閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ガクアジサイ (3)

2009-07-17 | 樹木・花木
豊田市の愛知県緑化センターで咲いていたガクアジサイだが、たぶん園芸種ではないかと思う。僅かに青みがかった白い装飾花が八重になっていて綺麗だが、ガクアジサイは、やはり山で自生している素朴なものが好きだ。花期まで長く咲くよう改良された訳ではないだろうが、比較的遅くまで咲いているガクアジサイのようだ。








コメント

ガクアジサイ (2)

2009-07-16 | 樹木・花木
















コメント (2)

ガクアジサイ (1)

2009-07-15 | 樹木・花木
7月も半ばになり、先週末にはこの夏初めて蝉の鳴き声が聞こえてきた。おそらく、東海地方では明日と明後日あたりに予想されている雨を最後に、そろそろ梅雨が明けそうな気配だが、これから暫くは、あの猛暑が続く真夏を迎えることになるだろう。今日から週末まで所用で留守にするので、ワンパターンの画像ばかりだが、梅雨の間にあちこちで撮ったガクアジサイの花を、梅雨の名残りとして、先付けで纏めて載せておくことにする。

















コメント (1)

ヒメヒオウギズイセン

2009-07-14 | 草花
我が家のギボウシの隣で咲いているヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)だ。植えた訳でもないのに、いつの間にか増えてしまった花の一つだ。明治時代にヨーロッパから入ってきた帰化植物だそうだが、いまではあちこちで野生化していて、道端でもよく見掛ける。名前には“スイセン”と付いているが、アヤメ科だそうで、スイセンの仲間ではない。








コメント (1)

ギボウシ

2009-07-13 | 草花
我が家の庭で咲いているギボウシ(擬宝珠)だが、花茎が長く伸びるために、花が咲くと垂れ下がって行儀が悪くなるので、どうにも写真に撮りにくい花だ。東アジア原産だそうだが、欧米でも品種改良されているとかで、園芸種のギボウシも多いようだ。花の色や形は素朴だが、葉の色は斑入りなど種々あって、むしろ葉を愛でる愛好家が多いらしい。








コメント

スイカズラ

2009-07-12 | 樹木・花木
根の上高原で咲いていたスイカズラ(吸葛)だ。キンギンカ(金銀花)とも言うそうで、蔓性の常緑植物だが、花の形が面白いので撮っておいた。平地の林ではもう少し早く咲くようだが、この高原では6月下旬に咲いていた。花は、咲き始めは白いが、次第に黄色に変わっていくそうだ。








コメント

ミカワバイケイソウ

2009-07-11 | 草花
中津川市の「根の上高原」の湿地で6月下旬に咲いていた花だが、たぶんミカワバイケイソウ(三河梅草)ではないかと思う。もしかしたら、よく似た仲間のコバイケイソウかもしれないが、ネット情報では、根の上高原にはミカワバイケイソウがあるという記述がしてあるサイトがいくつかあったので、たぶんミカワバイケイソウでいいと思う。ミカワバイケイソウはコバイケイソウより蕊が長いのが特徴だそうだ。湿地の木道脇にも咲いていたので、写真を撮るには好都合であった。

豊橋市の葦毛湿原にはミカワバイケイソウが群生しているが、花は5月に咲くそうなので、やや標高の高い根の上高原では1ヶ月以上も季節差があることになる。ミカワバイケイソウは、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種Ⅱ類に分類されている東海地方固有の希少種だそうだ。











コメント

ヌマトラノオ

2009-07-10 | 草花
先週末にオカトラノオの画像を載せたが、オカトラノオ(丘虎の尾)は花穂が尻っ尾のように垂れるので“虎の尾”となったのに、このヌマトラノオ(沼虎の尾)は花穂が殆ど垂れないという。花穂が垂れないのに“虎の尾”というのも変だが、オカトラノオとよく似たやや丸みを帯びた白い小さな花が咲き、花穂が真っ直ぐ上に伸びている。豊田市の「自然観察の森」の水辺で咲いていた。








コメント (3)

マルバハッカ

2009-07-09 | 草花
洋風に言えばアップルミントとなるが、マルバハッカ(丸葉薄荷)ではないだろうか。葉は先がやや尖ってはいたものの、どちらかといえば丸く、表面が縮れたようになっていたので、マルバハッカだろうと思うが、あまり自信はない。ハッカの仲間はよく似たものが多いようで、もしかしたらオランダハッカか、それらが野生化した雑種なのかもしれない。豊田市竹町のハス田の畦道で、やや薄紫色がかった白い花がひっそりと咲いていた。地中海沿岸地方が原産地の帰化植物だそうだ。








コメント (3)

ハス (2)

2009-07-08 | 草花
愛知県でハスの花が有名なのは、レンコンの産地である愛西市の旧立田村あたりだ。去年は、猛暑の中を汗びっしょりになって「森川花はす田」と「船頭平河川公園」まで、ハスの花を見に行ったのを覚えている。このブログにも7月9日10日、それに11日に載せたが、今年もそろそろ見頃を迎える時季だろう。ここはいずれもハスの種類が多く、いろんな花を比較的長く楽しめる見本園のような所だが、新聞によると、名古屋市内の鶴舞公園や名城公園のハスは、どういう訳か今年は芽が出ずにあまり咲いていないそうだ。森川花はす田や赤蓮保存田、船頭平河川公園ではどうなのだろうか。梅雨の長雨が続いているので、ハスを見に出掛けようか迷っているところだ。











コメント (2)

ハス (1)

2009-07-07 | 草花
豊田市竹町の田ん圃で咲いていたハスの花だ。新聞だったかネット情報だったか忘れたが、ちょうど見頃だというので、先週初めに立ち寄ってみた。1種類しか植えられていないようだったが、綺麗に咲いていた。米国で交配された「ミセス・スローカム」という早咲きの品種だそうだ。咲き始めはピンク色だが、次第に黄色がかったクリーム色になると言う。ハスの花と言えば東洋的なイメージがあるが、外国で品種改良されたハスも多いらしい。











コメント (2)

ドクダミ

2009-07-06 | 草花
あちこちの日陰でよく見掛けるドクダミの花だ。芳香とは言えない独特の匂いがあるので、あまり好かれない花だが、近くでよく見れば綺麗な花だと思う。去年も5月20日に載せた時に書いたように、花弁のように見える4枚の白いのは総苞片で、真ん中の蕊のような黄色い部分が小さな花の集合体だそうだ。







コメント (3)

ユキノシタ

2009-07-06 | 草花
少し前の画像だが、幸田町の本光寺にアジサイを見に行った時に、お寺の境内で一ヶ所に密集して綺麗に咲き揃っていたユキノシタ(雪の下)を見付けた。群生したユキノシタの中で、ところどころに混じって咲いているのはドクダミの花だ。





コメント (2)

クガイソウ

2009-07-05 | 草花
豊田市の松平郷で咲いていたクガイソウ(九蓋草、九階草)だが、花はもう終わりに近かった。花に留まっている蜂はたぶんコマルハナバチのようだが、茶色い縞模様の虫は種類も名前も判らない。














コメント

オカトラノオ

2009-07-04 | 草花
オカトラノオ(丘虎の尾)だと思うが、花穂の先端が垂れ下がっているのを、虎の尻尾に見立てて名付けられたようだ。よく似た同じ仲間で、花穂が垂れ下がらず湿地に生えるヌマトラノオとか、両者の雑種もあるそうだ。














コメント (4)