おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

急浮上する「今井尚哉・首相政務秘書官」の関与

2018年03月27日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス5度。

晴れのお天気で気持ちが良いのですが、マイナス5度は少々寒い。

ではありますが、写真のニセコアンヌプリも朝焼けに染まって美しい。

予報よると、きょうのご当地は晴れのお天気で、日中の最高気温は10度まで上がるとか。

いよいよご当地の最高気温も二桁に乗る。

雪解けもジャンジャン進むことでしょう。

毎日、毎日、しつこいようだけど、春だなぁ、、、

きのうは、

当ブログの更新が、「Gooブログ」のおかげさんできなくなり、そのままスルーしちゃいました。

数少ない読者の皆さんにご迷惑をおかけいたしました。

スマンことです。

さて、

きょうはいよいよ佐川宣寿前理財局長の証人喚問でござる。

自らの国会答弁では「記録は廃棄され残っていない」(去年2月24日)

「価格を(財務省から)提示したことはない」(3月15日)

とか言っちゃって、森友学園側と価格についての話し合いも、本省の関与も真っ向から否定した。

ムニャムニャ答えたんだか答えないんだか、なるべくはっきり答えないのが官僚ってもんだ。

だから佐川さんの否定の仕方が、「あまりに官僚らしくない」とほかの省庁の官僚もいぶかしんだ。

また、財務省のある担当者は、大阪地検特捜部による任意の事情聴取で、「佐川さんの指示で書き換えた」と説明したという。

実際の書き換えは、佐川さんの指示だったことは十分に考えられる。

しかし、「局長である佐川さんが、誰の指示もなしに虚偽答弁や、文書改ざんをやるとは考えにくい」というのが常識だ。

もし改ざんが発覚すれば、これは「まごうことなき犯罪」だと、よ~く知ってる東大卒のエリートが、そんなリスクは背負いません。

そもそも、総理の国会答弁や各省の官僚の答弁は、

「官邸の首相秘書官らと、各省の国会担当窓口、担当部局との間ですり合わせながら、内容が調整される」のが通例だという。

あのころの安倍総理は「(佐川は)よくやっている」と高い評価をしておったと週刊文春にありました。

そこで急浮上するのが、首相の最側近である経産省出身の「今井尚哉・首相政務秘書官」だそうな。

秘書官経験もある省庁の幹部はこう話しておるそうだ。

「今井秘書官からは、政策のみならず、国会答弁に関しても、『これではだめだ』とか、『もっとはっきり言え』といった指示が飛んでくる」

また、「踏み込んだ総理発言に関しても、『疑惑がないのならはっきり否定した方がいい』」とか。

総理にもハッキリ発言するようアドバイスしたり、佐川さんにもハッキリ否定しろと指示した可能性があるのが今井秘書官だ。

今井尚哉秘書官が関与しておったとすれば、完全に官邸の関与ってことになる。

きょうの証人喚問でそんなことが明らかになるとは思えませんけど、今井さんの関与、ありえるなぁ、、、

また消費税を引き上げしたい財務省でしたが、悲願である二度も10%への引き上げが見送られておって、安倍官邸に「擦り寄りたい」「忠誠を尽くしたい」との空気が財務省内にあったとする見方もあるそうだ。

いずれにせよ、近くの音楽大学が7億円で買いたいと申しておったのを袖にして、あろうことか8億円も値引きしたのが森友問題だ。

その学園は教育勅語を子どもに暗唱させる偏った思想の学園で、その名誉顧問に総理夫人が就任しておるという異常さだ。

こんだけややこしい話になったのは、適正に取引すべき国有財産が、総理と同じ特定思想の持ち主に格安販売するという、まことに不公平なことが行われたということ。

そして、こうした事実を隠ぺいするかのように、財務省は文書の改ざんという、民主主義の根幹を揺るがす犯罪に手を染めたということだ。

そんなこんなで、これは簡単にスルーできる問題ではないのだと申しておきましょう。