おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

キプロス不安で株下落、円高

2013年03月19日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス1度。朝もどんどんプラスの気温になっております。

天候はというと、あたり一面、霧でモヤっておりまする。春の訪れですなぁ~

今年はことのほか厳しい冬だっただけに、嬉しさがこみ上げてきます。

きのうはおぢもハニーさんも、終日うだうだ、ゴロゴロしておりました。外出はというと、夕方町内のスーパーに行って、帰りに温泉寄っただけ。

あとは、録画してあった「NHKスペシャル ロボット革命人間を超えられるか」を観ただけ。

これが存外、面白かった。

ロボットといえば、おぢ世代はなんといっても「鉄腕アトム」でござる。少年雑誌に始まり、テレビアニメに至るまで、どんだけ見たことか。

あれはあくまでマンガの世界と思ってましたけど、どうやらそこへ向けてどんどん進化しておるのです。

しかもそれが福島第一原発事故がきっかけというから、驚きます。

人間が作業できない高放射線量の場所でも容易に活動できるロボットがあのとき居たなら…フクシマの悲劇はなかったのかもしれない。

ってことで、開発しておるというから、人類、捨てたもんではありませぬ。

そんなことで、ニッポンはもとより世界各国での研究が急ピッチで進んでおるそうな。

なかでも、見かけはホンダ・アシモのバッタモンですけど、技術を公開して、このロボットの人工頭脳部分を世界に求めておる韓国。

そして、アメリカ国防総省は4億円の賞金を出して開発競争を促しておるそうな。

確かにニッポンのロボット技術は高いのですが、実用化という点では、なんだかアメリカの方が進んでおる感じ。

お掃除ロボット・ルンバを開発したアメリカのアイロボット・コーポレーションの作業ロボットはコーヒーなんかも注いじゃう。

そこらのコーヒースタンドであすから使える感じで200万円とお安いのじゃ。

アシモも確かに凄いのですが、ガレキの中を活動したりってことになると、アメリカの技術の方が、一枚上でござった。

ま、戦争にも使えるわけですからアメリカは力が入ります。

兵士の後ろをノッシノッシと歩く、ウシかイノシシのような運搬用ロボットは不気味な感じもいたしますけど、戦場における「完全実用品」の雰囲気でござる。

そう遠くない将来、一人暮らしのじーさん、ばーさんでも、不自由なく暮らす手助けをしてくれる、頼もしいロボットが販売される日が来るような気がします。

こういうのができたら、「介護保険の対象かなんかにしてほしいよなぁ~」 

…などと妙に切実な感じがした昨夜のビデオ鑑賞なのでござった。

さて、

きのう午後から東京市場が大きく下げましたです。その原因は地中海の小さな島国、キプロスだそうな。

キプロスはギリシャの財政破たんのあおりを受けて、財政が悪化、EUに支援を依頼した。

で、EUはカネは出すけど、口も出すってことで、銀行預金に税金をかけろと言っちゃった。でもって、これに驚いたキプロス国民は、一斉に預金を引き出そうとATMに群がった。

ようは「取り付け騒ぎ」でござる。おかげさんで、ニッポンは株安、円高になりましたです。

ったくもう!! 

そんなことで、キプロスの議会も慌てて、預金課税の法案の採決の延期することを決め、EUの財務相も緊急で電話協議、課税対象の見直しを検討するそうな。

なにしてんだか、EUも。

そんなことで、きょうの鉄火場、落ち着きを取り戻すんでしょうか?

小銭がちょっと増えたり、ちょっと減ったりで、一喜一憂しておるおぢ、小心者ゆえ、たいした気になるのでござる。