おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

検査

2015年04月07日 | Weblog

 

午前5時の気温はマイナス1度。

街灯もすでに消えておりまする。早朝5時というのに、ずいぶん明るくなったものです。

春ですなぁ~

と言いたいところではありますが、予報によると、きょう日中は気温も上がらず、最高気温もせいぜいプラス1度とたいした寒い一日だ。

こういうのを「寒の戻り」というのか?

ときおり雪もパラついたりして、寒々しいニセコの朝なのでござる。

そんな今朝と似たりごんべのきのう、我が家の家庭医、真狩村の野の花診療所に行ってまいりましたです

毎日服用しておるDHAとEPA製剤のロトリガが無くなったのと、ここんとこ続いておる耳鳴りについて診てもらうためでござる。

ハニーさんと午後から行くと、ちょうど1年前にもあちこち検査したので、今回も同様の検査をすることになりましたです。

まずは耳鳴りですが、とりあえず神経を抑えるというビタミンB12と耳鳴りを緩和するという「スミトンA」という薬を処方してもらいましたです。

そして、硬い首周りの筋肉に電気をかけてもらい、コリをほぐす静脈注射をしてもらったのでした。

ど太い注射で一瞬クラッとしましたけど、最近は針がやたら細いのか、看護師さんの技術が高いのか、チクリとも痛くないのでたいした驚いた。

注射針、昔よりかなり細くなったか???

それから聴力検査も行いましたです。

健康診断のレベルですから、細かな検査ではありませんが、それでも両耳とも難聴の気配はなかったのでした。

とりあえず耳鳴りは、予想通りといってはなんですが、原因不明でござった。

さらに検査は続き、今度は首のエコー検査をしたのです。

首の太い動脈はおととしの検査時に、動脈硬化して一部血管が細くなっており、たいしたビビりました。

ですが、昨年の検査ではこのプラークが溜まった部分が無くなりきれいになっておった。

これは今も服用中のDHAとEPA製剤のおかげでござる。

でもって昨年は動脈の硬さも年齢相応だった。

ところが今回はというと、血管年齢はすっかり若返り、年齢平均を大きく下回って、30代から40代レベルだからなんだか嬉しい。

先年、おぢの母親は脳出血で半身不随となり、車イス生活を余儀なくされましたです。

原因は動脈硬化と高血圧だ。

その母が亡くなったのは平成19年の2月のことですから、早いもので丸8年じゃ。

一時期はいいだけ太っておりましたからねぇ、節制しておれば脳出血などにはならんかったと思うけどねぇ、、、

とにもかくにも、おぢの動脈はすっり若返り、たいしたいがったのです。

もし、頸動脈に溜まったプラークが剥がれ落ち、脳の血管に詰まればいきなり脳梗塞と心得てくださいな。

そこで思い出すのがしゃぼん玉ホリデーのコントだ。

ザ・ピーナッツの二人が「とーさん、おかゆができたわよ」と寝床の父に持って行く。

父役のハナ肇さんは動かない片手をブラブラさせて「いつもすまないねぇ、、、」と呟く。

あの、寝たきり状態で、手をブラブラさせるのが脳梗塞で半身不随とそんとき学びましたね。

これだけは、くわばらくわばらなのでござる。

その後、視聴者から大ヒンシュクをかってこのコントは無くなりましたけど、数十年後に母親の身に起きるとはねぇ、当時は想像だにしませんでした。

そんなこんなで、耳鳴りを除いてすべてOK、いいねぇと思ったおぢでした。

ところが、首のエコーで甲状腺に異常が見っかっちゃったです。

そこで急きょ、首のCTを取りましたです。

このあたりの素早さといったら、都会の大病院では考えられん。

「来週また来てください」みたいなもんだけど、そこはちゃっちゃと診てくれるのが、我が家の家庭医の凄いところ。

でもって、甲状腺がどうやら石灰化しておるそうな。

きょう午後診療所に電話すると、札幌の専門医師による正確な画像診断の結果がわかるとか。

ネットで画像送信して、専門医に診てもらうってことかな?

なんだか凄いです!!

医療過疎なんてことばは、そのうち無くなるのかもしれませぬ。

ま、今回のおぢの場合、どうやら「経過観察」というところに落ち着く気配じゃ。

加齢ってことで、あれこれ病気が出てくるのですなぁ、これもせん無いことかねぇ、、、