おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

AKBのビジネスモデル

2014年05月26日 | Weblog

 

午前10時の気温はプラス16度。いつものに起床できなかったわけで、風邪でも引いたのかしらん?

風が強く、曇り空の天気で、気分もイマイチでござる。

今朝一番のニュースは、AKB48のメンバーが切りつけられてケガをしたってことだ。

きのう夕方の日テレ「バンキシャ!!」でも第一報を再三再四取り上げるなど、悪いけどAKBにさっぱり関心のないおぢとしては、少々過剰反応ではないかと思ったり。

東京新聞によるとこのニュースは、中国でも複数メディアが取り上げたという。

AKBメンバーのケガは、どうやら国際ニュースなのだ。

ひとりは右手親指の骨折と裂傷、もうひとりは右手小指の骨折と裂傷で、二人とも手術を受けたというから大きなケガには違いない。

若いおねーちゃんが酷いケガをしたわけで、痛く同情もいたしますし、犯人も許せないのではありますが、こんなに大きく扱うニュースかね?

かつて、美空ひばりさんがファンから顔に塩酸をかけられるという事件があったと記憶しております。

「顔」と「塩酸」ってことで、大きなニュースだったようです。

「だったようです」というのは、いま調べたら、事件が起きたのは昭和32年、おぢ6歳の時のことなのでした。

なんで記憶にあるんだろ? やっぱ「顔」と「塩酸」だったからだろか

ひばりさんは意外に早く復帰してますけど、周囲の人がすぐに水をかけたのと、厚化粧だったことで大事に至らなかったとか。

厚化粧、役に立つこともあるのだねぇ、、、

いずれにせよ、こうした嫌な事件、困った事件は歌手や俳優さんにはつきもののようです。

だから「そのうちこんなこともあるだろう」とAKB関係者は思っておったに違いない。

この事件で、「会いに行けるアイドル」という「ビジネスモデル」が壊れてしまったわけで、AKB人気がこれをきっかけに下降していく可能性もありまする。

平成の世に大人気となったアイドルグループですけど、総選挙とか、握手会とか、ファンに多くのカネを使わせるあざといやり方は、なんだかなぁ、と思ってました。

メンバーの〇〇ちゃんのためにと、CDを何十枚、何百枚も買って応援するって、いかがなものか?

買う方の勝手ではありますが、総選挙の1票がCD1枚みたいな話も聞きましたゆえ、ファンはごっちゃり買うという。

握手会というのも、CDにこの「参加券」というのが入っているのだそうな。

CD買わないと握手できないわけ。

ずいぶんあざとい商売だなぁ、とも思うのです。

レコードでなくてCDの売れない時代にあっては、「最強のビジネスモデル」だわ。

とはいえ、おぢは貧乏に育ちましたゆえ、レコードというものをこれまで一度も買ったことがない。

ご同輩の皆さんは、ようやく買った1枚のレコードを擦り切れるまで聞いたのではなかったか。

1度に数百枚も買うCD、擦り切れるまで聞いたレコード、隔世の感がありますけど、少しおかしい気がします。

平成の世を跳梁跋扈するAKB、メンバーご本人たちにはなんの責任もないけれど、仕掛け人といわれる皆さんには大いに責任がある「大事件」なのでした。

写真はきのう喜茂別町で開かれた「花の市」、ハニーさんと義母はあれこれたくさん買ってました。

この時期、羊蹄山ろく周辺ではこうした花や野菜の苗の即売会があちこちで開かれます。

北海道もいよいよ本格的に花の季節を迎えるのです。