閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

菜の花 (3)

2008-02-09 | 草花

東海地方では、「菜の花」として最近特に増えているのはセイヨウカラシナだという。セイヨウカラシナは、元々は食用として導入されたものだが、生育が旺盛なために野生化して、勝手に増えてしまっているらしい。各地の河川敷などで自然に大量に繁殖しているのも、丈の高いセイヨウカラシナが多いそうだ。また、これらのアブラナ科の植物は、お互いに自然に交雑して雑種が生まれやすいので、今では自然にできた分類の難しい新品種も多いという。

名古屋市の庄内緑地公園で咲いていたこの菜の花も、丈が高く葉の形がちょっと違うようなので、たぶんセイヨウカラシナか、もしくは交雑種なのかもしれない。
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菜の花 (2)

2008-02-09 | 草花

最近の菜の花は、花を観賞する目的で、観光用に「セイヨウアブラナ」や同じ仲間で花がよく似ている「セイヨウカラシナ」が多く植えられるようになってきたそうだ。今では、菜の花というのは必ずしもアブラナだけではないという。
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菜の花 (1)

2008-02-09 | 草花

通りがかった道端の畑に菜の花が咲いていた。渥美半島や知多半島の暖かいところにある観光農園では、菜の花がもう満開らしいが、このあたりの普通の畑では、まだこれからだと思っていたので意外だった。

一概に「菜の花」と言っても、正確にどの植物の花なのか、難しいところがあるようだ。今までは、種子から菜種油を採る「アブラナ」の花が菜の花だったが、最近の事情はどうもそれだけではないらしい。菜種油の殆どが外国から輸入されるようになってしまった現在では、国内では採油目的のアブラナの栽培はもうあまり行われていないという。畑に咲いている菜の花は、今では別の目的で植えられているようだ。

道端の家庭菜園のような畑に少しだけ咲いていたこの菜の花は、たぶんアブラナの菜の花だと思うが、違うのだろうか。
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