おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

脱原発9割のパブリックコメントをスルー

2014年05月25日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス12度。気温は高いのですが、外は曇り空で霧雨もちらほら。

そんなこの週末、ご当地周辺のあちこちで「花や野菜苗の市」が開かれております。

このあときょうは、ハニーさんと義母の3人で、お近くの喜茂別町「郷の駅」で開かれる「花の市きもべつ」へ行きまする。

ハニーさんは、ピーマン、大葉、ネギなど「家計にやさしい」野菜の苗などを買い求めるそうな。

すくすく育てば、朝摘んで、すぐさま食卓に上るこれら食材は嬉しい夏のお楽しみでござる。

そんなこんなで、いよいよ北海道も本格的に花や野菜の季節を迎えます。

いい季節ですなぁ、、、

でもって、買い物から戻ったら、再び家の塗装作業でござる。

なんだかんだ、あれやこれや、山暮らしは忙しいことになっておる。

都会だと、なんでもかんでも外部に発注せざるを得ないところがある。

水のトラブルは「クラシアン」だったりね。

田舎の場合は、周囲を気にせずDIYでうだうだ作業ができるのがよろしいのです。

カネはないけど、時間はたっぷりあるし、道具もそこそこある。

ここでは楽しみながらの作業になりますから、たいしたストレスもない。

そこらあたりが「することがなくて困る」都会の年寄りとは、大いに違うところなのです。

聞くところによると、都会ではデパートやパチンコ屋、図書館などにごっちゃりジジババが集まるそうな。

そこで日がな一日、ボーッと過ごす年寄りが多いとか。

することがないんだろねぇ、都会の年寄りは、、、

ここでは家の塗装から、薪割り、草刈りなどなど、することならごまんとある。

田舎暮らし、ボケてるヒマがないほど忙しい。

以前も書きましたけど、都会の子どもが田舎の年寄りを心配し、薪スートブ止めさせ、灯油ストーブに変えたことがあったとか。

火事の危険や薪を運ぶ苦労を、孝行息子が案じたのでしょう。

ところがおかげで楽になったお年寄り、あっという間にボケたのだそうです。

息子が良かれと思ってしたことですが、おかげでじーさんの人生、すっかり狂ったのでした。

人生楽な方がいいとは限りませんです、ハイ!!

さて、

朝日新聞ネット版によると、政府がエネルギー計画を策定する際に、国民からパブリックコメントを募ったのですが、政府はこれを一切無視したと伝えておる。

このパブリックコメント、朝日新聞が経産省に情報公開を求め、開示された分について原発への賛否を集計したのだそうな。

その結果、9割が脱原発を求めた意見だったというのだ。

経産省は2月に「代表的な意見」を発表したそうだけど、原発への賛否は集計しなかったという。

脱原発が圧倒的な多数だったことから、賛否については「スルー」したわけだ。

政府が「ベースロード電源」と位置づけた原発、9割の声を無視するってどうかね?

2005年に改正された行政手続法は「意見を十分に考慮しなければならない」と定めておるぞ。

「無視する」のと「十分考慮」は180度違うと思うけど、経産省のお役人さま、どうよそのあたり???