喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

千本杵搗水車

2024-11-16 | 美術館・博物館

瑞浪市陶磁資料館


の屋外にも登り窯(老朽化のため見学休止中)や
千本杵搗水車などが展示されている。

東濃地域は「美濃焼」と呼ばれる日本有数の窯業地帯で、
古代(7世紀)から焼き物が作られてきた。

江戸時代の文化・文政年間(1804~1830年)になると、
東濃地域にも磁器の製造技術が伝わり、
長石や珪石などの窯業原料を粉砕した
「石粉」の使用が始まり、
天保年間(1830~1843年)になると、
磁器の生産が一般化し、石粉も大量に必要となった。
人の手で石粉を作ることは重労働で、効率が悪く、
需要をみたせなかったので、
その打開策として、人力から
水力水車)の利用に代わったと。


水車1基で複数の杵を動かす千本杵搗水車

この千本杵搗水車が東濃の一帯に広がって
美濃焼の発展を支えたのだそう。

東濃地域には水車が多かったと聞いたことがあるが、
こういうことだったのかと、合点がいった。

この他に、釉すり機水車や
トロンミル水車といった水車が展示してあった。

瑞浪市陶磁資料館、入場料200円払って、
この屋外展示を見るだけでも価値はあると思う。

近くにはサイエンスワールド、化石博物館、
化石のトンネルなどもあり、是非一緒にどうぞ。

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瑞浪市陶磁資料館

2024-11-16 | 美術館・博物館

名誉総裁の佳子様も開会式にいらっしゃって、
10月18日から開催されている、



国際陶磁器フェスティバル美濃』、明日で終わり。
7館入場セット券をもらっていたのだけど、
忙しくて、行く暇も、心のゆとりもなかった。

全部入場したら記念品がいただけると、
記念品に欲が出て、
昨日は朝一で施設との打ち合わせを終えて、
近くだったので、その足で、瑞浪市陶磁資料館の
瑞浪市制70周年記念 特別展、
「美濃近代窯業の開拓者曽根磁叟園製陶所」を見て来た。

曽根磁叟園製陶所は瑞浪市陶町で
江戸末期に磁器製造を始め、
2001年まで140年にわたり
操業していた洋食器メーカーだそう。








設計図がとても緻密で、美しい。
設計図だけでも額に入れて飾っておきたいような。

どのような事情で製陶所を閉じられたのか知らないけど、
残念だなぁ。

この方のブログにも作品が↓
曽根磁叟園製陶の陶器 | ようきな陶器

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