グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

2回目のジオパークツアー

2013年06月23日 | ツアー
毎年この時期に、新入生の体験ダイビングで大島の海に潜りに来てくれるG大学のダイビングサークル(ネプチューン)の皆さんが、2日目のフリータイムに“ジオパークツアー”をリクエストしてくれました。昨年に引き続き、2回目のリクエストです。

今年のツアー参加者は26名。
辛島と2人で案内しました。

移動時間を入れて3時間のツアーリクエストなので、歩く時間は2時間半ぐらいです。

1986年溶岩流先端に、今年も登りました。
昨年は霧で山が見えなかったのですが,今日はクッキリ!

「溶岩が流れたぞ~」ということを実感できる景色に、昨年のツアー参加者からも歓声が上がっていました。

で、今年も…

アア溶岩の上を裸足で歩いて「アア痛い」を体感。

「俺にとってこれは、パホイホイ溶岩だな」←あまり痛くないという意味。
これ昨年と全く同じ発言です!なつかし~。

でも…「痛て!」

一部アア溶岩だったようです(笑)

避難壕の中では寸劇開始。

「素敵なお住まいですね。」「おいくらぐらいですか?」と、確かこんな会話でした。
そう言われてみると、立派に住めそう(?)

山の上の大きな岩ではいつもの「この岩がどうしてここにある?」クイズ。

辛島チームに「大正解!」が出たようです。
うちのチームも、いい線いってました~。

2回目のジオツアーで初・火口!
「でっかい~」の声があがっていました。

朝はうっすら霧がかかっていて少し心配したけれど、無事火口を見てもらえて本当に良かったです。

「この景色いいよね!」「いい~!」

溶岩原の中に伸びた1本道を、数人がダッシュしていました。(走りたくなる気持ちわかります)

縄模様の溶岩の上で「縄の真似して~」という私からの注文に、一瞬考え込む…の図。

難しい注文で失礼~(笑)

山を下りたら、雨のあとだけ現れる「幻の湖」に今日は水がいっぱい溜まっていました。

「逆さ三原山が写るかな?」「写るんじゃない?向こうの山(外輪山)も写ってるし」
水の中に山の景色を見つけようとするところ、私と同じ感性です。楽し~。

そして水に映っていたのは、山だけではありませんでした。
歩いて行く人の姿…まるでどこかの湿原に来たみたいです。

水はけの良い大島では、めったに見ることができない景色…素敵です。

外輪山の砂の斜面にのこる足跡を見つけ、同じルートを登っていく2人。

2人を目で追っていたら、空の模様に気づきました。

キレイな空だなぁ…。

カッコいい。

ところで、今日一緒に歩いた学生さん達は教員志望が多く、東京都の教員採用試験を間近に控えた人もいたようです。

大島の海に潜り、山を歩いた経験を持つ先生って、いいですよね。
きっと教える子ども達に、リアルな自然の魅力を伝えてくれるような気がします。

みんな2回目のジオツアーのリクエストを、ありがとう!
また来年も、“ジオ”を体験しに来てね~。

(カナ)








コメント (4)
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