ミスミソウは、早春に株元から花茎を出して、その先端に1つの可憐なを咲かせる。バイカオウレンと同様に、花びらのように見えるのは萼片で、花弁というのはないそうだ。萼片の数も決まっておらず、6枚くらいのものから10枚くらいある花まで変異があるようだ。花の色は白色やピンク色が多いが、青色や紫色の花もあるという。花が可憐で綺麗なため、山野に自生している野生の株は盗掘されるらしく、稀少な準絶滅危惧種になっているようだ。
ミスミソウは、早春に株元から花茎を出して、その先端に1つの可憐なを咲かせる。バイカオウレンと同様に、花びらのように見えるのは萼片で、花弁というのはないそうだ。萼片の数も決まっておらず、6枚くらいのものから10枚くらいある花まで変異があるようだ。花の色は白色やピンク色が多いが、青色や紫色の花もあるという。花が可憐で綺麗なため、山野に自生している野生の株は盗掘されるらしく、稀少な準絶滅危惧種になっているようだ。
落ち葉の間から小さな白花のミスミソウが花芽を出していたが、ようやく蕾が開きかけたところだった。コンパクトデジカメにクローズアップレンズを付けて撮ったので大きく見えるが、花茎は5cmもないくらいだ。距離が近すぎて、ピントが少し外れているかもしれない。
葉や花がやや大きいオオミスミソウなのか、普通のミスミソウなのか判らないが、ミスミソウには違いないと思う。ミスミソウは、バイカオウレンやセリバオウレンなどと同じキンポウゲ科の野草で、早春の雪解けが始る頃に花が咲くことから、「雪割草」とも呼ばれている。ミスミソウの葉は、クローバの葉のように三つにくびれて、裂片の形が三角形をしているので、漢字では「三角草」と書くそうだ。