今週号の『週刊金曜日』の特集は、「非正規労働者2000万人時代」である。
自らの生活費を自ら稼がなければならないのに、その賃金は「家計補助」的賃金。とくに「契約社員」や「派遣社員」は、正規の労働者と同様の働き方をしているのに、充分な賃金を得ることができない。そういう人が増えているのだ。それだけではなく、低賃金であるにもかかわらず、重い責任が課せられ、加重な労働が強制される。バイトでさえも「ブラックバイト」と呼ばれる、低賃金・過酷労働が蔓延している。
ボクの学生時代は、親の収入が右肩上がりで伸びていた時代なので、アルバイトは小遣い稼ぎのために片手間でやっていた。ところが現在は、親の賃金低下・学費の高騰により、学生のアルバイトはみずからの学費や生活費を稼ぐためのものになっている。
日常生活に貧困がまとわりつく時代となっている。
安倍政権は、そうした状況の改善を図るでもなく、さらに非正規を増やし、労働者の残業手当を奪い、長時間労働で働かせようとしている。
労働組合の主流は、そうした働く者と連帯する意思をもっていない。労働者「冬の時代」を変革する可能性はないのだろうか。
自らの生活費を自ら稼がなければならないのに、その賃金は「家計補助」的賃金。とくに「契約社員」や「派遣社員」は、正規の労働者と同様の働き方をしているのに、充分な賃金を得ることができない。そういう人が増えているのだ。それだけではなく、低賃金であるにもかかわらず、重い責任が課せられ、加重な労働が強制される。バイトでさえも「ブラックバイト」と呼ばれる、低賃金・過酷労働が蔓延している。
ボクの学生時代は、親の収入が右肩上がりで伸びていた時代なので、アルバイトは小遣い稼ぎのために片手間でやっていた。ところが現在は、親の賃金低下・学費の高騰により、学生のアルバイトはみずからの学費や生活費を稼ぐためのものになっている。
日常生活に貧困がまとわりつく時代となっている。
安倍政権は、そうした状況の改善を図るでもなく、さらに非正規を増やし、労働者の残業手当を奪い、長時間労働で働かせようとしている。
労働組合の主流は、そうした働く者と連帯する意思をもっていない。労働者「冬の時代」を変革する可能性はないのだろうか。