グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

タヒバリ

2010年02月06日 | 
タヒバリ といってもヒバリの仲間ではありません。
セキレイの仲間です。(ヒバリはヒバリ科、タヒバリはセキレイ科の鳥です)
ハクセキレイやキセキレイのようにしょっちゅう尾羽を上下にピコピコ動かし、「ピーピー」「チーチー」「チチッチチッ」などとよく鳴いています。

日本には冬にやって来る冬鳥です。
ここ伊豆大島にも毎年たくさんやって来ます。
この冬は牧場で50羽以上の群を見ました。




写真は一昨日(4日)の撮影、このときはこの1羽きりでいました。
冬枯れの芝生に降りて食べ物を探していました。


正面顔~。
なんか「むん!」って感じ?(笑)





よく似た同じセキレイの仲間にビンズイがいますが、ビンズイはこういう開けた場所にはあまり出てきません。
色味ももっと緑がかっているかな。






芝生に顔を突っ込んでホジホジ。







しょっちゅう上空を気にしていました。
怖い猛禽類がいるからね。



私が見ている前で何度も土の中から何かを引っ張り出して食べていました。
コガネムシ類の幼虫とかでしょうか?
黒っぽいものもあったので何かのサナギかもしれません。
よく見つけるものだな~と感心しました。





振り返ってポーズを決めてくれました。
ありがとう。



タヒバリは冬の間中、牧場や空港周辺、海岸など開けた場所で毎日のように出会う鳥です。
地味ですが見つけるとやはりうれしいものです。




    がんま
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする