午前7時の気温はマイナス8度。
雪が舞ってます。
きのうとは一転、寒い朝になりました。
物置小屋の屋根雪は、きれいに落下いたしました。(きのうの写真と見比べてね!!)
助かったぁ~いがったぁ~
きのうは暖かで終日雨が降ってたもんだから、背割りのタイミングがGOOD!!でしたね。
ではありますが、またまたジャンジャン雪が降り始めましたゆえ、タイミングを見て屋根雪の除雪作業をしなきゃなりませぬ。
「夏は雑草との戦い、冬は雪との戦い」
ニセコの山暮らし、そういうことになってますです。
それでも人をグッとひきつける、魅力あるのがご当地、と思ってますです、ハイ!!
さて、
オバマ大統領が就任1周年を迎えたそうな。
人気はというと、ドンドコ下がる一方だそうだ。
その理由のひとつは、健康保険制度の導入だそうだ。
わけわかりませんです。
医療費のバカ高いお国ゆえ、オバマさんは、低所得の人々にもちゃんとした保険制度を設けようとしておるのだけれど、これに全米各地で反対デモが起きておるそうな。
なんでかねぇ?
しつこいようだけど、わけわかりませんです。
中には「オバマは共産主義者だ!!」といった批判の声もあるそうな。
それならわがニッポン国の国民健康保険制度など、まさに共産主義。
これって、自民党政権下で培われた数少ない、よい制度ではないのかねぇ?
ニッポン国に住んでおられるお方なら、こぞって支持する国民健康保険制度を、大否定するのがアメリカ人なのじゃ。
週刊現代1月30日号の大橋巨泉「今週の遺言」によると、こうした制度は「大きな政府になるから」、国民は大反対なのだそうだ。
そういう発想、ニッポン人にも、大方のヨーロッパ人にも、きっと理解できませんです。
同じ週刊現代の在米コラムニスト・町田智浩さん「アメリカ辺境紀行」も興味深い。
ケンタッキー州にある「創造論博物館」を訪れたルポなのじゃ。
創造論博物館とは、またの名を「進化論否定博物館」というのだそうだ。
そうなのじゃ。
ニッポン国やその他どこの先進国でも、いや後進国でも、当たり前田のクラッカーなのが「進化論」。
はっきり言って、「人間は猿から進化した」のは世界の常識だけれど、アメリカでは約半分のお方が、そんなことないと思っておるそうな。
大体にして、この国のほとんどの公立高校では、進化論は教えないことになっておるから、さもありなんなのじゃ。
この進化論を否定するのが、キリスト教福音派と呼ばれる「聖書原理主義者」だそうで、人工中絶は認めないので、子だくさんで、生殖を伴わない射精は禁止なのだそうだ。
つまりはオナニー禁止!!
忘れてはいけないけれど、あの猿ブッシュも、このキリスト教福音派なのでござる。
ことほど左様、フツーのニッポン人には、さっぱり分けわかんない国が、アメリカってことでござる。
こんなアメリカばっか見てたって、どもこもなりませぬ。
もっとヨーロッパやアジアに目を向けないと、わけ判らんことになると思うけど、どうよ?