おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

香港資本が活発に動いておるそうな

2008年03月23日 | Weblog


今朝7時の外気温はマイナス4度。
春とはいえ、朝は寒いのよぉ~
日中は暖かくなりますけどね。

きのうはこの春一番といってよいピーカンの一日でした。
とにかく気持ちが良い。
こんな日は家でうだうだしておってはいけません。

そんな中、札幌からTさんご一行がご訪問。
目的はシャクナゲ岳での春スキーなのじゃ。
シャクナゲ岳はチセヌプリのお隣にある、標高1074メートルのお山です。
絶好のコンディションでの春スキー…のはずでした。

チセヌプリスキー場のリフトを降りて、ハイク開始。
少しづつ高度を稼いだのではありましたが、途中から風が強くて強くて。
前日のペンキ塗りとエアロビの疲れが残っておったおぢとハニーさんは、Tさんらから大きく遅れてしまいましたです。

で、おまけに斜面もクラストしておって、すっかり怖くなったというハニーさんとお疲れのおぢは途中で登坂を断念いたしました。
体力の衰えかなぁ~ちょと寂しくもありました。

その後は我が家のデッキでお決まりの宴会。
ビールにワイン、ソーセージや魚を焼いて美味しくいただきました。
ホントは山の中での焚き火が楽しいのですがね。

したたかに酔ったおぢは、勢いそのままに夜ハニーさんと居酒屋へ。
そろそろ空く時期と思っておりましたが、人気居酒屋は大混雑。
ほとんどがニッポン人客でした。

それでも外国人の姿もポチポチ。
座ったカウンターの右隣はオーストラリア人、左隣は香港と見られる中国人でした。
今シーズンは香港からの客がかなり増えておるそうな。
ただし、あんまり上品ではないという。

ようはバブルの頃のニッポン人を思い起こさせる態度なのだそうだ。
いきなり「一番高いシャンパン持って来い!!」みたいなね。
まぁこう言ってはなんだけど、「成金」なのよ。

そうしたお方たちが、スキー場周辺でも土地建物を買い漁っているようじゃ。
OGはバウダーが大好きでやってきておるわけですが、香港は何が目的なんでしょう。
バブルの頃、ニッポンがニューヨークの象徴、タイムズスクエアを買って、米国人のひんしゅくを買ったのは記憶に新しい。
飛ぶ鳥を落とす勢いの香港人も同じ東洋人ゆえ行動パターンが似ておるのかもね。
トラブル起こしたりしないとよいのですがね。

一方、昨シーズン落書きをしたりとあれこれトラブルを起こした豪州の若者たちですが、今シーズンは姿を消したそうでござります。
「民間交番」が出来たせいか、ツアー料金が高くなったせいか、そのあたりは良くわかりませんがね。

それにしても豪州マネー、香港マネーと、ご当地の不動産には相変わらず資本がどかどか入ってきておりまする。
数年後、このあたりはいったいどんな姿になっておるのかねぇ。
さっぱり想像のつかないところが、ちょいとばかり不安でござります。