蛙

　今日、サツマイモを掘り出した。まだすべてではないが、寒くなるとサツマイモがダメになると聞いたので、早く掘り出そうと、午後2時半頃から始めた。

　ここ数日風邪気味だったので、畑に行っても、水遣りだけにしていた。昨日医者に行き薬を処方してもらい飲み始めたら回復したようだ。

　サツマイモは土に隠れていて、ときにとんでもないところからも出てくるので注意して掘り進んでいく。スコップを使って掘るのだが、ときにサツマイモを割ってしまうことがある。今日も2本そうなった。

　掘っていたら、大きなトノサマガエルが跳び出て来た。おそらくもう冬眠にはいっていたのだろう。申し訳ないことをした。農業は、自然の中での営みなので、移ろいゆく自然を十分に感じることができる。
　最近は17時頃には暗くなるので、今まで通りに16時ころに畑に行ったのでは、あまり作業は進まない。

　今日は、サツマイモを掘り、ダイコンを一本抜き、レタスとブロッコリー、キャベツなどの苗を植えた。

　なお、スーパーなどで野菜の価格を見ると、あまりの安さに驚く。出荷するまでの手間暇を考えると、あまりに安すぎるとおもう。

　明日は某歴史資料館にいくので、畑はお休み。

　

身を守る知識

　韓国の仁川のアジア大会で、一人の水泳選手がカメラを盗んだとされた事件があった。その選手が、今日、本当は盗っていない、と記者会見を行った。

　もちろんボクはその真偽について知っているわけではないから何とも言えないが、もし盗っていないならなぜ盗っていないと主張しなかったのか、認めないと帰国できないかもしれないと思ったから、と彼はその理由を語っていた。

　盗っていても、盗っていなくても、彼の一連の行動はまずい。

　以前、オーストラリア人から、こういう話を聞いたことがあった。

　彼は、オリンピックなどで金メダルを何個も取っていた水泳選手を教えたことがあり、その際、その選手は水泳のことしか頭にない、というようなことを言っていた。

　ボクは、スポーツにほとんどすべての時間を費やしている若者をたくさん見ているが、彼らも同じように、そのスポーツだけに専念し、それ以外の知識などは不要であるかのような態度を示していた。

　一人の人間として、どう行動すべきなのかが判断できるように、幅広い知識をもたせるようにすべきである。

一部だけに利益を集中させる政治

　アメリカの中間選挙で民主党が敗退した。ニュースを見ていたら、「今まで民主党に投票していた、景気がよいという話はあるが、自分たちの生活は悪くなるばかりだ、だから民主党にお灸を据えるために共和党に入れた」という人がいた。そうはいっても、共和党でも同じような政策が展開されるであろうことは予想がつく。新自由主義の政策が投げすてられない限り、この人の生活はよくはならないだろう。

　日本でも同様だ。トヨタの利益が2兆円を超えたそうだ。（『東京新聞』）

トヨタ純益初の２兆円　３月期予想　円安で上方修正

2014年11月6日 朝刊

　トヨタ自動車は五日、二〇一五年三月期（一五年三月までの一年間）の連結業績予想を上方修正し、本業のもうけを示す営業利益が従来予想より二千億円多い二兆五千億円になりそうだと発表した。円安の進行で輸出による収益が膨らみ、コスト削減努力も寄与する。税金などを引いた最終のもうけを示す純利益も二千二百億円多い二兆円となる見通し。

　消費税の輸出戻し税もあるから、輸出超大企業は笑いが止まらないだろう。

　だが、この円安は、庶民や中小企業を犠牲にして、こうした超大企業に利益を集中させる政策である。自国の通貨の価値を下げ続ける政策を、危険を冒してまで行う国なんかあるのだろうか。

　1ドル、115円にまでいったというニュースが届いた。庶民の貧困化を推進する安倍政権に怒りを覚える。

　山田厚史氏の次の文を読んで欲しい。

http://diamond.jp/articles/-/61677