浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

自己アピール

2014-11-16 21:52:40 | 日記
 会話の中で、自分自身がいかに立派な人間であるかをアピールする人がいる。その人が立派な人間であるかどうかは、そのひとがどのようなことを考え、どのような動きをしているかで判断される。判断するのは自分ではない。判断するのは他者であって、他者はそれらを聞いたり、見たり、読んだりするなかで立派な人間であるかどうかを判断するのである。
 したがって、その人自身は、アピールする必要はまったくない。

 ボクが仲良くしている人たちは、ボクに対して自分がいかに立派な仕事をしているかをアピールなんかしない。ボクはその人たちが、立派な業績をもち、また尊敬できる行動をしていることを、直接その人から聞いたりしなくても、十分に認識している。「能ある鷹は爪を隠す」ということばがあるが、立派な人は皆そうであるし、とても謙虚である。「自分は偉いんだ」などというアピールなんかまったくしない。ボクの如きふつうの人間に対しても、ふつうに接してくれる。

 ところがいろいろな社会のなかに出て行くと、ボクに対していかに自分自身が偉いかを知らしめようとする人に出会うことがある。
 その人たちは、聞いてもいないのに、みずからの仕事や業績を語る、あるいは業績あるその分野での有名人といかに仲良く交際しているかを語る、あるいは自分が由緒ある家庭の出身であることを語る・・・・

 残念ながら、ボクはそういう話に興味関心はまったくないのだ。なぜか。そんなことを聞いても、会話によって双方が知的な面で、あるいは人間的な面で、何の益もないからだ。同時に、ボクの最大の関心は、この社会をどう良くしていくかであるからだ。

 知的あるいは人格的に自らを向上させる話、今まで知らなかったことを知ること、現在の社会のあり方をどうするかを議論すること・・・・・会話はすべからくそういうものにしたい。
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沖縄県知事選挙

2014-11-16 21:02:59 | 政治
 沖縄県知事選挙で、翁長氏が当選したとのこと。喜ばしい結果である。沖縄県民が頑張っているのに、本土の日本人は沖縄のことにあまり関心がない。
 沖縄の米軍基地は、日本の問題なのだ。沖縄の海兵隊は、もとは日本本土に駐留していた。それが沖縄に移駐し、沖縄の人々を苦しめているのだ。

 沖縄のことをもっともっと知ろう。
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心理テスト

2014-11-16 12:19:03 | 社会
 『毎日新聞』が興味深い記事を載せている。


教員心理テスト:採用試験で性、宗教質問 4自治体使用 「同性にひかれる?」「キリスト再臨信じる?」
毎日新聞 2014年11月16日 東京朝刊


 という記事だ。

http://mainichi.jp/shimen/news/20141116ddm001040180000c.html

 MMPIという心理テストだそうだ。

MMPI
 精神疾患である人と健常者を区別するために1943年、米国で開発され、日本には50年代から導入された。主に医療現場で使われ、質問項目の少ない短縮版もある。毎日新聞が情報公開請求で入手した適性検査概要によれば、550に上る質問内容は一般的健康▽一般的神経症状▽社会的態度▽男性性▽女性性▽抑鬱感情--など26領域。教員採用試験で使う場合、自治体は採点や判定業務を契約先である国内の発行元出版社に依頼するとみられる。


 さてその質問。

◇MMPIの主な質問文

・だれでも自分の見た夢の意味を知り、夢の教えに従うべきだ

・犯罪に関する新聞記事を読むのが好きだ

・父が好きだ(だった)

・時どき、悪霊にとりつかれる

・人と一緒にいる時、とても変なことが聞こえてきて困る

・法律は全部なくなったほうがよい

・同性に強く心をひかれる

・宗教の教典の中に書かれていることは、正しいと思う

・性生活に別に問題はない

・キリストの再臨(もう一度この世に現れること)を信じる

・女性も、男性と同じように性的に自由であるべきだ

・自衛隊員(兵隊)になってみたい

・あなたが男の場合…女だったら良かったのにと思うことが時どきある

・あなたが女の場合…自分が女であることを残念だと思ったことはない

 ※最も流通している出版社のMMPIより抜粋


 ギョギョギョ!!さかなくんのように驚いてしまうのだ。このテスト、浜松市や静岡市が行ったとのこと。

教員心理テスト:「プライバシー侵害」 受験者ら、募る不信
毎日新聞 2014年11月16日 東京朝刊

 教員本来の能力とは関係がないとみられる質問を含んだ心理テストが、一部自治体の教員採用試験の適性検査で行われていることが15日、明らかになった。精神疾患の有無を判定するための指標として、米国で約70年前に開発されたとされるテスト「MMPI」。受験した教員志望の学生や関係者からは、採用との因果関係が不明で人権侵害につながりかねない質問内容に、不信の声が相次いでいる。【藤沢美由紀】
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2014-11-16 00:05:47 | 日記
 今日は静岡で研究会があった。終了後、居酒屋に入った。ボクは酒は飲めないので、ウーロン茶、ジュースを飲んだが、それ以外の人はビール、日本酒(一回頼むと1000円もするものなど)をがぶ飲みしていた。

 ボクはその飲みっぷりに、今日は唖然とした。いろいろな日本酒の銘柄をつぎつぎ注文して、飲む、飲む、呑む。当然、その金額はすさまじいものになった。

 ボクは、断固として、「これしか出さない」と言って3000円を出した。

 しかしいつも思うのだが、なぜそんなにたくさんの酒を飲むのだろうか。ボクは酒がおいしいなんて思ったことがない。ビールはまずい、酒もおいしいものではない、ウイスキーなんてまずいとしかいいようがない。

 酒を飲まなくても、楽しい話はできるのではないかと思うのだが。

 若い頃、酒は飲み続ければ強くなれるといわれて挑戦したことがあったが、強くなれなかった。目が回り、倒れたこともあり、もう挑戦はやめようと思った。それ以来、ほとんど飲まない。つきあいでどうしても飲まざるをえない場合は、ビールをコップ一杯だけ。

 ボクは、酒を飲めない家系に生まれたが、それでよかったと思っている。
 
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