりますか。
河合隼雄さん、好きな心理学者だったけど、
2007年7月19日、79歳で他界。
偶然にも、私の誕生日の前日。
面白いといったら、ひんしゅくを買うけど、
7と9の数字だな。
私も、27年7月20日生まれで、
7と2の数字。
数字の重なりには
意味があるって、以前読んだ本に・・・・・
それはさておいて、
この詩の作者は「谷川俊太郎」さん。
1年も半分過ぎて、
いろいろあった、半年だったなぁ。
後半も忙しくなりそうだ。・・・・