喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

おくりびと

2008-09-26 | 映画・コンサート・ミュージカル・演劇等
先日、次女と
第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞した、
「おくりびと」を観てきた。



笑えて、泣けて・・・・

昨年、亡くなった母の納棺の時を思い出しました。
平成14年に亡くなった義母の時は、
まだ納棺師さんではなかったと思いますが、
母の時は、納棺の所作に「すごいな、きれいだな」と
今までと違った感動を覚えました。
今回初めて、納棺師という職業があるんだと知り、
あの時の方が納棺師さんだったんだと・・・・・・。

ナースとして死後の処置・・・・処置という言葉を使うことが、
この映画を観てから、はばかられる・・・・を行う身として、
おくりかたを考えさせられる映画でした。

とにかく、生き方、死に方、おくり方、おくられ方、
人生を考えるいい映画でした。

ところで、火葬場のシーンで、
笹野高史さんが「死は新しい旅立ち・・・・」と言ってますが、
以前読んだ本に、
「死は次の世界へ行くひと時の休息の場」とあり、
私も、死をそのように考えることにしています。
しかし、永遠にこの世から消えて無くなることを思うと、
まだまだ、欲の深い私は死を受け入れられない。

いい映画を観てこんなことを書くのは興ざめだけど、
主人と二人で映画を観る時は2000円(夫婦50割引)で済むけど、
この日は割引券もなかったので二人で3600円。
1600円も高い。映画は夫婦で行くに限る。

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