おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

どうなる土地バブル…

2008年09月30日 | Weblog

朝6時の気温はほぼ零度。
これって10月中旬の気温じゃん。
毎日、毎日、寒いのじゃねぇ、これも温暖化でござりましょうか?

朝、テレビを見れば、777だとか。
パチンコのオールセブンではありませぬ。
ニューヨークダウが史上最大の下落幅777ドルを記録したのだそうだ。

金融安定化法案を米下院が否決したためだという。
金融に関する信用不安が一気に高まったということでしょうか。
信用収縮ってことです。

つまり、これまで無条件で100万円貸してくれた銀行が、あれこれややこしい事情なので、悪いけど80万円しか貸せません、って感じなのじゃ。
これが世界中で起こっちゃうわけで、資金供給が2割も減ったら、経済はとんでもないことになりまする。

だから777ドルの大暴落になりました。
元はといえば、サブプライムとか言う怪しい住宅ローンが証券化され、世界中にばら撒かれたのが今回の問題の発端でした。
それがアメリカの大投資銀行の破たんやらなんやらで、信用収縮が始まったわけなのです。

これがニセコにどう関係するか、いまんとこ不明ではありますが、ニセコ土地バブル破たんの引き金になる可能性は大でござる。
どうしても必要なところにさえ、お金が回らないことが予想されるわけですから、これがリゾート開発などという不要不急のところお金が回るはずがござりません。

これまで潤沢に供給されてきたお金が、止まります。
くるくる回転していたお金の流れがストップしたら、これまで土地を買いあさっておった外国の不動産関連の会社が危ういことになりまする。
経営は黒字でも、資金ショートです。
あちこち倒産も考えられまする。
怖いねぇ。

確かに、冬のニセコ界隈はこの冬も大賑わいです。
人もごっちゃり外国から来るのです。
だけども、これは冬だけのこと。
夏が閑古鳥ではビジネスが成り立ちませんのよ。
どうなるんだか…

聞いたところによると、ここんとこ、この界隈の外人さんは、倶知安町市街地の土地も買いあさっているのだそうだ。
こんどの理由はというと、「新幹線」だそうだ。

「温暖化でもニセコヒラフだけは雪が降る」と理屈をつけて売りまくり、買いまくって、今度は新幹線で買いまくっているのだそうだ。
いつ来るのかさっぱり判らぬ新幹線をネタに土地を買うというのですから凄いものです。

地域住民としましては、発展するのはよろしいけれど、引っ掻き回されてトンズラってのが困ります。
この先どうなるのか、不安じゃねぇ。