おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

大蔵、北海道の小選挙区で出馬へ

2005年12月05日 | Weblog
                 (写真と文は無関係です)


耐震強度偽装問題で、世間は大騒ぎとなっておる。
多くの人が人生の大半を過ごす住まいが、どもこもならんのでは、国の根幹にかかわる。
小泉あんちゃんは、この問題への対処ひとつとっても感度が鈍い。
これはどうやら「本人はもちろん、側近におぼっちゃんが多い」ため、という。
確かに二世議員ばっか!!

郵政民営化を「命をかけて…」とのたまわったが、これも小泉チルドレンを前に「郵政民営化反対は、倒閣運動だった」と正直に吐露しておって、国民こぞって騙されてしもうた。

この問題については、政府と地方自治体が連携して行う入居者などへの総合支援策の大枠が、きょうようやく固まったのだそうだ。
こんなもん、総理大臣の鶴の一声でとりあえず住民の不安は解消されたはず。
「住民の当面の住居については、公営住宅に無料で入居で来るようにいたします」「住宅ローンの金利分は減免します」
「国の責任で建て替えます」ぐらい言っていい。

大銀行には公的資金と称する税金を、ジャブジャブ投入したではないの。
マンション50棟、100棟ぐらい国で建て替えるぐらい「たいしたことではない」はずだ。
ことは国民の生命・財産に直結した大問題なのだよ。

ニッポン人にとっての「家」は、諸外国の比ではない。
言いか悪いか別にして「男子一生の仕事」とまでいわれておる。
こういう大問題に感度が鈍いのでは、「とんでも総理」のそしりは免れまい。

話はごろんと変わるけど、先に当選したアンポンタンの杉村大蔵君が、次期総選挙(4年先らしいが)で、小選挙区の北海道1区から出馬するとの情報が流れておる。

本人は旭川出身だが札幌南区の藻岩高校出身。
この学校の所在地は北海道1区だね。
でもって社会党の亡霊・横路孝弘の選挙区だ。

今回の選挙で対立候補の自民党・三品あんちゃんは横路に2連敗。
したがって次の出馬はない。
横路も今期で引退し、息子が立起とか。
てなわけで、次回衆院選の北海道1区は、新人二世VSアンポンタン対決じゃ。
トンでも候補同士の対決となるわけで、この選挙区の有権者は可哀相すぎる。

お寿司で言えば「タコとイカ」どっちが食べたい?
お米で言えば「古米と古古米」どっちにする?ってなもんだ。
どうやら、まともな人間は国会議員になど、とてもなれない時代らしい。