おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

北の国から、風のガーデン

2010年05月20日 | Weblog
午前8時の気温はプラスの13度。
ポツポツと雨が降ってます。
適度なお湿りってことでござります。

ここんとこ、いきなり初夏の陽気。
きのうも日中の気温は25度近かったしねぇ。
ってことで、まだ冬対応だったおぢの身体は、さっぱりついていけませんなんだ。
そんなことなもんだから、今朝はなんかホッとしておりまする。

写真は、18日に訪れた富良野の「北の国から 五郎さんの石の家」でござります。
じりじり照りつける日差しの中、ババふたりにハニーさんとおぢの一行四人は、TVドラマ北の国からのあちこちを見て回りましたです。
「拾ってきた家」などまさに象徴的でしたけど、どれもこれも自力で建てた廃棄物再生の雰囲気がよく出ておりまする。

倉本聡さんの、「使い捨て文化への批判」が込められたドラマのセットの家々でござりました。
もっともババふたりは、使われているものが昭和初期の台所用品だったりして、別の意味で懐かしく見ておりましたです。
年齢が違うと視点も違うのね。

地元観光協会のお方と立ち話したのですが、この「北の国からセット」目当てで、かつては年間50万人がご当地を訪れたとか。
いまでも、その3分の1の人数が毎年ここを訪れるのだそうだ。
「北の国から」って凄い観光資源なのです。

それに加えていまは「風のガーデン」もござります。
プリンスホテルの敷地内にあって、こちらもなかなかいい雰囲気でござりました。
500円も取られたから、黒木メイサさんが出てくるかと期待しましたけど、そうはいかん。

ってことで、夏はTVドラマのおかげで人が集まり、冬はスキー客がやってくる富良野。
我がニセコ周辺と似たような感じではありますが、夏のニッポン人観光客が多いってことろが羨ましい。
我がニセコは、冬に偏りすぎ!!

もう少し夏に人を惹きつけるような、観光資源が欲しいなぁ。
ってことで、その観光協会のお方に、倉本聡さんにお会いしたときは、「今度はぜひニセコ舞台にTVドラマ書いてね」って言っといて。
とかお願いいたしましたです。

まぁ、最高峰の倉本さんでなくても、どこぞのTV局でも映画会社でも、ニセコを舞台の感動のドラマ作ってくれないかねぇ。
感動ドラマが高視聴率なら、ロケのセット跡だけで20年は観光客がごっちゃり来まする。
いまどき地域活性化の切り札は、TV、映画の「ロケ地に選ばれる」ってこと。

ちょっとぉ、ニセコで大感動の「大家族愛ドラマ」、お願いしますです!!
わけわからん箱モノ作ったり、観光誘致であれこれ苦労するくらいなら、TV、映画のロケ地誘致で一発大逆転なのじゃ。
我がニセコは、とりあえず有名脚本家の皆さまを招いて、ご当地の魅力を知ってもらうことから始めてはどうかね。

で、珠玉の脚本書いてもらうって手もあるぞぉ。
ニセコの夏の観光対策、まずはここからスタートするってことでどうよ?