午前6時の気温はマイナス5度。晴れておって、時折雪が舞っておる。なんだか、ずいぶん寒い気がいたします。
きのうなんか、東京の桜が満開だとかで、各テレビ局のニュースなどほぼ上野公園からのナマ中継。
その映像見ながら、ひょいと我が家の外の景色を見ると、これがびゅーびゅー吹雪いてるのよ。
エライ違いでございます。なんだかガッカリ感で一杯でござった。なんて寒いんだろ、今シーズンは、、、
そんなきのうは、ジムでエアロビしてジャブジャブ汗をかく日でしたが、30分のウオーキングと筋トレ、それにストレッチに止めました。
なんだかテンションが上がらないのでした。やっぱ、寒さのせいでしょうか。
ぽかぽか陽気になって、雪がジャンジャン融け出したりすると、がぜんやる気が出るような気がしますけどね。
ま、三寒四温がしばらく続くようなので、ご当地もゆっくりゆっくりと春へ向かうのでしょう。
だけど、山暮らしのじーさんは、せっかちなんだなぁ、これが、、、
さて、
おぢにとって、週刊誌は大事な情報源でござる。あれこれよくわかんないこと、よ~く解説してくれたりするのです。
3月30日号の週刊現代「ドクターZは知っている」は、ニッポンの経常収支が赤字になっておる問題を取り上げておったです。
経常収支とは。「貿易収支」「サービス収支」「所得収支」「経常移転収支」の4つで構成されるとか。と言われても、さっぱりわかりませぬ。
この場合は、「貿易収支の赤字」を取り上げておる。ようは輸出に頼っておる我がニッポン国は、輸出の方がこれまで圧倒的に多く、だから貿易収支、経常収支が大幅に黒字だった。
ところがここへきて、輸入が増えて貿易収支、経常収支が赤字になった。そこで「赤字が恒常化すれば国債危機に波及する」と大騒ぎしておる人がいるらしい。だけど、そんなことを信じてよいのか、という話なのじゃ。
ドクターZ氏(たぶん官僚)に言わせると、そもそも経常収支の黒字を「得」、赤字を「損」と考えること自体が間違いで、これを「重商主義の誤謬」と言うのだそうな。
実際、先進34か国の経常収支は黒字国が17か国、赤字国が17か国あるそうだけど、平均実質経済成長は2.6%、2.5%とほとんど差がないのだそうな。
ようは「経常収支が赤字になっても、まともな経済運営さえすれば、経済成長も金利も問題ない」そうな。
そんなことで、こう締めくくっておる。「経常収支が赤字になって日本経済が危ないという人には気をつけた方がいい」
ということで、TV番組などで、「経常収支の赤字が問題だという人」が出てきたら、どこぞに世論を誘導しようとしておるか、増税などをたくらむか、とにもかくにも怪しいってことらしい。
おぢの場合、経済学の知識なぞさっぱりございませんが、「嗅覚」だけはしっかりしておいて、「おいそれとは騙されない」ようにしておくのでござる。
「愚者の知恵」なのよ。
お偉い方が、あれが危ない、これが危ないと言い出したなら、気を付けないといけませんってこと。
おぢは、「そのうち円安になる」と確信して、2011年から豪ドル預金を始めました。
おかげさんで、命から二番目の預金は、金利と為替差益で2割を超える含み益でござる。
1米ドルが100円を超えたら、一旦は半分だけ手じまい、日本円にいたします。
残りは、ニッポン国債の大暴落に備えておくのでござる。「国債の危機」を唱える人は怪しいけど、もしものことがないとはいえません。
そうなりゃニッポン経済は破たんして大騒ぎだけど、外貨預金があわよくば2倍、3倍となる大チャンスだもねぇ。
もし、ニッポン国債が大暴落すれば、「ラッキー」って思うしたたかさがあってもいいと思うけどさ。
ATMで現金の引き出しに行列する哀れなキプロスの人々見るにつけ、あれこれ準備だけはしとかないとねぇ。
「愚者の知恵」ってのは、こういうことだと思うけど、どうよ!!