おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

情けは人のためならず…

2010年01月23日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス6度。
雪はちらちら降ってます。
昨夜からの積雪は5センチ程度ですが、かなりのふゎふゎ雪。
なんかいい感じなので、8時過ぎにはスキー場へ出発なのでござります。

きのうは我が家の近くで、車がスタックしていて、お助けマンをいたしました。
午後5時過ぎ、ご近所Sさんがやってきて「そこで車が突っ込んで、動けないんだわ。外人みたいだし」ってことで、ハニーさんと二人、ジャンジャンガンガン雪の降る中、外へ出ましたです。

路肩に埋まっておったのは、大型のミニバンで、ご近所Sさんがスコップで車に後ろの雪をかき出していましたです。
乗車しておるのは、どうやら中国系の外国人5人ほど。
手の施しようもない感じでござった。

聞けば、車は2WD。
しかもジャンジャカ降っておる雪の下の道路はツルッツル!!
坂道は到底登れないことになっておる。

で、Sさんと奥さんにおぢとハニーさんで、車を押したり引いたり。
周りの雪をスコップでどけたりいたしました。
もちろん、乗っておった3人ほどの中国人女性もお手伝い。

なんだかんだ、30分ほどの奮闘で、ようやく脱出、車は元来た道を戻って行きましたです。
その間、驚いたのだけれど、車はエンジンがかかっているにもかかわらず、アクセルを踏んでも、さっぱりエンジンが吹き上がらないのよ。
完全に故障だと思いましたです!!

ところが、エンジンを一旦切ってから、再度エンジンをかけなおすと、元に戻ってエンジンが吹き上がりました。
いまどきの乗用車、どないなことになっておるのか?
それより、この豪雪地帯で外国人に4WD以外の車をレンタルする会社ってどうよ?

ご当地の事情を判っておるなら、レンタルする車は4WD以外に選択肢はないと思うけど。
大体にして、4DW以外の車があるということ事態、理解できませんです。
たまたまSさんが発見したからよかったものの、誰もみつけなかったら、途方にくれていた外国人。
観光立国など、程遠いことになっておる、プンプン!!

ま、それでも結果オーライで、助かっていがったね。
最後に彼らに「どっから来たの?」って聞いたら、「ホンコン」と言ってました。
英語が通じるから、シンガポールか香港とおもってましたけど。
ニッポンに悪い印象持たないで帰れるといいのですがね。

まぁ「情けは人のためならず」ってことです。
あっ!!そういえばこの言葉も、いまは意味を履き違えておる若者が多いとか。
なんでも、「人に情けをかけると、ためにならないから、情けなどかけてはいけません」と解釈するんだそうだ。
まるで逆じゃん!!

呆れます!!
ついでながらこれは、「情けは人のためにかけるのではないのですよ。情けは実は巡り巡って、自分のため。人に情けをかけましょうね」ってことだ。
アンポンタンの若者ども!!ちゃんと覚えておけ、ちゅうねん!!

ところで、写真は、我が家御用達の「無添加 天然だし」でござる。
だしパックには10袋入っておって、300円。
我が家の味噌汁20日分なのじゃ。

札幌のNPO法人・地域活動支援センター「アトリエ リヒト」で製造販売しております。
ここは札幌市の障害者支援センターでござる。
電話・FAX(011-622-0800)で購入できまする。
情けは人のためならず、ってことで障害者の支援もヨロピクで~す!!