おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ちゃんとした野党が育ってほしいなぁ

2013年03月08日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス5度。どんより曇り空の朝でござる。ってうだうだ書いておりましたらずんずん晴れてきましたです。

いつものように、起床後ただちに薪スートブに点火して、それからパソコンに向かってパチパチ書いておる。

今朝はなんだか火の着きが悪く、1個を半分に切って(ホント、せこいです)使っておる着火剤を2個使っちゃいました。

節約したつもりが「意味ないじゃん!!」って話でござる。早朝から、アホにアホを重ねておる感じ。

ま、本人としては「お茶目なじーさん」を目指しておりますゆえ、しょうがないことになっておる、スマンね!!

きのうの天気ですが、ほぼピンポイント予想の通りでござった。午後からは雪でしたけど、そのうちみぞれに変わりました。

感じとしてはかなり雨に近かったかなぁ。日中の気温も高くなっております。いよいよ春の気配でござる。

ところで、過日はイタリアの総選挙を受けて、一夜で3円以上という急激な円高となって、たいそうビビった小心者のおぢですが、ここへきて再び円安への流れが戻ってきておりまする。

昨夜から今朝にかけて、米ドルは1ドル95円を突破。豪ドルも1ドル98円が目前に迫っており、円安の流れが止まりません。

これじゃぁ、株高も止まりませぬ。誰が何を買っても儲かりそうな気がします。いわゆる「カンカンの強気」なのでござる。

そんなことでいいことづくめの昨今のようですが、このアベノミックスに批判的なエコノミストもおるのです。

中原圭介さんは、この通貨安が「格差を拡大させるだけ」とたいした批判的でござる。

確かにごもっともではありまする。輸入物価、とりわけガソリンや灯油の値上がりは、年金生活者など低所得者を直撃しておる。

ようはおぢの生活、直撃なのでござる。

韓国でも通貨安に誘導し、ウォン安で輸出企業はたいした潤った。その一方、「通貨安の恩恵が及んだのは、大企業に勤める約8%の人々だけであって、残りの92%の人々はむしろ通貨安の弊害から逃れることができなかったのです」と中原さんは書いておる。

さらに「日本はデフレであるからこそ、アメリカや韓国と比べて国民の実質賃金が大きく下がらずに、マシな生活ができているのです。歴史を教訓として学ばない経済学の危うさを、切に感じている昨今です。」と締めくくっておる。

確かに国民こぞって貧乏でも、デフレなら物価が安く、安定した生活が出来ました。だけど、この先、ずんずんインフレになって物価だけが上昇すれば、国民生活は危ういことになる。

円安、株高に浮かれている場合ではないのかもしれません。

…って、おぢはすっかり浮かれてます!! アホでスマンねぇ~

さて、

まもなく3・11がやってきます。なのに国会では安倍総理は「民主党の2030年、原発ゼロを見直す」と発言しておる。

ヒキガエル野田が、2030年原発ゼロを「閣議決定しなかった」ことのツケが回ってきておる。あんとき、閣議決定しておればねぇ、って元々保守政治家だった野田ではそれもせんないことだった。

民主党内では、先の選挙の敗北を受けて「野田を党から除名すべし」という声が上がったそうだけど、なんで除名しなかったのかねぇ。

野田のような保守政治家は、自民党におればいいわけで、除名もできないような民主党は、解党へ向けてまっしぐら。次の衆院選で消えて無くなるかもしれませぬ。

もっともそうなると、自民党に維新の会と保守政党ばかりで、これも問題じゃ。自民党が中道右派なら、これに対抗する中道左派の政党がしっかり育たないことには、バランスが取れませぬ。

右とか左とか言うのは、もはや時代に合わないとは思いますが、一方だけしか選択肢がないってのでは、どうにもいただけない。

民主党には国民こぞって失望しておるでしょうし、さっぱり体質が改まらないこの党が再生するのは所詮ムリ。

嘉田知事を裏切った小沢一郎に至っては、もはや何おかいわんや状態。どもこもなりません。

そんなことで、自民党に対抗するしっかりした野党が必要だと思うけど、そんな政党、見渡したところどこにもない。

困った国じゃねぇ、、、