2日の中日新聞の7面の「風来語(かぜきたりてかたる)」に、
面白い話が載ってた。
5日の今日は、中国の春節、旧正月で、
日本を除く中国から朝鮮半島、
ベトナム、マレーシアに至る干支文化圏は、
今日から「亥年」を迎えるのだと。
十二支の文化は諸説あるが、
殷の時代に生まれたといわれ、
三千年以上の歴史を持つのだそう。
本来は植物の生育を
十二段階で表したもので、
子は始まりの意味で地中で根っこの芽が出ること。
丑は糸ヘンをつければ紐になるように
根っこが「ひも」のようにからまる意味。
寅は、がっちりと根が張った様。
こうして生育した樹木は十一番目の戌で、
草カンムリをつければ茂になるように、
葉が生い茂り、
やがて枯れて十二番の亥になる。
これも木ヘンをつけると核で、
タネの意味だそう。
こうした植物の循環が動物に変わったのは、
二千年ほど前の漢代らしい。
知ってました?
もう一つ面白いことが書いてあって、
干支の動物の性質と、
その年に生まれた人の雰囲気が
奇妙に一致するんだそう。
辰ってどん雰囲気なんだろう。
ちなみに、プーチン大統領が辰らしい。