午前6時の気温はマイナス8度。吹雪の朝でござる。
すっかり春めいてきておったのに、真冬に逆戻りでござる。しかも雪は横殴りに降るという、大荒れの朝。
そんなことで、お天気屋のおぢは朝から意気消沈、元気がありません。
真狩村の母親にきのう会いに行ったハニーさんによると「彼岸荒れってのがあってね、これが最後なの」とか申しておったそうな。
「そうしながら春になっていくのね」とハニーさん、おぢよりずいぶんと元気なのでござる。
ひ弱な男と違って、女は強いなぁとしみじみする嵐の朝でござる。
さて、
呆れかえってものが言えませぬ。
フクシマ第一原発の使用済み燃料プールの冷却装置が停止した問題でござる。
なんと配電盤にネズミが侵入し、配電盤がショートしたのだそうな。
ネズミ1匹で停電、故障しちゃう巨大電力会社・東電のシステムってなんじゃらホイ?
新聞によると、今回は「1、3、4号機のプールと共用プールの冷却装置に汚染水処理用のセシウム吸着装置など9設備が一斉に停止」したのだそうな。
東京電力、恥知らずな会社ですなぁ。
2重、3重の安全性を謳う原発を、日常的に取扱う会社が、この体たらくです。
配電盤1つが壊れても、すぐに予備が稼働するとか、別の経路で電力が供給されるとか、そうなるもんだと思ってましたけどねぇ。
全電源喪失が原因で、世界を震撼させた原発事故を起こした後ですから、電源だとか電力で何かが起こるってことが、まるで想像できません。
全電源を確保するのって、電源喪失で事故を起こした会社としては、なにがなんでも徹底しなきゃならんことだろが。
フツー、大反省してそこだけは徹底すると思っておったおぢが甘かった。
あまりにお粗末で言葉もありません。
東電さまのような会社が原発扱うのは、やっぱムリ。
しつこいようですけど「キチガイに刃物、東電に原発」と申しておきましょう。