午前6時の気温はマイナス5度。
曇り空で無風のお天気です。
昨夜は疲れておったので、恒例ズンバはお休みして午後9時には就寝。
そのまま午前6時までぐっすり寝て、目覚めもスッキリしております。
年齢を勘案すれば、今回の格安弾丸ツアーの疲れが、これで雲散霧消するとは到底思えませんけどね!!
ところで、
テレビのサスペンスシリーズでお馴染み、「♪ チャチャチャ-ン!! チャチャチャーン!!」と音楽が流れると、そのバックの映像は上記写真の東尋坊だ。
金沢の伝統工芸職人を巡る殺人事件で、最後に犯人が追い詰められる場所そこ、ここなのだ。
そして、追い詰める刑事といえば、自身の既婚劇で「サスペンスより恐ろしい真実」とのたまった船越栄一郎さんだろねぇ~
元奥さんの自作ビデオには、確かにサスペンスを超える怖さがあって、そこは記憶に新しい。
今回の「金沢格安弾丸ツアー」では、その東尋坊にバスで連れら、やってきた。
とにもかくにも「クソ寒い」ところで、あ然といたしました。
悲しみ本線日本海から吹き付ける風は、北海道民にはとても耐えきれない寒さなのです。
マイナス10度で過ごす、北国仕様の服装で来ればよかったと、たいした後悔したくらいだ。
もっとも我が家はゴアテックスのカッパ上下に、フードで頭を覆う完全防備でしたけど、それでも寒かった。
柱状節理で有名な観光名所ではありますが、柱状節理といえば、北海道には層雲峡の山の中に柱状節理が鎮座しておる。
ま、そんなことで、道民にとってはなんちゅうところではない。
ですが、自殺を思いとどまるための電話ボックス「救いの電話」ってのがあったりして興味深いのです。
ボックス内には落ち着いてもらうためかタバコや電話を掛けるための10円玉なんかが置いてある。
スマホの時代でも電話ボックスを使うには10円玉ですわ。
ついでながら聖書の一節まで書いてあって「へぇ~」って話にもなる。
そんな東尋坊、自殺の名所ではありましたが、ガイドさんによるといまは「ポケモンの巣」だそうで、若者がわんさか来たりするそうな。
そんなことなもんだから、レアものが出現すると評判にもなっちゃって、今度はスマホに集中するあまり「転落事故」が懸念されておるとか。
自殺の名所からポケモンの巣ですから、イメージもたいそうアップしたようで、ここはまことに結構!!
あとは、ポケモン探しで転落事故が無いよう祈るばかりです。
ではありますが、悲しみ本線日本海(しつこいか?)から吹きつける強風で、この日の体感温度は軽くマイナス10度を超えておったことは間違いない。
冬の能登半島周辺は、「北海道より確実に寒い」と申しておきましょう。
さて、
自民党が検討しており憲法改正案に、「私権の制限」の条例案が盛り込まれるとか。
地震など災害を想定しておるというけど、こりゃ「緊急事態条項」だ。
首相が緊急事態を宣言すれば、道路に放置された車を簡単に排除できる。
災害時には、たいした役立つような感じがいたしますけど、これは、そんな甘いもんを想定したもんではない。
発動要件をあいまいにしておけば、内閣が緊急事態が必要だと言い出すだけで、恣意的に緊急事態宣言が出せる。
つまり、内閣が「法律と同一の効力を有する政令を制定」できるわけで、国会の手続きなしであれこれなんでもできるちゃうのだ。
ナチス政権下のドイツでは、「緊急事態宣言」が出されたとたん、司法手続きなど全くないまま、逮捕や予防拘禁、行方不明が続出した。
ナチスに反対する人々は、これに怯えて口を閉ざしてしまったわけですから相当ヤバイ。
こんな薄気味悪いことが、21世紀のニッポンでもいとも簡単に再現できるのが「緊急事態条項」だ。
災害時、道路に放置された車両が簡単に撤去もできるけど、どさくさまぎれで、土地収用などの財産権侵害も簡単にできるってことでもある。
国が緊急事態なので、道路をつくる必要があるといって、あなたの家をいとも簡単に壊しちゃうことも可能なのだ。
個人より国家が優先されるわけで、それでは「国体」が最優先の戦前に逆戻りするような社会となる。
これではヘドが出る。
あなたや私の「私権」がいきなり制限されるわけで、中国並みの不気味さともいえる。
一国の総理大臣に権限が集中し、300万人を超える戦争犠牲者によってもたらされた「基本的人権」がないがしろにされるのが「緊急事態条項」だ。
ここは、ゆめゆめ騙されてはいけませんと申しておきます。