おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

電力会社が「ネズミ1匹」で停電の恥知らず

2013年03月21日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス8度。吹雪の朝でござる。

すっかり春めいてきておったのに、真冬に逆戻りでござる。しかも雪は横殴りに降るという、大荒れの朝。

そんなことで、お天気屋のおぢは朝から意気消沈、元気がありません。

真狩村の母親にきのう会いに行ったハニーさんによると「彼岸荒れってのがあってね、これが最後なの」とか申しておったそうな。

「そうしながら春になっていくのね」とハニーさん、おぢよりずいぶんと元気なのでござる。

ひ弱な男と違って、女は強いなぁとしみじみする嵐の朝でござる。

さて、

呆れかえってものが言えませぬ。

フクシマ第一原発の使用済み燃料プールの冷却装置が停止した問題でござる。

なんと配電盤にネズミが侵入し、配電盤がショートしたのだそうな。

ネズミ1匹で停電、故障しちゃう巨大電力会社・東電のシステムってなんじゃらホイ? 

新聞によると、今回は「1、3、4号機のプールと共用プールの冷却装置に汚染水処理用のセシウム吸着装置など9設備が一斉に停止」したのだそうな。

東京電力、恥知らずな会社ですなぁ。

2重、3重の安全性を謳う原発を、日常的に取扱う会社が、この体たらくです。

配電盤1つが壊れても、すぐに予備が稼働するとか、別の経路で電力が供給されるとか、そうなるもんだと思ってましたけどねぇ。

全電源喪失が原因で、世界を震撼させた原発事故を起こした後ですから、電源だとか電力で何かが起こるってことが、まるで想像できません。

全電源を確保するのって、電源喪失で事故を起こした会社としては、なにがなんでも徹底しなきゃならんことだろが。

フツー、大反省してそこだけは徹底すると思っておったおぢが甘かった。

あまりにお粗末で言葉もありません。

東電さまのような会社が原発扱うのは、やっぱムリ。

しつこいようですけど「キチガイに刃物、東電に原発」と申しておきましょう。