午前7時の気温はプラス3度。
雪解けがどんどん進んでおります。
なんだか嬉しい。
上記の写真は金沢の「人間国宝 吉田美統さん」の作品です。
きれいな作品なのでした。
さて、
「14件の決裁文書の書き換えが行われたことが明らかになった。極めて由々しきことで誠に遺憾で、おわび申し上げる」
と、そっくり返って文書を読み上げたのが財務省の麻生大臣だ。
「ごめんなさい感」がまるでない会見でしたわ。
麻生さんの「謝罪会見のようなもの」と、モーニングショーで高木美保さんも申しておりましたけど、これにはおぢもフムフム頷いた。
どうみても、お詫びしている感は完璧にゼロですわ、麻生さん!!
でもって「サガワが…」「サガワが…」と呼び捨てするのもどうなんだ?
一方で、「サガワは適材適所」と申しておいて「サガワが最終責任者」だってなんじゃらほい!?
当時の理財局長に全部責任をおっかぶせて済む話かね?
文科省の天下り問題のときには、当時の文科省トップである前川喜平事務次官のあずかり知らぬところで、天下りが行われた。
だけど、前川さんは文科省の役人のトップとして、責任を取って辞任しておる。
責任を取るのがトップの仕事ですから、当然と言えば当然だ。
今回はというと、文科省の天下り問題をはるかに凌駕する、財務省による「明確な犯罪行為」なのだ。
官僚トップの事務次官はもとより、担当大臣の麻生さんが責任を取って辞任するのは、まずは当然ではないのかね。
で、そこから先、安倍総理の責任をどうするって話でないの?
それなのに、ああそれなのに、佐川さんだけに責任おっかぶせる所業、とてもじゃないけど許せませんわ。
でもって、佐川さんは今後、国会で証人喚問される。
佐川さんよ、あなたは財務省に入省したとき、何を目指したのでしょうか。
安倍内閣と心中するためではないでしょう。
「国民の公僕」として国に奉仕することを誇らしく思って入省したのではないのかね。
ま、カネと名誉のため、ってこともあったか知らんけどさ。
証人喚問では、「記憶にございません」「記憶にありません」を連発するのだろうか?
トカゲのしっぽに成り下がり、詰め腹を切らされ辞任に追い込まれてしまった佐川さん。
ここはもう、知ってることを正直にしゃべって、今後の人生を前川さんのように正々堂々と胸を張って生きてはどうかね?
安倍政権と心中すれば、カネと地位は確保できるかしらんけど、コソコソ陰に隠れて余生を生きることになるんでないの?
ここは国民の公僕を目指した、官僚としての原点に立ちかえり、洗いざらい正直に述べてスッキリしてはいかががでしょうか。
心も軽く、晴れ晴れ、国民も佐川さんを高く評価するとおぢは思うけどなぁ~