サテュロスの引き揚げ料はいくら?

こんにちは。
至宝サテュロスの現金な話です。

発見の漁師ら、報奨金心待ち 万博で展示のブロンズ像(Sankei Web)
愛知万博に展示されている古代ギリシャのブロンズ像「踊るサテュロス」を海底から網で引き揚げたイタリア・シチリア島の漁師たちが、発見の報奨金支払いを心待ちにしている。ANSA通信が11日、伝えた。
像は1998年3月、操業中の漁船が水深500メートルの海底から引き揚げた。500万ユーロ(約6億8000万円)相当の価値があるとされる。


イタリアでは、拾い主に価値の25%を支払うことが義務づけられているそうです。サテゥロスは第一級の「超お宝」ですから、漁師の方々も相応の取り分を期待されているのでしょう。しかし、価値の500万ユーロとはどのような算定にて決定されたのでしょうか。気になるところです。

現在サティロスは愛知万博で展示されています。私も東京国立博物館の特別展示で拝見しました。(その時の記事はこちら。)東博での展示もバッチリ決まっていましたから、万博でもその魅力を十分に発揮しているのでしょう。このまま平穏に展示が終わり、イタリアへ無事に凱旋することを祈りたいです。
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